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DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
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印刷2010/06/16 13:04

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DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新

 DHARMAPOINTブランドを展開するシグマA・P・Oシステム販売は,ゲーマー向けマウスの新モデル「DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM15)」(以下,DRTCM15)を,2010年7月16日に発売すると発表した。メーカー想定市場価格7980円(税込)。ブラック(型番:DRTCM15BK)とミッドナイトブルー(型番:DRTCM15BL)の2色で展開される予定だ。

画像集#002のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
DRTCM15BK
画像集#003のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
DRTCM15BL

 2010年6月1日10日,2度のティザーサイト更新を経て,少しずつ情報が公開されてきたDRTCM15だが,今回明らかになった製品概要をまとめてみよう。


従来製品同様,小型軽量なDRTCM15


画像集#007のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
 DRTCM15は,レーザーセンサー搭載の右手用ワイヤードマウスだ。
 「極限まで切り詰められた」(※製品情報ページより原文ママ)という本体は,サイズ64(W)×121(D)×42(H)mm,ケーブルを含めた重量が公称110gとなっている。小型で軽量といわれているDRTCMシリーズの従来製品は,サイズが63(W)×115(D)×42(H)mm,ケーブルを含めた重量は実測110gだったので,DRTCM15は見た目の割りに小型軽量に仕上がっているのが分かる。

画像集#008のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
 本体はカーブの入った左右非対称のデザインで,マウス左側面だけが窪んでいるのだが,ティザーサイトにあったキーワード「Cutlass」が示すのはこの形状だけではない。製品情報ページによれば,DRTCM15はフットプリント(≒底面積)を切り詰めることで,比較的小型の剣であるCutlassのような取り回しのよさを獲得しているとのこと。
 また,左右メインボタンの高さは同じではなく,左クリックのほうが急な斜面になっているのもポイントだ。

製品情報ページにある,横からDRTCM15を見た図。線で示されているとおり,マウス中央部分から下に切り込んだような形状にすることで,フットプリントを小さくしている
画像集#004のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新

 ボタン構成は,左右メイン,左サイド×2,チルト機能&センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,それに加え,スクロールホイールの手前に標準ではCPI変更に割り当てられている2ボタン式スイッチがあるので,合計では11ボタンということになる。
 ホイールのチルト機能は,マウス底面のスライドスイッチにより有効/無効切り替えが可能だ。
 なお,DRTCMシリーズの従来製品で用意されていた右側のサイドボタンは本製品では廃されている。
 ホイールのチルト機能と右側サイドボタンは,従来製品で評価の分かれていた機能だったので,今回の変更は妥当な仕様だといえるだろう。

DRTCM15のセンサーは中心からかなり離れている
画像集#006のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
 DRTCM15には,「史上もっともパワフルなレーザーセンサー」(※製品情報ページより原文ママ)とされているものを搭載。センサーのトラッキング速度と最大加速度は,順に150IPS,30G。トラッキング解像度は,90〜5040CPIを90単位で変更可能だ。
 レーザーセンサーの位置はマウス中央部ではなく,左前面にシフトしており,製品情報ページにでは「人差し指と親指の交差するライン上」と表現されている。この配置によって,マウスを持ち上げるときに前面を浮かせる人の場合,素早くセンサーの反応範囲外まで持ち上げられるというわけだ。

 さらに,左側にズレているのはセンサーだけでなく,マウス前面のケーブルも左寄り。このケーブルは柔らかい布巻きのもので,取り回しが重視されているだけでなく,従来のものより耐久性に優れるとのこと。

画像集#005のサムネイル/DHARMAPOINT,新型ゲーマー向けマウス「DRTCM15」正式発表。形状とセンサーを一新
 DRTCM15の各種設定を変更するには,設定ツール「ダーマコントロール2」を使用する。ダーマコントロール2は従来の「ダーマコントロール」とはインタフェースが変更されているだけでなく,CPI設定やレポートレート,ポインタ速度,加速の有無,スクリプトの編集,ボタンの割り当てなどを設定できる。設定はマウス本体に保存されるので,ドライバレスで動作する。割り当ては,マウスに搭載されている11ボタンすべてに可能で,保存できるプロファイルの数は五つまでだ。
 また,ダーマコントロール2で設定できるスクリプトは,従来の上位互換となっており,従来製品用に作成したスクリプトは新型マウスでも基本的に流用できる。

 このほか,詳細なスペックは以下の表を見てほしい。
 DRTCM15は,従来のシリーズと同様の小型軽量な仕上がりなだけに,その手のマウスが好きな人には非常に気になる製品なのは間違いない。発売日を楽しみに待つとしよう。

●DRTCM15の主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
  • 接続インタフェース:USB 1.1
  • ボタン:左右メイン,左サイド×2,チルト機能&センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,解像度設定変更専用の2ボタン式スイッチ(※チルト機能は本体底面のスイッチから無効化も可能)
  • トラッキング速度:150IPS
  • フレームレート:11750fps
  • 最大加速度:30G
  • トラッキング解像度:90〜5040CPI(※90単位で変更可能)
  • USBデータバス:16bit
  • USBレポートレート(ポーリングレート):125〜1000Hz(※任意で設定可能)
  • スリープモード:なし
  • リフトオフディスタンス:可変(※調整機能あり)
  • ファームウェアアップデート:対応
  • マクロ登録機能:対応(※本体に最大5パターン保存可能)
  • 本体サイズ:64(W)×121(D)×42(H)mm
  • 重量:約110g(※ケーブル含む)
  • マウスソール:未公開
  • ケーブル長:約1.8m
  • 対応OS:Windows 7/Vista/XP


DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM15)製品情報ページ:
http://www.dharmapoint.com/products/DRTCM15
  • 関連タイトル:

    DHARMAPOINT

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