プレイレポート
「ドラゴンネストR」2016年3月に「ヘイズアイスドラゴンネスト」の追加を含む大型アップデートを実施。初夏頃に予定されている「覚醒」システムの開発コンセプトも同時に公開
本作では毎年新規ドラゴンネストが追加されることが恒例となっているが,昨年の「レッドドラゴンネスト」以上の強敵が登場することになった。今回は,ヘイズアイスドラゴンネストの詳細と,定期的に行われているスキル調整を中心に情報を紹介していこう。
また,今年の初夏頃に導入する予定の「覚醒」システムの開発コンセプトも聞くことができたので,開発中の映像を交えつつここで公開していく。まだ調整段階でではあるものの,得意分野に特化した新しい戦闘パターンを備えた覚醒クラスがどんな活躍をするのか,今から楽しみにしておこう。
最高難度の「ヘイズアイスドラゴンネスト」が実装される
恒例の「DN-1グランプリ」も実装に合わせて開催予定
ヘイズアイスドラゴンネスト概要
●ステージ目標
- ステージは3ラウンドで,各エリアの魔物を倒すことで,エリアごとに中間報酬(※)アイテムを入手できる
- 最終エリアのボス「ヘイズアイスドラゴン ギイ」の討伐が最終目標となる
●入場情報
- 入場位置は時空の庭園にあるヘイズアイスドラゴンネスト入場ゲートから
- 入場可能レベルはレベル90
- 入場可能人数は5〜8人
- 入場券アイテムとして獄寒の種子が一つ必要
- 週間クリア可能回数は2回で,各エリアの中間報酬週間支給回数制限も2回
- 復活可能回数はなし
- アバターアイテムのセットには変身して戦う能力を付与するものがあるが,「第6回DN-1グランプリ」の開催期間中は変身スキルを使用不可となる
※いままでは最終クリア時の報酬しか存在していなかったため,ドラゴンネストに参加したがらない人もいたのだが,回数制限付きの中間報酬が設けられたことで,途中までしか行けないパーティでもプレイする価値が出てくる
同様に,回復スキルの回復量も調整されたため,魔物の行動パターンにあった“回復不可”の弱体効果や,ギミックによる即死攻撃といった「ヒーラークラスが危険なメンバーを助けられない」攻撃パターンもこれまでより少なくなっている。つまり,敵味方ともに強いスキルを押し付けるような従来の戦い方からの脱却が図られ,ヘイズアイスドラゴンネストでは,敵の行動を研究して対策を練る戦略的なバトルや,敵の動きを見てから対応する純粋なアクション性を楽しめるよう設計されているのだ。
では,ヘイズアイスドラゴンネストの各ステージを見ていこう。
各ステージとも強力な敵との一騎討ちが中心となり,ギミックは少なめで,敵の攻撃をきちんと回避しながらダメージを与えていくようなアクションゲームらしさがフィーチャーされているのが特徴だ。ちなみに,先行して2月の頭に実装した韓国でも,(今回のテストプレイを行った3月9日の時点では)まだ第2ステージを突破していないというから,難度はかなり高そうだ。
第1ステージで戦うのは,カタストロフに飼いならされた巨大な野獣「ミュタ コディアック」だ。従来のドラゴンネストは第6ステージまであったが,今回は3ステージしかないということで,その分,1体当たりのHPは多目に設定されている。
ミュタ コディアックに近づくとデバフの効果を受けてしまうので,これをエリアの周囲にある補助装置を使って防ぎつつ戦う必要があり,タンク役一人がターゲットを取って戦う作戦は安定しないかもしれない。
第2ステージの「ヘルベント ブラーファ」は,身体は小さいものの筋骨隆々で,いかにも近接攻撃を得意としてそうな外見だ。実際,強烈な攻撃を数多く繰り出してくるので,いかに敵の攻撃を回避してダメージを蓄積していけるかが攻略のカギになりそうである。
バトルエリアが広く,最初のうちは回避もそう難しくはないのだが,HPが半分以下になってからがヘルベント ブラーファの本領発揮だ。行動パターンが増えるうえに,とあるギミックにより回避が相当難しくなる。
最後の第3ステージで戦う「ヘイズアイスドラゴン ギイ」は,初の小型ドラゴンとなっていて,“移動しない大型ドラゴン”という従来の形とはまったく違うバトルが展開される。
その第1フェイズは,ギミックのみで攻略していくユニークなフェイズとなっており,ギミックを操作する人,ドラゴンのターゲットを取る人,そして出現するザコ敵を処理する人というように役割を分担して戦わないと苦戦すること必至だ。
第2フェイズに入ると,いよいよヘイズアイスドラゴンとの一騎討ちとなる。小型であるため,エリア内を自由に移動しながら,後方への強力な攻撃や地面に設置するタイプの攻撃,鈍足のデバフ付きの攻撃など,多彩な攻撃を繰り出してくるので,広いエリアを全体的に活用しながら戦っていこう。
気になる討伐報酬についても紹介しておこう。第1〜第2ステージの中間報酬は,「エヴォハンマーのかけら:コーマ」と「ヘイズアイスドラゴンのウロコ(第2ステージは二つ)」となっており,完全クリアできなくともヘイズアイスドラゴンの防具は作ることができる。
最終ステージクリア報酬については,以下のとおりだ。
