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現在第1次CBT実施中,「夢世界 -武林外伝-」のスクリーンショットを掲載
日本では完美世界と同じくシーアンドシーメディアが運営する予定で,12月14日(金)から24日(月)までの間,第1次クローズドβテストが実施されている。この第1次CBTのスクリーンショット38点を4Gamerに掲載した(※新画像は013〜050)。
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さて,“中国のコメディドラマ”“完美世界のエンジン”と聞いて,ピンと来る人は少ないだろう。では実際はどうなのか?
プレイしてみると,「武狭」「完美世界」という語句によって創られたイメージはガラガラと崩れていく。中国武狭色はそこそこに,さまざまな文化圏の雰囲気が混在するファンタジー世界を,完美世界のリアル等身で描かれたキャラクターとは似ても似つかない,可愛い系のキャラクターが闊歩しているのだ。スクリーンショットから,そんな幻想的な世界の一部を垣間見てもらえると嬉しい。
特徴的な要素は,最終的に八つの職業に分岐するクラス,領土戦,PvP,GvG,PK,などの対人戦,プレイヤーのレベルやステータスによって変動し,上位者には特殊な称号が付与されるランキングシステム,低レベルから活用可能な,モンスターになれる「変身システム」,騎乗可能なペットに乗ったまま戦える「騎乗戦闘」,完美世界でおなじみの「お姫様抱っこ」「キス」,キャラクター間の「結婚」などだ。既存のMMORPGから,さまざまなゲームシステムを取り入れつつ,独自の要素を加えており,ないと寂しそうな要素はあらかた網羅していると思われる。
また,キャラクターメイキングは完美世界と比べてずっとシンプルなものの,目/鼻/口などの細かいところまで装備スロットがあるため,ファッションアイテムで個性を出していくアバター的な楽しみ方が可能だ。装備には「通常装備」と「ファッション」の項目があり,切り替えることで瞬時に着替えられるのも嬉しい。
日本で夢世界のサービスを提供するシーアンドシーメディアは,ドラマ「武林外伝」が日本では知られていないことなど,もちろん百も承知だ。そのうえで,クエストを日本オリジナルのものに一新するなど,日本独自の展開を目指している。初期衣装についても,オープンβテストからグッと西洋ファンタジー風の衣装にチェンジされる予定だ(関連記事)。
CBTの段階であるにも関わらず,ゲームの中ではGMによる講習会などが頻繁に行われており,またオフラインではテーマに沿った“夢”を本気で叶えたいと願う人の作品を募集/発表し,プレイヤーの支持を得た作品と作者を運営が支援するという,プレイヤー参加型の企画「“夢”プロジェクト」(第一回はイラストレーター)が実施されるなど,シーアンドシーメディアの本作にかける意気込みが窺える。
ゲーム内でも聴けるネットラジオの配信,原作ドラマのスタッフによるクエストのシナリオ執筆などといった企画が,すでに正式なサービスが提供されている中国では行われているようだが,日本ではどのような発展が見られるのか,今後がとても楽しみだ。
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