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12月7日に8820円で発売。MS,「SideWinder Mouse」を正式発表
SideWinder MouseをSideWinder Mouseたらしめている,非常に特徴のある外観についてはプロモーションムービーをチェックしてもらうとして,国内公開されたときに明らかとなった仕様を,ここであらためて確認しておきたい。SideWinder Mouseの主な仕様は以下のとおりだ。
- センサー:レーザータイプ
- 解像度:200/400/800/1000/1600/2000dpi(このうち3段階をドライバソフトからプリセットでき,三つの専用ボタンからいつでも変更可能。本体に用意された液晶パネルで解像度設定を確認できる)
- フレームレート:7080fps
- ボタン総数:10(チルト機能のないスクロールホイールボタン含む)
- トラッキングスピード:45ips(ips:inches per second,マウスを1秒間に最大何インチ動かしたときまで操作に追従できるかを示した値)
- ポーリングレート500Hz
- 本体サイズ:74(W)×125(D)×40(H)mm
- 重量:165g(+30gまで増量可能)
- ケーブル長:約2m
- 保証期間:3年
製品が初公開されたとき,400/800/2000dpiとされていた解像度設定が,200〜2000dpi間を3段階のプリセットが可能になっていること,そして,サイズと重量,ケーブル長に関するデータのアップデートが2007年9月14日の記事からの変更点となる。
念のため特徴をまとめておくと,先に発売されたLogitech(ロジクール)の「G9 Laser Mouse」と同様,柔軟なカスタマイズに対応する点が最大のウリ。付属する3種類のソールによって“滑り”を調整できるほか,錘(おもり)による重量調整も可能になっており,その組み合わせは5000通りに達するという。
また,ソールと錘をしまっておくカートリッジを,ケーブルアンカー(=ケーブルスタビライザー)としても利用できる点や,マクロ機能の搭載もトピックとなっている。
最近の流行に逆らったホールド感重視の設計は好き嫌いが分かれそうだが,“かぶせ持ち”を想定したゲーマー向けマウスが少ないことを嘆いていたような人には,貴重な選択肢といえそうだ。(G9 Laser Mouseほどではないにせよ)価格が高めで,万人向けでないのは残念であるものの,また一つ,2007年秋の注目作が市場投入されることは素直に歓迎したい。
※2007年12月11日追記:初出時に,マクロ機能について「キーボードコマンドをドライバレスで登録できる」とありましたが,2007年12月6日に掲載したファーストインプレッションで説明されているとおり,マクロ登録に当たってドライバのインストールは必須となります。詳細はファーストインプレッションを参考にしてください。
- 関連タイトル:
SideWinder
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