●ヘイズアイスドラゴンネストクリア報酬
- ヘイズアイスドラゴンユニーク防具
- ヘイズアイスドラゴンアクセサリー
- ヘイズアイスドラゴンユニーク武器
- 特級レビス
- 豪雷のキューブ
- 強靭のユニーク紋章
- Lv.90 ユニーク紋章
- ヘイズアイスドラゴンのウロコ
- ヘイズアイスドラゴンの逆鱗
- スペラ
- エヴォハンマーのかけら:ナール
- エヴォハンマーのかけら:コルヌ
- 上級生命の清水
ドラゴン装備以外の目新しいアイテムとして登場した,「強靭のユニーク紋章」と「特級レビス」の効果が気になる人もいるだろう。強靭のユニーク紋章は,新しくクリティカル関連の能力が付与された紋章となっており,ヘイズアイスドラゴンネストでのみ入手できる。特級レビスは,竜珠強化最大値を+15(詳しくは後述)できる貴重なアイテムだ。
なお,ヘイズアイスドラゴンネストの登場により,ドラゴン強化クエストアイテムの対象が,レッドドラゴンからヘイズアイスドラゴンへと変更される。
多数のクラスに調整が入りスキルは大幅に上方修正される
3月のアップデートで導入される細かな新要素&修正項目も公開
2016年は,1月と2月にスキルバランスに調整が入ったが,3月も継続してバランスの見直しが行われることとなった。
全キャラクター共通の調整としてPvE時「スキル使用時のMP消費量が約半分」になる。さらに,MP回復効果のあるスキル「レリックオブヒールEX」「ヒールシャワーEX」「チャクラオブヒール(EX)」の3種のMP回復量が約2倍に増加することで,実質的に「ヒーラー系クラスのMP回復量増加」となる。これは,タフで長期戦になることが確実なヘイズアイスドラゴンネストを視野に入れた調整といえるだろう。
そのほかのクラス別のスキル調整に関しては以下のとおりで,全体的に大幅な上方修正が行われるようだ。まだ調整が行われていないクラスに関しては今後ということになるが,早ければ4月のアップデートでも再びスキル調整が行われるとのこと。
●アカデミック系エンジニア
- 実弾 実弾の最大所持数を15個に変更します(PvE/PvP)
- キャノンブラスター 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 598%→1095%
- 実弾装填 攻撃力が上昇します(PvE)
- ケミカルミサイル 攻撃力が上昇します。(PvE)
- マインスロアー 攻撃力が上昇します。(PvE)
- デモリッション 通常攻撃中に特殊攻撃使用可,特殊攻撃発動時に無敵効果を追加します(PvE/PvP)
-最大レベルを基準にした攻撃力 831%→ 1197%
- 最大レベルを基準にした攻撃力 2897%→3177%
-- 最大レベルを基準にした攻撃力 165%→ 171%
実弾消費量を15個に変更します(PvE/PvP)
攻撃力が上昇します
- 最大レベルを基準にした攻撃力 4977%→36678%(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 46%→1439%(PvP)
- ガトリングタワー 再使用時間を22秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 681%→1263%
- キャノンタワー 再使用時間を24秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します。(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 432%→597%
- アイスポンプタワー 再使用時間を34秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 482%→1632%
●アカデミック系シューティングスター
- アルフレッドビーム 攻撃力が上昇します(PvE)
- 実弾装填EX (追加) 実弾1個回復を追加(PvE/PvP)
- クラスマスタリーI スキル効果を追加しました(PvE)
- クラスマスタリーII 実弾装填EXインスタントの実弾獲得数が増加します(PvE/PvP)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1257%→2414%
(追加) 4秒ごとに実弾を1個自動獲得します
(追加) 「実弾装填」発動時,ケミカルグレネードの再使用時間を3秒短縮します
●アカデミック系ギアマスター
- チェーンソータワー 再使用時間を23秒に変更します(PvE)
- クラスマスタリーI 効果を変更します(PvE/PvP)
- クラスマスタリーII インスタントスキルを変更します(PvE/PvP)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 3150%→2692%
(削除) メカニックモード発動時,CT率が上昇します
(追加) すべてのタワー召喚時に移動速度が上昇します
