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[CJ 2007#21]BMXに跨って街や砂漠でレースを繰り広げる「OOXX-online」
現在,本作に用意されているコースは,街,山中,砂漠など7種類。山あり谷ありのコースの途中にはジャンプ台が置かれており,ジャンプ中にさまざまなアクションを繰り出してポイントを稼ぐのが,順位と並んで本作で重要となるポイントだ。レースは個人戦もしくはチーム戦で行われ,それぞれのレースモードで,相手を妨害したり,自分の能力を高めたりするアイテムの使用の可否が設定できる。また,1レースにつき最大8人で対戦可能であるとのこと。
プレイヤーが選択できるキャラクターは男女どちらかの2種類のみだが,豊富に用意された服装アイテムで外見をカスタマイズできる。キャラクターには,「最高速度」「加速力」「アクション」「ジャンプ力」の四つのパラメータが設定されており,着ている服によってこれらのパラメータが変化するという。
もちろん,乗っているBMXによって性能が変わるという要素もある。ベースとなるBMX(中にはBMX以外の乗り物もあるようだが)だけで24種類あり,フレームやハンドル,ペダル,タイヤなどを交換することで,見た目や性能が変化する。これらのアイテムは,ゲーム内で得たポイントで購入できる。本作は基本プレイ料金無料のアイテム課金制でサービスされる予定で,正式サービス後はリアルマネーでも購入可能となるようだ。
現在すでに,香港,シンガポール,マレーシア,北米でのサービスが予定されており,日本でのサービスも交渉中であるとのことだった。今回プレイできたバージョンでは,正直それほどスピード感や爽快感があるようには感じられなかったが,それは乗っているBMXの性能のため,あるいはまだまだ開発途上のバージョンであったためであるかもしれない。危険と背中合わせの華麗さをウリにしているエクストリームスポーツは,ゲーム化しやすいジャンルでもあり,今後のアレンジ次第でさらに一皮むけたゲームに化けるかもしれない。
言うならば「オンラインカート」の一種に過ぎないが,そのキャラクターとパーツカスタマイズにおいては正統派で,ゲームの世界に違和感なくとけ込めそうな作品に仕上がっている。
なお,まったくの余談だが,本作でもパンダは颯爽とBMXに跨って登場する。とはいえ,本作におけるパンダは服装アイテムの一種で,本物のパンダではないとのことだ。どのオンラインゲームにもパンダが出てくるのは,中国ならでは。(ginger)
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