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[CJ 2007#27]BigWorldエンジン採用ゲームの開発状況は?
BigWorldのエンジンは,その名のとおり,多くのサーバーを束ねてスケーラブルに拡張できるのが特徴であり,中国のような人口が多い地域には適した構造となっている。なんとすでに,中国では6社に売り込んだそうだ。
かなり初期からBigWorldエンジン採用ゲームとして知られていた,Neteaseの「天下2」は(残念ながらChinaJoyには出展されていなかった),最初のβテストを今年の初めに完了し,年末には2回目のテストが行われる予定だ。天辰の「創世Online」というゲームも2か月以内にクローズドβテストを開始するという。T2CNの「十面埋伏」は先週からクローズドβテストが行われており,2か月以内にオープンβテストが開始されるという。
ちょうど同じ時期にゲームの完成ラッシュがきているようで,BigWorldも大変な時期ではあるようだ。日本でこそあまり有名ではないエンジンだが,少なくとも稼働実績については問題はない。
また,中国産ではないが,BigWorldエンジンの採用が表明されている「Stargate Worlds」のコンセプトアートやムービーなどもそこで公開されていた。StargateのMMORPG化は,かつて「Stargate SG-1」の頓挫でファンをやきもきさせており,今度こそ順調に開発が完了することを望みたい。(aueki)
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