(追加) すべてのタワー系スキルの再使用時間を短縮します
- 「ロケットジャンプ」発動時にビッグメカボンバー使用可
- 再使用時間を共有する
●アカデミック系アルケミスト
- インジェクター 攻撃力が上昇します(PvE)
- ミストインフェクション 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 688%→805%
- 最大レベルを基準にした攻撃力 215%→1168%
- ポイズンチャージ 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 447%→1230%
- アイシングマス 使用時にアルケミーバブルを追加獲得します(PvE)
- マグマウェーブ 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1457%→1660%
- スターシェイカー 再使用時間を10秒に変更します(PvE)
- ポイズンブレイク 再使用時間を15秒に変更します(PvE)
●アカデミック系アデプト
- アネステシア 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 214%→1067%
- マグマパンチEX マグマパンチの攻撃力上昇を50%に変更します(PvE)
- アイスパンチEX アイスパンチの攻撃力上昇が50%に変更します(PvE)
- マグマウェーブEX (追加)マグマウェーブの再使用時間を10秒短縮します(PvE)
- マグマウォールEX (追加)前/後方向キーを押しながら発動時,召喚する柱の位置を変更できます(PvE/PvP)
(追加)マグマウォールの再使用時間を10短縮します(PvE)
- アイスビーム (追加)発動中受けるダメージを減少します(PvE)
- クラスマスタリーI スキル効果を変更します(PvE)
- 火属性攻撃力の上昇幅が増加しました
- 氷属性攻撃力の上昇幅が増加しました
●アカデミック系フィジシャン
アルケミストのスキルが強化されているので実質的には上方修正されている
●ウォーリアー系ダークアベンジャー
- グレイブズ 攻撃力が減少します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1282%→1045%
- ドゥームブレード 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 557%→1014%
- ダークサファー 攻撃力が上昇します(PvE)
- 通常攻撃 - 最大レベルを基準にした攻撃力 442%→783%
- 最終攻撃 - 最大レベルを基準にした攻撃力 883%→1566%
- ベンジェンスストーム 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1347%→2593%
- シャドーコール スキル効果を変更します(PvE)
- 持続時間を60秒に変更します
- 再使用時間を10秒に変更します
●ウォーリアー系マーセナリー
- フライングスウィング 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1474%→1960%
- タフネス スキル効果を変更します(PvE)
(削除) HPが一定の値以下になると追加攻撃力を強化する効果を削除しました
(追加) 物理攻撃力15%上昇を追加しました
- ローリングアタック 再使用時間を19秒に変更します
(追加)レベルが上がるごとに再使用時間1秒短縮
- ギガンティックボンバー 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 4884%→8711%
- ホイールタイフーン 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 6929%→9660%
- タウンティングハウル スキル効果を変更します(PvE)
- 再使用時間を10秒に変更します
- 持続時間を15秒に変更します
●ウォーリアー系デストロイヤー
- フライングスウィングEX 再使用時間を6秒に変更します(PvE)
フライングスウィングの攻撃力上昇を100%に変更します
- チャージングハウル 使用回数を3回追加チャージできるようになります(PvE)
- パニッシングスウィングEX 挑発維持時間を16秒に変更します(PvE)
フライングスウィングの爆発攻撃力を物理攻撃力に変更しました(PvE/PvP)
- メイルシュトロームハウル 再使用時間を15秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1317%→2534%
- サークルボンバーEX 後ろ方向キーを押しながら発動すると爆発位置を変更します(PvE/PvP)
再使用時間を11秒に変更します(PvE)
再使用時間を24秒に変更します(PvP)
