ニュース
ブラウザで動作する3D MMORPG「いきものがたり」,ダンジョンに関する情報とスクリーンショットが公開に
いきものがたりはアメリカのゲームデベロッパSparkplay Mediaが開発した作品。“ブラウザ上で動作する,3Dグラフィックスで作られたMMORPG”として注目されているタイトルだ。冒険の舞台となるのは,人間が滅び去り,動物達の楽園となったヨーロッパ。プレイヤーは犬や猫,狐やカエルといった種族のキャラクターを操り,この世界に隠された謎に立ち向かっていくことになる。
今回は,そんないきものがたりのダンジョンに関する情報が公開された。本作には,いくつもの広大なフィールド(地上マップ)があるほか,30以上のダンジョンが存在する。これらのダンジョンは,グループごとに生成される“インスタンス・ダンジョン”となっており,攻略時には,グループのメンバーだけでじっくりとプレイを進められるとのことだ。ゲーム世界には,かつて存在した人間達の文明の痕跡が残されているというので,そのあたりも意識しつつ,公開されたスクリーンショットを見てみよう。
「いきものがたり」公式サイト
石碑の下に眠る『ストーンヘンジ地下遺跡』
現在の地球に存在するストーンヘンジ。
そこは古代には人間の祈りの場であったのではと伝えられているが、『いきものがたり』の世界の中では、ストーンヘンジの「表」の遺跡は何と空間転移(ワープ)の役割を持った超常的なスポットとなっており、「裏」、地下にあるこの「ストーンヘンジ地下遺跡」はある教団組織の根城となっている。
遺跡内部には、夜毎に犠牲と代償を捧げる邪悪な儀式の痕跡があるというが……
↑広大な空間を持つ遺跡内部には、教団のメンバーが至る所に徘徊している ↑教団のリーダー的な存在である巫女・クライラ。大地に腐敗をまき散らす教団の真意とは… ↑ストーンヘンジの「表」の持つ超常的な力は、プレイヤーを空間移転させることができる
髪長姫の面影うつる『ラプンツェルの塔』
私たちの知る地球では、グリム童話によって伝えられる、高い塔に幽閉された長髪の美女・ラプンツェルのおとぎ話。
塔を出た髪長姫ラプンツェルが最後にどこに立ち去ったのか。
いきものがたりの「ラプンツェルの塔」では、本棚や燭台が空に浮いたままのフロアがあったと思えば、巨大な椅子やテーブルに囲まれたフロアがあり、おとぎ話にふさわしく次々と表情を変える。
↑塔の内部はまさにおとぎ話にふさわしい、幻想的な空間が広がる ↑狂気に駆られた『カエル王子』をはじめとするおとぎ話の住人が、問答無用で襲い掛かる
巨大生物の亡骸たる『骨の広間』
それは、巨大な骨であり、何かの亡骸を思わせる広間。
乾坤と乾いた骨と土くれの続くそこは、プレイヤーたちの勢力と敵対する現地部族・キャリオナイトの根城で、奥には女王・アカズがその居を構える。
外敵の侵入を警戒するキャリオナイトとの交戦は避けられない運命にあるか……。
↑ワシの風貌をしたキャリオナイトたちは闘争本能の高い部族 ↑女王・アカズは、よそ者や他の獣たちをとても嫌う
「いきものがたり」公式サイト
- 関連タイトル:
いきものがたり
- この記事のURL:
(C)2009 Sparkplay Media. All rights reserved. "Earth Eternal" and the EE logo are owned by Sparkplay Media.