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ベテランゲーマーには懐かしいストラテジーのリメイク版「Jagged Alliance: Back in Action」のスクリーンショットが公開
「Jagged Alliance」公式サイト
1994年にリリースされた「Jagged Alliance」は,「X-COM: UFO Defense」(1994年)や「Fallout」(1997年)同様,ターンごとに移動して敵と戦っていく,戦略性とアクション,さらにRPG的な成長要素を融合させたシステムがゲーマーの間で高い評価を得たゲームだ。しかし,1999年に発売された「Jagged Alliance 2」は,当時すでに古くなっていたグラフィックスがマイナスに働いたのか,メディアから十分な評価を受けながらも,セールスには結びつかなかった。
現在制作が進められているJagged Alliance: Back in Actionは,この第2作を独自のゲームエンジンで作り直したリメイク版になる。
もっとも,開発の話は2007年頃からあり,そのときは「Jagged Alliance 3」と名付けられ,ロシアのAkellaが開発を進めていた(関連記事)。また,それとは別に,「Jagged Alliance 3D」というタイトルの話も2005年頃から聞こえており,なかなかややこしいことになっていた。これまでの経緯は明らかではないが,Jagged Alliance: Back in Actionは,Jagged Alliance 3を改題したものであるようだ。
ゲームのストーリーは,独裁国家であるArulcoに潜入した主人公が,抑圧されている民衆を解放するため,仲間と共に反乱軍に参加して大暴れするというもの。60種類以上も用意された個性的な傭兵ユニットから仲間を選び,自分好みの部隊を編成できるうえ,戦闘をこなしていくことでそれぞれの兵士がレベルアップするという,シリーズではおなじみのシステムだ。もちろん,兵士ユニットのモラルや,資源,外交など,ストラテジーらしいさまざまな要素も詰め込まれており,アクションだけでなく,じっくりゲームを楽しみたいプレイヤーにも向いている。
現在はPC版のみのダウンロード販売が予定されており,2011年10月20日にヨーロッパのドイツ語圏向けに発売されたあと,2011年第4四半期にワールドワイドにリリースされる予定だ。
- 関連タイトル:
Jagged Alliance: Back in Action
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