サークルボンバーの攻撃力上昇を100%に変更します(PvE)
- ローリングアタックEX ローリングアタックの攻撃力上昇を100%に変更します
- クラスマスタリーI スキル効果を変更しました
(削除) バトルハウル/タウンティングハウル/デヴァインハウリング使用時の追加攻撃力強化を削除しました(PvE/PvP)
(追加) 攻撃力が10%上昇します(PvE)
(追加) 攻撃力が5%上昇します(PvP)
- クラスマスタリーII スキル効果を変更しました
(削除) リベンジアンガー使用時に再使用時間を短縮する効果を削除しました(PvE/PvP)
体力の50%の攻撃力が上昇します(PvE)
●ソーサレス系ソーサレス
- ミスティックメディテーション 再使用時間の短縮効果追加
- ファイアウォール 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1388%→2032%
- イグニション 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 575%→1762%
- インフェルノ 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 1784%→3469%
- アイシフレクション 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 696%→1591%
- フレイムボルテックス 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 4636%→10002%
- フレイムロード 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 933%→1349%
●ソーサレス系セレアナ
- フレイムロードEX (追加)発動中に受けるダメージが減少します(PvE)
- ローリングラーバ 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 3706%→4066%
●アーチャー系ボウマスター
- ソニックスティング 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 181%→584%
- レボリューションバリスタ 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 6321%→8187%
- シーズスタンス 再使用時間を20秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 756%→1110%
- レインアロー 再使用時間を24秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 63%→140%
- エアリアルチェーンショット 再使用時間を12秒に変更します(PvE)
- フェイクシュート 再使用時間を15秒に変更します(PvE)
(追加) スキルレベルが上がるごとに再使用時間を1秒短縮(PvE)
- エクステンションアロー 再使用時間を10秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 223%→346%
- ラピッドショット 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 280%→316%
- スウィフトショット 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 606%→708%
- スタニングショット 再使用時間を25秒に変更します(PvE)
(追加) スキルレベルが上がるごとに再使用時間を1秒短縮(PvE)
- トライアングルショット 再使用時間 14秒に変更します(PvE)
(追加) スキルレベルが上がるごとに再使用時間を0.5秒短縮(PvE)
●アーチャー系スナイパー
- シーズスタンスEX スキル効果を変更します(PvE)
- 通常攻撃連続発射時,徐々に発射速度が上昇します
- 通常攻撃連続発射時の最大発射数を7回に変更します
- 発射速度を少し上方修正します
- 再使用時間を3秒に変更します
- ブラストアロー スキル効果を変更します(PvE/PvP)
- ブラストアローの攻撃力をチャージアローの90%に変更します(PvE)
- 発射体の移動速度/判定を改善しました
- 発射体の貫通効果を削除しました
- ブラストアロー後のディレイモーションを改善しました
※もともと貫通効果により大型の魔物に強力なスキルだったが,小型の魔物には本来の威力を発揮しにくかった。今回の調整では,貫通判定がなくなる代わりに当たれば全弾ヒットするようになり,小型の敵にも安定してダメージを与えられるようになる
- クラスマスタリーII シーズスタンスEXインスタントを矢3発に変更します(PvE)
●アーチャー系アーティラリー
