ニュース
BlueTrack搭載のゲーマー向けワイヤレスマウス「SideWinder X8」,3月13日に1万1550円で発売
Microsoftの日本法人であるマイクロソフトは,同社初のゲーム用ワイヤレスマウスとなる「SideWinder X8 Mouse」(以下,SideWinder X8)を,2009年3月13日に,1万1550円(税込)で発売すると発表した。
BlueTrackの技術背景については2008年9月10日の記事が詳しいので,ぜひそちらも併せて参照してほしいが,簡単にまとめるなら,「一般的な赤色ではなく,青色のLEDを用いることで,レーザーセンサーが持つ『サーフェス(=マウスの接地面)の凹凸に強い』特徴を獲得した光学センサー」である。“青い(光を利用した)トラッキング技術”だから,BlueTrackというわけだ。
右手用にデザインされた7ボタン+α仕様のマウス
バッテリー持続時間は公称30時間
- ドライバソフトでトラッキング解像度を250〜4000dpiの8段階から三つ選んで登録すると,いつでも切り替えられる「DPI On-the-Fly」ボタン
- クイックマクロ登録用の「Macro Record」ボタン
- Windows XP環境ではマウスの設定ウインドウ,Windows Vista環境ではゲームエクスプローラを起動する「Quick Launch」ボタン
も用意されるが,このあたりは初代「SideWinder Mouse」と同じだ。トラッキング解像度などのインジケータとして機能する小型液晶パネルを搭載するのも初代SideWinder Mouseと同じだが,SideWinder X8では,ここにバッテリーの状況なども表示されるようになっている。
そのバッテリーは単三形乾電池×1で,製品のブリスターパックには単三形ニッケル水素充電池が1本付属。同じく付属するワイヤレストランシーバには,充電用ケーブルが用意されており,“ワイヤードマウス”として,充電しながら利用可能だ。マイクロソフトは,満充電に要する時間を発表していない(※北米発表時には3時間とされた)が,その代わり,「1時間ごとに5分充電する」ことを推奨している。
このほか,主なスペックは下記のとおり。基本的には北米発表時のものから変わっていないが,国内発売に当たってマイクロソフトから正式発表された情報は太字にした。
とにもかくにも,発表日が明らかになっただけでも,首を長くして待っていた人には朗報だろう。さすがに安価というわけではないので,気になった人は,しっかりと予算を確保しておきたいところである。
●SideWinder X8 Mouseの主なスペック
- 基本仕様:BlueTrackベース(※光学センサー搭載)ワイヤレスタイプ
- ボタン:左右メイン,左サイド×2,チルト機能&センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,解像度設定変更専用ボタン「DPI On-the-Fly」×3,マクロ登録ボタン「Macro Record」×1,IntelliPointまたはゲームエクスプローラ起動ボタン「Quick Launch」×1(※スクロールホイールは回転止め機能付き)
- トラッキング解像度:250〜4000dpi(専用ボタン×3に任意の解像度設定を割り当てることで,いつでも変更可能)
- フレームレート:13000fps
- トラッキングスピード:120ips
- 最大加速度:75G
- リフトオフディスタンス:光学センサーを搭載した既存ゲーマー向けマウスと同程度
- USB接続インタフェース:USB 1.1 FullSpeed
- 無線周波数帯:2.4GHz
- 動作遅延:30ms以下
- バッテリー:単三型乾電池(※工場出荷時には充電池を同梱)
- バッテリー駆動時間:30時間(※3時間のフル充電時)
- マクロ登録機能:対応
- 内蔵フラッシュメモリ:非搭載
- 本体サイズ:77(W)×125(D)×38(W)mm
- 重量:約143g
- マウスソール:テフロン含有率100/50/0%の3種類(※付け替え可能)
- 対応OS:Windows XP/Vista
- 価格:1万1550円(税込)
- 発売予定時期:2009年3月13日
- 関連タイトル:
SideWinder
- この記事のURL: