永遠の戦いを描く映画，「ハイランダー」のゲーム化が決定

　Eidosは，1986年に公開されたアクション映画「ハイランダー 悪魔の戦士」をベースとする新作アクションゲーム「Highlander」を，2008年末にPCのほかXbox 360，PLAYSTATION 3向けに発売すると発表した。

　映画「ハイランダー 悪魔の戦士」は，首を切り落とされない限り永遠に生き続ける宿命を持った男達の戦いを描く映画。監督はラッセル・マルケイで，主役の不老不死の戦士コナー・マクラウドをクリストファー・ランバートが，コナーに剣を教える騎士ラミレスをショーン・コネリーが演じている。
　この作品はカルト的な人気を獲得してシリーズ化され，映画版は全五作，さらにテレビシリーズやアニメになっているほか，過去にもゲーム化されている。

　今回新たに開発が発表された「Highlander」は，この不老不死の戦士同士による戦いを描いたアクションゲームで，フランスのゲームデベロッパWidescreen Gamesが，Unreal Engine 3を使用して開発している。
　主人公Owen MacLeodはローマ時代の戦士が，不老不死となって生き返ったという設定。時代を超えてほかの不老不死の戦士達と闘争を続け，それが現代に至っているというストーリーになるようで，ニューヨークやポンペイ，さらに日本もゲームの舞台として登場するようだ。

　ゲームの公式サイトはオープンしているが，現在のところ扉ページのみとなっている。なおYouTubeには，炎を吹き上げ噴火する火山を抱くポンペイ，高山に作られた日本の城郭，摩天楼のそびえるニューヨークといったシーンが収録された，ムービートレイラー第一弾が公開されている。