- デトネイティングアロー 再使用時間を15秒に変更します(PvE)
攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 536%→1409%
- マジカルブリーズ FD値を30%に変更します(PvE)
●クレリック系全クラス共通
- すべてのアクション発動後に,円滑にローリングへとつなげられるよう操作を改善しました(PvE/PvP)
- タフネス 受ける魔法ダメージ10%減少効果を追加します(PvE/PvP)
●クレリック系パラディン
- ウィールオブアイアン スキル効果を変更します
- スーパーアーマー効果を適用します(PvE/PvP)
- 状態効果適用中はエフェクトを表示します(PvE/PvP)
- 持続時間を23秒に変更します(PvE)
- 持続時間を18秒に変更します(PvP)
- 受ける物理/魔法ダメージを30%に変更します(PvE/PvP)
- シールドチャージ 突進距離が上昇します(PvE/PvP)
再使用時間を12秒に変更します(PvE/PvP)
- エレメンタルオーラ MP継続消費を削除します(PvE/PvP)
- コンビクションオーラ MP継続消費を削除します(PvE/PvP)
- トールハンマー 攻撃判定を改善しました(PvE/PvP)
無敵時間変更(発動後1.3秒間無敵)(PvE)
(追加)発動中に受けるダメージ50%減少(PvE) 攻撃力が上昇します
- 最大レベルを基準にした攻撃力 物理攻撃力 7321% / 魔法攻撃力 7168%(PvE)
●クレリック系クルセイダー
- ジャッジメントハンマーEX 飛ばしたハンマーが発動者の所に戻ってきた時の最大攻撃回数制限を削除しました(PvE/PvP)
●クレリック系プリースト
- ライトニングボルト 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 740%→1120%
- マインドブレイカー 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 836%→1272%
- チェーンライトニング 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 356%→576%
- エレクトリックデトネーション 再使用時間 12秒に変更します(PvE)
- グランドクロス アクション速度を改善しました(PvE/PvP)
発射体移動速度/判定を改善しました(PvE/PvP)
攻撃力が上昇します(PvE/PvP)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 561%→858%
- ホーリークロスバースト 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 827%→1034%
- ヘブンスジャッジメント 攻撃力が上昇します(PvE)
- 最大レベルを基準にした攻撃力 5916%→8042%
●クレリック系インクイジター
- コンセクレイション ホーリークロスバーストの追加ダメージを500%に変更します(PvE)
- コンセクレイションEX 魔法陣の上での発動者の移動速度が30%上昇します(PvE/PvP)
- マインドブレイカーEX 球体爆発までにかかる時間を短縮しました(PvE/PvP)
球体爆発時に50%の追加ダメージを適用します(PvE/PvP)
- エレクトリックデトネーションEX (追加) エレクトリックデトネーションの攻撃力30%追加(PvE)
雷1発当りのダメージを10%に変更します
●カーリー系ダンサー
- リフレッシングスクリュー 敵が受けるすべてのダメージ増加を削除(PvE/PvP)
- ミストステップ 攻撃命中時[ミストステップ]再使用時間100%回復を追加(PvE)
- ミストステップ 敵が受けるすべてのダメージ増加を追加(PvE/PvP)
3月のアップデートは新規ドラゴンネストの追加とスキル調整が中心となるが,ほかにも細かい仕様の変更があるのでここで列記しておこう。
●竜珠強化が最大値+15まで拡張される
Lv.90竜珠アイテムを最大+15まで強化できるようになる。強化に失敗する可能性はあるものの,失敗しても素材が消失するのみで大きなペナルティはない。ただし,強化の消費材料として特級レビスが不可欠なため,ヘイズアイスドラゴンネストを完全にクリアする必要がある。
●生産可能アイテムの追加
Lv.90ユニーク等級の装備を強化する時に必要な材料「上級生命の清水」が生産可能となる。材料は「生命の清水3個,八角珠3個,15ゴールド」。
前述したように新規ドラゴンネストの追加に伴い,ユニーク等級のヘイズアイスドラゴン装備生産も追加される。
- ヘイズアイスドラゴン メインウェポン 必要素材:466ゴールド 80シルバー/ヘイズアイスドラゴンの逆鱗 9個/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 30個
