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「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目
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印刷2010/11/17 20:17

イベント

「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目

画像集#001のサムネイル/「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目

 パブリッシャのWeMade Onlineは2010年11月17日,同社がサービスを予定しているオンラインFPS「QuakeWarsOnline(クエイクウォーズオンライン)」(以下,QuakeWarsOnline)のプレスカンファレンスを,東京・秋葉原で開催した。
 カンファレンスでは,QuakeWarsOnlineの概要が紹介されたほか,今後のサービススケジュールが以下のように発表された。なお各テストのテスター募集要項や詳細な日時などは,後日あらためて発表される予定だ。

・第1次クローズドβテスト:2010年12月17日開始予定
・第2次クローズドβテスト:2011年1月20日開始予定
・オープンβテスト:2011年2月開始予定
・正式サービス:2011年2月下旬開始予定


画像集#002のサムネイル/「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目

「QuakeWarsOnline(クエイクウォーズオンライン)」公式サイト


QuakeWarsOnline 運営プロデューサー 亀田 誠氏
画像集#003のサムネイル/「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目
 最初に登壇したWeMade Onlineの運営プロデューサー,亀田 誠氏は,まず本作がゲーム史上の金字塔ともいえる「Quake」シリーズの流れをくんだオンラインFPSであることを紹介し,続けて本タイトルが宇宙からの侵略者「STROGG」と,地球を防衛する「GDF」(Global Defence Force)との戦いを描いたものであることを説明した。プレイヤーはSTROGGまたはGDFに属し,敵と戦っていくことになる。

 GDFとSTROGGには,それぞれ5種類の兵科が用意されており,自分のプレイスタイルやミッションの内容に応じて使い分けられる。また,タレットや車両も紹介され,とくにSTROGGの車両「サイクロプス」は,異星の技術によって弾を撃つ速度が変化したり,装甲が硬化したりするというからユニークだ。


●GDF

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・ソルジャー
最も火力の高い兵科で,メイン武器としてマシンガン/ロケットランチャー/ショットガンを選択できる。また爆弾を扱えるので,爆破ミッションの遂行には欠かせない存在である

・メディック
体力回復と,瀕死状態になった味方の蘇生が可能

・エンジニア
地雷と防御タレットの設置が可能な兵科。タレットや車両の修理に加え,爆弾の解体もできる

・フィールドオプス
弾薬補給が可能な兵科。信号弾を使って爆撃を誘導し,戦況を変えることもできる

・カバートオプス
敵の死体を使った偽装や,ハッキングを駆使して戦う。スナイパーライフルも使える


 ●STROGG

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・アグレッサー
GDFのソルジャーに相当。腕にガトリングガンなどの銃器を直接装備している

・テクニシャン
GDFのメディックに相当するが,敵の死体を利用してリスポーンポイントが作れる

・コントラクター
GDFのエンジニアに相当。兵器の修理と爆弾解体ができる

・オプレッサー
GDFのフィールドオプスに相当。バイオレーターというアイテムを使って爆撃を誘導できる

・インフィルトレーター
GDFのカバートオプスに相当。飛行ドローンやテレポーターといった,特殊武器の使用が可能だ


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 続けてマップ「リファイナリー」および「アーク」が紹介された。第1次クローズドβテストでは,この二つに加え,いくつかのマップが公開される予定になっている。

 リファイナリーのミッションでは,GDFが攻撃側でSTROGGが防衛側となる。まずGDFの車両「MCP」を護衛しながら特定のポイントを目指すのだが,MCPは,敵の攻撃を受けるなどして耐久力がゼロになると動かなくなるので,適宜エンジニアが修理する必要がある。
 ポイントにたどり着くと,「バリア再生機」をハッキングして停止させるミッションが発生。したがって,ミッション遂行には,カバートオプスが必須というわけだ。首尾よく再生機を停止させると,MCPに搭載された銃器で装置を破壊し,建造物の中に進入できるようになる。
 建造物内には,オブジェクトが2つ存在するので,ソルジャーがそれらに爆弾を設置して爆破すれば見事ミッション完了だ。

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 初公開となるアークのミッションは,STROGGが攻撃側でGDFが防衛側になる。最初のオブジェクトを爆破すると,兵器「マイニングレーザー」が建設できるようになる。レーザーを発射して所定の建物に穴を開けると,進入可能になるのだ。また会場では,進行すべき方向を示すマーカーや,建造物内のドアを爆破してルートを作り出す手段なども紹介された。
 こちらのミッションでは,最終的にバイオスキャナーを爆破すると完了となる。

画像集#021のサムネイル/「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目

 このように,QuakeWarsOnlineは敵を倒すことではなく,ミッションを遂行することでゲームが進んでいく。攻撃側はあらかじめ決まった「やるべきこと」を次々にクリアしていき,守備側は一定時間,それを阻止することが目標となる。つまり,ほかの多くのオンラインFPSとは異なり,敵を撃ち倒すことはそれほど重要視されていないのだ。
 また,ミッションをクリアするためには特定のクラスが必要になるため,チームごとに各クラスがバランス良く揃っていなければならない。プレイヤー同士の連携は,何にも増して重要になってくる。

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 上記したQuakeWarsOnlineのサービススケジュールが発表されたあと,亀田氏は続けて,本日11月17日の13:00から公式サイトで展開されているキャンペーンの紹介を行った。
 「Twitterモザイクアート」というキャンペーンは,決められたハッシュタグの入ったツイートをすることで,同タイトルのポスターを完成させるというもの。このモザイクアートには4つのキーワードが隠されており,それを運営本部に報告すると,抽選で賞品がプレゼントされるのだ。詳細は,公式サイトにてチェックしてほしい。

「QuakeWarsOnline(クエイクウォーズオンライン)」公式サイト


NHN Japan 「FPSFileld」プロジェクトリーダー 鹿野智子氏
画像集#028のサムネイル/「QuakeWarsOnline」プレスカンファレンス開催。第1次CBTは2010年12月17日スタート。また,日本語版クライアントもお披露目
 その後,NHN Japanが運営するFPS総合サイト「FPS Fileld」でプロジェクトリーダーを務める鹿野智子氏が,12月3日公開予定の映画「GAMER:ゲーマー」とのタイアップ企画を発表。
 これは,5タイトル前後のオンラインFPSにおいて,「FPS最強軍団」と「現役プレイヤー」の対戦イベントを実施するというもので,詳細は11月下旬にあらためて発表される予定だ。今後,FPSFileldでは,QuakeWarsOnlineを含めた各オンラインFPSタイトルでこうしたイベントを行っていくとのこと。

 カンファレンスの最後には,QuakeWarsOnline日本語版クライアントのお披露目が行われ,ゲストのタレント,小夏ミナトさんが亀田氏のサポートのもと,上記のリファイナリーマップに挑戦した。時間の都合で,ミッションの途中でプレイは打ち切りになってしまったが,小夏さんは「きわめたら相当面白そう」と感想を述べていた。
 また亀田氏は,GMイベントの実施や大会の開催により,QuakeWarsOnlineを盛り上げていくと強い意気込みを見せた。

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ネットゲーマーでタレントの小夏ミナトさんが,QuakeWarsOnlineに挑戦した
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小夏さんはリハーサル含めて二度目のプレイとのことで,車両を横転させてしまった
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  • 関連タイトル:

    QuakeWarsOnline(クエイクウォーズオンライン)

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