CryENGINE 2採用FPS「Merchants of Brooklyn」Steamから3月17日発売

　ゲームデベロッパPaleo Entertainmentは，現在開発中のSF FPS「Merchants of Brooklyn」を，Steamを通じて2009年3月17日に発売することを明らかにした。
　ゲームの舞台となっているのは，温暖化により，すべての陸地が海に沈んだ西暦3100年の地球。人々は高層建築物で生活を営んでおり，上流階級の人間が上層階を独占する階級社会になっている。科学技術の進歩によってネアンデルタール人のクローンが生み出され，労働力として用いられているという設定だ。

　主人公（＝プレイヤー）は，そんなネアンデルタール人の一人。取り替え可能な義手を装着され，実験に使われていた主人公は，自由を求めて脱走し，手ごわい追っ手との戦いを繰り広げていくのである。



　CryENGINE 2が採用されているものの，掲載したショットからも分かるように，トゥーンシェーダによるコミカルな画風に仕上がっている。
　公式サイトの「VISUALS」コーナーに掲載されているムービートレイラーを見る限り，右手に装着した義手を用いた近接格闘の要素も盛り込まれているようだ。敵の頭を握りつぶしたり，敵の体の一部にエネルギーのようなものを充填して投げつけ，爆発させたりといった攻撃方法が確認できる。
　そのほか，同コーナーには多数のスクリーンショットが掲載されているので，そちらにも目を通しておこう。