- ヘイズアイスドラゴン サブウェポン 必要素材:297ゴールド 60シルバー/ヘイズアイスドラゴンの逆鱗 9個/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 30個
- ヘイズアイスドラゴン ヘルム 必要素材:250ゴールド 80シルバー/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 22個
- ヘイズアイスドラゴン アーマー 必要素材:378ゴールド/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 30個
- ヘイズアイスドラゴン ボトム 必要素材:324ゴールド/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 26個
- ヘイズアイスドラゴン グローブ 必要素材:133ゴールド 20シルバー/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 18個
- ヘイズアイスドラゴン ブーツ 必要素材:133ゴールド 20シルバー/ヘイズアイスドラゴンのウロコ 18個
●女神の祈り商店アイテム追加
女神の祈り商店にロフェメイン/サブウェポン(価格:女神の祈り225個)とヘイズアイスドラゴンネストの入場券「獄寒の種子」(価格:女神の祈り3個、1週間で5個まで)が追加される。従来のドラゴンネストの場合,一つ前のネストでドロップされる入場券を手に入れる必要があったが,今回からは女神の祈りと交換する方式となった。最高難度のコンテンツにとはいえ,中間報酬も入手できるので,気軽に参加しやすい環境になってきているのではないだろうか。
●装備強化と竜珠強化のユーザーーインタフェース改善
装備強化と竜珠強化にガイドメッセージが追加,強化/生産に必要な材料アイテム数の表示方法が変更されるといったユーザーーインタフェースの改善が行われる。
●レッドドラゴンネスト(ハードコア)の入場条件緩和
レッドドラゴンネスト(ハードコア)入場時に入場券が必要なくなる。
以上のように,3月の大型アップデートでは,ヘイズアイスドラゴンネストの追加とスキルの調整を中心にさまざまな追加/改良が行われる。ドラゴンネストが追加される時期になると,高難度のドラゴンネストを攻略するべく,休止中のプレイヤーも戻ってくるケースも多く見られるが,それに合わせてカムバックキャンペーンも予定されているという。また,こちらも恒例となっているDN-1グランプリも行われるので,仲間と協力してヘイズアイスドラゴンを討伐してもらいたい。
アップデートの話題からはそれてしまうが,テストプレイ時に 日本サービスプロジェクトリーダーYAMAMOTO氏が同席していたので,R化以降のネストダンジョンにおいて,サーバーから通信が切断されてしまう問題について聞いてみた。
YAMAMOTO氏によると,昨年の8月頃からそうした通信切断の問題が起こっていることは運営として把握しており,通信のログ解析を行いながら開発に改善の要請を出していたそうだ。開発としてもあらゆる手法(プログラムの見直しだけでなくハードに問題があるかどうかの確認まで)を試して問題の解決に努めていたようだが,原因の究明には至らなかったとのこと。
そうこうしている間に2016年を迎えてしまったわけが,ここでようやく問題の解決に糸口が見えたという。当初日本だけで発生している問題と見られていたが,アップデートが追いついてきたほかの国でも同じような問題が発生するようになり,原因と思われる箇所が絞られてきた。そして,今年の2月に原因と思われる箇所を修正するパッチを導入し,通信切断の問題はひとまず終息するに至っている。
障害が起こっていた期間が長かったこともあって,現状はまだ様子見の段階ではあるが,近々公式に事の経緯を公表するとのこと。長期戦が予想されるヘイズアイスドラゴンネストだが,通信障害で戦い半ばで退場させられる……という事態は発生しないと思われるので,そこは安心してもらいたい。
「原因が判明して直せる目処がついたら公表しようと思っていましたが,なかなか発見することができず,プレイヤーの皆様には長い間ご不便をお掛けして申しわけありません。ヘイズアイスドラゴンネストは,安心して楽しんでいただけるような環境になっていますので,ぜひ高難度のコンテンツに挑戦してみてください」(YAMAMOTO氏)
「覚醒」システムにより既存のクラスは得意分野に特化
独特な操作感と新しい戦闘パターンが
今回,3月以降のアップデート内容についての情報もキャッチできたのでここで紹介していく。情報を追いかけている現役プレイヤーならピンとくるかもしれないが,「ドラゴンネスト」の“再始動”発表会で開発スタッフによる座談会上で発表(関連記事:https://www.4gamer.net/games/043/G004358/20150807097/)された「覚醒」システムの仕様が固まってきたようだ。
