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[GC 2007#104]GC落ち穂拾い。記事にならなかったタイトルの画像とムービーをまとめて公開
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印刷2007/08/29 22:42

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[GC 2007#104]GC落ち穂拾い。記事にならなかったタイトルの画像とムービーをまとめて公開

会場ではHipHopのミニライブも。ノリノリのドイツっ子達
 今年もドイツっ子であふれかえったGames Convention 2007会場。あちらこちらからビッテ,ダンケ,ビッテ,ダンケの声が聞こえ(編注:筆者はそれしかドイツ語が分からない),新作ゲームの発表で,あるいは新作のプレイアブル展示で,はたまたイベントで狂喜乱舞するドイツっ子の姿が見られたのである。いやまあ,狂喜乱舞は大げさだが。
 そんなに多くのショウを知っているわけではないが,やはり誰もが訪れて大騒ぎできるGCには,E3にもTGSにもない独特の雰囲気がある。なにしろ独特とは「ドイツ特有」という言葉の省略形だからだ。だってほら,漢字でドイツは“独逸”でしょ(本気にしないように)。

左:トニー・ホーク氏が華麗な技を披露するActivisionの特設台。一つ技を決めるごとに,観衆からものすごい声が。GCはお祭りなのだ 右:人目のないところでは意外にマックスをかなりぞんざいに扱っていたサム。どうやら二人はいわれているほど仲が良くないらしい


なんのコスプレなのかさっぱり分からないが,コスプレ女性も多数来場していた
 ……上に書いたことは忘れてほしいのだが,なにはともあれ,このページでは4GamerのGC特集記事中,一本立ちの記事にしなかったタイトルのスクリーンショットとムービーを集めて掲載することにした。記事にしなかったのにはいろんな理由があるが,まあ要するに,プレス向けに写真やムービーの公開だけはあったものの,ブースでもプレスセンターでも展示されていなかったとか,ゲームについて聞きたくても詳しい人が誰もいなかったとか,担当者が食事に行ったまま帰ってこなかったとか,なんやかやでである。
 とはいえ,せっかく公開されたのにそのままにしておくのはエコロジーの観点からももったいないので,いくつか面白そうなものをピックアップして紹介するのである。ついでに,ビッテダンケな会場風景も掲載したので,あなたもぜひライプチヒに取材に行って徹夜して原稿を書いている気分になってほしい。ならなくてもいいです。(松本隆一/noguchi,photo by kiki)

GCではすっかりお馴染みのボディペインティング美女。ドイツでは今,ボディペインティングが大ブームなのだ。違うかもしれないが


■Obscure 2
 前作「Obscure - Learn about Fear」は,クトゥルー的世界を背景にしたパンチラ学園ホラーとして筆者を含めた一部の好事家にはヒットしたものの,初期の「バイオハザード」のような固定カメラ,簡単な謎解き,歯切れの良くない戦闘,そして5人のキャラクターのうち最後の一人が生き残っていればクリアというなんだか妙にドライなシステムのせいであまり評価されなかったが私は好きだ。
 その続編が「Obscure 2」だ。詳しいことは分からないが,デベロッパは前作同様フランスのHydravision Entertainmentで,ヨーロッパではAtariからリリースされることになるようだ。対応プラットフォームはPCのほかはPlayStation 2。
 内容は前作から数年後,再び学園を恐怖が襲うという,「やっぱりか」としかいえないもの。いつもながらヘソだしやミニスカの女子高生と,オタクかマッチョという男子高校生が学園の恐怖に挑むのである。帰ればいいのに。発売は2007年9月が予定されており,今から非常に楽しみだ。

 →Obscure 2のスクリーンショット集は「こちら」
 →Obscure 2のプロモーションムービーは「こちら」(42秒:WMV)
 ダウンロード詳細:13.0 MB (13,648,879 バイト)



■Art of Murder: FBI Confidential
 「Art of Murder: FBI Confidential」は,2001年に発売された「Schizm」を開発したメンバーが手がけるアドベンチャーゲームだ。操作方法はポイント&クリックとオーソドックスだが,殺したあとに死体から心臓をくり抜くという,とてもオーソドックスとはいえない事件が起きている。プレイヤーはFBI捜査官のNicole Bonnetとなって,この猟奇的な事件の解決に乗り出すのだが,捜査を進めるうちにインカ帝国の謎に迫っていくことになるとか。発売予定時期は2007年末だ。

 →Art of Murder: FBI Confidentialのスクリーンショット集は「こちら」



■Battlestrike: Force of Resistance
 「Battlestrike: Force of Resistance」は第二次世界大戦をテーマにしたFPSだ。イギリス軍に所属する主人公John Forsythは,ナチスドイツによって占領されている東ヨーロッパへ赴くことに。そこでレジスタンス活動を続けているゲリラをサポートすべく,ナチス軍の輸送部隊を襲撃するといったミッションをこなす。ちなみに,発表当初は2007年7月の発売予定だったが,いつまにやら2007年第3四半期へ延期されている。果たして来月中に出るのだろうか。

 →Battlestrike Force of Resistanceのスクリーンショット集は「こちら」



■King's Bounty: The Legend
 「King's Bounty: The Legend」はファンタジー世界が舞台のRPG的な要素を持ったターン制ストラテジー。NPCからクエストを受けてマップを移動し,モンスターと接触するとターン制のストラテジーモードへと移り変わる。ここまで聞くと「Heroes of Might & Magicシリーズ?」と思う人がいるかもしれないが,本作はそのシリーズの原型ともいえる「King's Bounty」の後継作だ。

 →King's Bounty: The Legendのスクリーンショット集は「こちら」



■War Leaders: Crash of Nations
 「War Leaders: Crash of Nations」は,プレイヤーが第二次世界大戦の7人のリーダー達,つまりチャーチルやヒトラーやムソリーニやスターリンとなって,自国を勝利に導くというストラテジーだ。ちなみに,ドイツ語版のリリースおよびトレイラームービーにはヒトラーの名前も姿も出てこないが,これはどうやらドイツの国内事情によるものらしいですな(デベロッパの英語サイトには出てくる)。
 戦闘だけでなく,貿易や外交によって戦いを進めていくところが,その筋の人達に強くアピールしそうである。

 →War Leaders: Crash of Nationsのスクリーンショット集は「こちら」



■My Horse and Me
 乗馬趣味の人のためのゲーム,それがこの「My Horse and Me」だと思うが自信がない。ゲームとしては初めて国際馬術連盟(FEI)の公式ライセンスを取得し,馬の世話から屋内,屋外競技など,馬術のすべてを楽しめるという。
 対応プラットフォームはPCのほか,WiiとニンテンドーDS。さあ,馬をうまく乗りこなそう,って日本での発売はまったく未定のようだが。

 →My Horse and Meのスクリーンショット集は「こちら」





  • 関連タイトル:

    Art of Murder: FBI Confidential

  • 関連タイトル:

    キングズ バウンティ ザ レジェンド 日本語版

  • 関連タイトル:

    Battlestrike: Force of Resistance

  • 関連タイトル:

    My Horse and Me

  • 関連タイトル:

    Obscure 2

  • 関連タイトル:

    ウォーリーダーズ 〜クラッシュオブネイションズ〜 日本語版

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