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「DOA ONLINE」プレスカンファレンスは,水着ありコスプレありのお祭り騒ぎだった
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印刷2007/07/03 23:53

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「DOA ONLINE」プレスカンファレンスは,水着ありコスプレありのお祭り騒ぎだった

 中国は北京にあるライブハウス“星光現場”(The Star Live)にて,本日(7月3日)2:30PM(日本時間3:30PM),上海盛大網絡發展有限公司(Shanda Interactive Entertainment。以下,盛大)とテクモは,「DOA ONLINE」のプレスカンファレンスを開催した。発表内容については,先ほど掲載した記事を参照してもらうとして,この記事では発表会の様子をお伝えしよう。

■DOAのコンセプトを継承して進化する「DOA ONLINE」
テクモ 長谷川 仁氏
 6人の女性ダンサーによるセクシーなダンスで幕を開けた,このプレスカンファレンス。司会者に紹介される形で最初に登壇したのは,本作のプロデューサーを務めるテクモの長谷川 仁氏だ。中国語による挨拶で,場内の拍手を一頻り誘ったのちに,今度は日本語でDOA ONLINEを紹介。ゲーム内容については,先の記事と同一なので,ここでは本作の位置付けや意気込みについてのコメントを抜粋して掲載する。

 「DOAは“世界で いちばん美しい”というキャッチフレーズのもとに,世界中から高い評価を得てきました。DOA ONLINEは,DOAコンセプトをしっかり継承し,PCオンライン用に進化させた作品となります。DOA ONLINEは,“もう一つの格闘ゲームの進化”という言葉をキーワードに,オンラインゲームにおける成長,協力,収集という要素のほか,美しいビジュアル,高いアクション性,そしてプレイヤーが何かを創造していくという要素を加え,新しいタイプのオンラインアクションゲームとして誕生させます。これを我々は,DOA 2.0計画と呼び,プロジェクトを進めています。テクモの持つゲーム制作の技術力と,盛大様の持つトップクラスのオンライン事業における運営力とノウハウを生かし,中国オンラインゲーム市場に大きな影響を与えるタイトルを制作して参ります。ご期待ください」



■コスプレイヤーの登場で,雰囲気が一変した発表会

盛大 副総裁 李瑜氏
 長谷川氏の挨拶の直後,ステージには盛大の副総裁 李瑜氏が上り,長谷川氏と共に何かの装置の操作を開始。するとステージ中央の大型スクリーンに,本作のプロモーションムービーが映し出された。なお,会場で上映されたムービーのデータこそ入手できなかったが,上映されている模様を録画できた。会場で撮影したものなので,画質や音質に難はあるが,会場の雰囲気も含めて確認できるものとして,ぜひチェックしてほしい。

 ムービー上映後,李瑜氏の挨拶が終わると,ステージ上の雰囲気が一変。なんとここで突如,水着ショーの幕開けだ。ステージ上のスクリーンには,BGVとして「DEAD OR ALIVE XTREME 2」から,キャラクター達のはじけんばかりの肢体が映し出される中,チャイニーズ水着ビューティーが,総勢10名も登場。
 あまりのことにあっけにとられていると,今度はあやね,レイファン,ジャン・リー,かすみのコスプレイヤーが出現。何でも彼女達は,上海からこの日のために呼び寄せられたという,筋金入りのコスプレイヤーらしい。イベント後に場内に設置された「DEAD OR ALIVE 4」の試遊スペースで,この格好のまま遊んでいる姿が見られたことからも,本当の話だろう。



■DOA ONLINE以外のLievo Studioタイトルも中国市場へ

テクモ 代表取締役社長 安田善巳氏
 華やかな出し物のあとは,テクモの代表取締役社長 安田善巳氏によるスピーチ。いささか見慣れない構成のプレスカンファレンスなれど,安田氏は日本にいるときと同様の落ち着いた口調で,プレスカンファレンスに携わったスタッフへの感謝の言葉を述べたうえで,「DOA ONLINEのメインテーマは,コンソールゲームからPCオンラインゲームへの思い切った進化をさせることにあります。このために,盛大さんの優れた通信技術や運営ノウハウと,テクモのゲーム開発力を結集し,中国のオンラインゲームプレイヤーに楽しんでもらえるものを提供していきます」とコメントした。
 また,Lievo Studioが準備を進めているそのほかのタイトルを今後も盛大を通じて中国市場に投入することや,盛大のタイトルを日本のLievoに投入することなども,今後前向きに検討していきたいと語っていた。



盛大 総裁 唐駿氏
 プレスカンファレンスはその後,盛大の総裁 唐駿氏の挨拶で終了。ステージではライブハウスらしくロックバンドの演奏が始まり,場内のケータリングブースでは食事が振る舞われていた。

 今回のプレスカンファレンスに出席し,DOA ONLINEというタイトルを知ったとき,真っ先に頭に浮かんだのは「なぜ最初に中国で?」という疑問だ。これは,多くのDOAファンが同じように抱く疑問だろう。
 おそらく,ネットワーク技術におけるハードルが高いオンラインの対戦格闘ゲームを,DOAのクオリティを維持しながら作り上げるには,億単位の会員を抱える盛大の持つネットワーク技術と運営ノウハウが,必要不可欠だったのだろう。また,中国オンラインゲーム市場が持つ潜在的なビジネスチャンスにも,魅力を感じていたはず。
 残念ながら現段階では日本サービスについては未定ではあるが,中国市場でなんらかの成果(技術的なものにしろ,ビジネス的なものにしろ)を上げられる目処が立ったその日には,きっと日本サービスについても何かしら発表があることだろう。日本のDOAファンは,同タイトルの中国市場での成功を祈りながら,来るべき日を楽しみに待つしかない。(TeT)



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