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Intel,2008年を10大ニュースで振り返る。2009年はWiMAXの年に?
これらを踏まえたインテルの吉田和正代表取締役社長は,「有言実行ができた」「新しい市場を切り開くことができた」と自画自賛し,エンタープライズ市場なども含めて「まだ3週間あるが,結果的には,満足できる年だった」と,2008年を振り返る。第4四半期になって,全世界規模で市場が急激に収縮した件については,「勢いが落ちたものの,Intel製品はスローダウンしていない」と強気のコメントを寄せていた。「Intelというのは,状況が悪ければ悪いほど元気になる会社だ(笑)」(吉田氏)
例えばモバイルコンピューティングだと,Centrinoというブランドは軸に据えつつ,「いずれSoC化していくAtomで,これまでなかったようなモバイル機器に入っていく」(吉田氏)と予告する。
ついにWiMAXの商用化が近づいてきた |
まとめのスライドには「40 YEARS of Changing The World」のバッジが。40年間,世界を変え続けてきたと言い張れる企業は多くないはずで,Intelの“とてつもなさ”が窺い知れる |
すでに,インテル社内では担当者の選定も終わっているようで,年明け以降,満を持してマーケティング活動が始まる見込み。2009年が終わる頃には,「市場を切り開いた」実績として,WiMAXが紹介されているかもしれない。いずれにせよ,モバイルノートPCやNetbookでPCゲーム,とくにマルチプレイタイトルやオンラインラインタイトルをプレイしたいと思っている人は,年明けから,WiMAXの動向を注視していたほうがいいだろう。
- 関連タイトル:
Core i7(LGA1366,クアッドコア)
- 関連タイトル:
Atom
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(C)Intel Corporation
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