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[COMPUTEX]IntelがBay Trailタブレットの実動デモを公開。2560×1440ドットの高解像度3Dグラフィックスが軽快に動く!?
Bay Trailは,現行のAtomプロセッサ「Clover Trail」(クローバートレイル,開発コードネーム)と比較して,2倍のCPU性能と3倍のGPU性能を備えると予告されているものだ。なお,Bay Trailの詳細については,以下の記事も参照のこと。
[COMPUTEX]モバイル分野で反撃に出るIntel 22nmプロセスのSilvermontは,DX11対応の第7世代グラフィックスを統合して3倍速い!?
公開されたデモ機は10.1インチサイズ,解像度2560×1440ドットの液晶パネルを採用したタブレット端末で,CPUコアを4基統合したBay Trailを搭載しているという。デモ機のうち1台ではWindows 8が,もう1台ではAndroidが動作していた。
下に掲載したムービーを見てもらうと分かるが,Windows 8とAndroidのどちらでも,メニューに対するレスポンスやアニメーションが,非常に高速であることが見て取れる。
また,これだけの高負荷デモを実行しているのにもかかわらず,発熱量が少ない点も特徴とのことだ。Clover Trailの32nmプロセスに対して,1まわりシュリンクされた22nmプロセスを採用していることが,大きな効果を発揮しているに違いない。
なお,Bay Trailベースの製品は今秋より市場導入される予定,とのことだ。
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