業界動向
DHARMAPOINTの主要メンバー全員が退職。ブランドは事実上の終焉
4Gamerの独自取材によると,DHARMAPOINTを展開するクラストからは,DHARMAPOINTに関係する全社員が2013年9月30日付けで退職。そしてそのなかに,開発担当である梅村匡明氏ら主要メンバー3名が含まれることを確認できている。
現在のところ,DHARMAPOINTのブランドはクラストに残っており,在庫品の販売なども行われる見込み。ただし,販売終了後も修理を受け付けてくれるなど,手厚さに定評のあったサポートは,今後,受けられなくなる可能性が高そうだ。また,仮に今後同ブランドから新製品が登場したとしても,それに,DHARMAPOINT立ち上げ時の主要メンバーは関わっていないということになる。
日本発のPCゲーマー向け周辺機器ブランドとして2007年11月に立ち上がったDHARMAPOINTは,運営母体の変更という“事件”も乗り越え(関連記事),ここまでの間にマウス8製品,キーボード6製品,ヘッドセット6製品など,多数のゲーマー向けデバイスを投入してきた。4Gamer読者の間にもユーザーは多いのではないかと思われるだけに,理由が明らかにされないまま,主要メンバーの退職をもってブランドが終わっていくことになるのは残念だ。
DHARMAPOINT主要メンバーの新天地における活躍を祈りつつ,ゲーマーとしては,「魂」の受け継がれた製品がいつか登場してくることを期待して待ちたい。
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