覚醒とは,既存のクラスに新たなプレイスタイルを付与するターニングポイントになるようなシステムで,ほかのクラスとは違ったプレイ感をコンセプトに開発を行っているという。選択型の転職ラインが追加されるのではなく,既存の2次職を深化させるスキルツリーが設けられるイメージだ。ツリー方式が採用されていることから,どういったスキルを選ぶのかによっても戦闘スタイルが変わっていくのだろう。
ドラゴンネストのレベル50キャップの時代に新スキルが実装されてから数年が経過するが,その間は,既存スキルの強化やEXスキル,インスタンススキルの追加という形のみで,実質的な新アクティブスキルは一つも実装されてこなかった。それが,覚醒システムにより,一気に複数種類のスキルが追加される見込みであり,それによって新しい戦闘パターンが生まれるはずだ。
ソーサレスを例にした覚醒のコンセプトを見てみると,各2次職に一つの戦闘キーワードを持たせ,特化型の戦闘方式へと変化していくのが覚醒の特徴となるようだ。
●ソーサレス2次職 → ソーサレス覚醒以降
- マジェスティー(重力メイン/レーザーサブ)→マジェスティー(重力特化)
- スマッシャー(レーザーメイン/重力球サブ)→スマッシャー(レーザー特化)
- セレアナ(火属性メイン/氷属性サブ)→セレアナ(火属性範囲攻撃特化)
- エレストラ(氷属性メイン/火属性サブ)→エレストラ(氷属性による広範囲の状態異常付与)
●ウォーリアー系グラディエーター
近接物理攻撃タイプのグラディエーターは,剣を使った攻撃力が魅力だが,覚醒により高速の機動性と爆発的な攻撃力を持つ抜刀術を会得できる。スキル使用中に,任意の方向に瞬間移動しつつ抜刀術を発動できるほか,4連続のダッシュ攻撃も行えるのでエリアの制圧力もある。
●ウォーリアー系デストロイヤー
近・中距離物理攻撃タイプのデストロイヤーは,鈍器のような重い武器を使った敵の守りを破壊する能力と,叫びによる強力な範囲攻撃が持ち味。覚醒すると鈍器特化となり,腕力を極大化させた“クラッシュモード”で前方の敵を残らず殲滅できるようになる。通常攻撃の5連撃も破壊力抜群で,デストロイヤーの名に恥じぬ重戦車のような戦い方ができそうだ。
●ソーサレス系マジェスティー
闇属性の攻撃スキルを操り,広範囲にいるモンスターにダメージを与えられるマジェスティーは,覚醒することで重力に特化した能力が開花する。地面に重力場を設置したり,自身を重力球と化して移動しながら直接攻撃するなど,今までのソーサレス系とは一味違った戦略的な攻撃が可能となるだろう。
●ソーサレス系エレストラ
「氷結」や「凍傷」といったデバフ効果を敵に与えられるエレストラは,覚醒後,氷攻撃に特化されて巨大氷結エリア生成できるようになる。広範囲に及ぶ強烈な氷結エリアの前に,敵は文字通り氷結して動けなくなる。また,召喚体の氷竜巻を持続的に召喚するスキルも使い勝手がよさそうだ。
●アーチャー系アーティラリー
弓を使った遠距離魔法攻撃タイプのアーティラリーは,覚醒によって砲撃特化の能力を得て,任意のエリアに向けた大規模砲撃が可能となる。敵を集める魔法の矢を設置しつつ,着弾地点を任意に指定できる大規模砲撃矢を発射してダメージを与えるスタイルで戦うことになりそうだ。
運営チームのYAMAMOTO氏によると,ウォーリアー/ソーサレス/アーチャーの2次職(今回動画で紹介していなかった2次職を含め)全12クラス分の覚醒が,日本では初夏くらいに導入される予定だという。クレリックやアカデミックなど,ほかの系列クラスに関しては,今後定期的に追加し,最終的には全クラスが覚醒することになる。段階的に覚醒していくので,覚醒のあるクラスと覚醒のないクラスが混在する期間ができてしまうが,運営としては,期間限定の措置を行って格差を埋められるような措置をしていきたいとのこと。
毎月スキルのバランス調整を行っている中で,完全新規のスキルが追加されることに戸惑いを覚える人もいるかもしれないが,開発中の映像を見ると,完全新規のスキル,そして特化された覚醒クラスの戦い方に興味をかきたてられてしまう。本国でもまだ実装されていない覚醒システムにより,ドラゴンネストRのバトルにどのような変化があるのか。来るべき覚醒実装に備え,今後発表されるであろう新情報にも注目してもらいたい。
最後に,YAMAMOTO氏から4Gamerの読者に向けたメッセージを掲載しておこう。
「運営としてイベントなどを開催していますが,お客様にご満足していただけていない部分もありますので,今後も改善を重ねてまいります。2016年は待望の新スキルの追加を含む『覚醒』システムも導入される見込みですので,本当の意味でR化されるように,今年がんばっていきます。現役でプレイされている方も,DN-1グランプリをきっかけに久しぶりに戻ってこられる方も,ご満足いただけるよう努力していきますので,これからもドラゴンネストRをよろしくお願いします」(YAMAMOTO氏)
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