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龍が如く7外伝 名を消した男公式サイトへ
  • セガ
  • 龍が如くスタジオ
  • 発売日:2023/11/09
  • 価格:通常版:5940円(税込)
    デラックスエディション:6490円(税込)
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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第754回「TGS 2023,お疲れさまでした。戻ってきたねぇ!」
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印刷2023/09/28 11:00

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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第754回「TGS 2023,お疲れさまでした。戻ってきたねぇ!」

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著者近影
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 東京ゲイムショウ2023,お疲れさまでした。終わりました。
 今年のTGS,総括をするならば「戻ってきたねぇ!」に尽きると思います。何が戻ったって,新型コロナ前のTGSに。「そうそう,TGSってこんな感じだったわ」って思うことが多々あり。今週はそんなTGS 2023について,私の視点で振り返ってみようかと思います。
 個人的には,実はここ数年,4GamerのYouTube配信に出演していたので,幕張メッセの会場には行けてなかったんですよ。でも今年は生配信なし,ということでめちゃくちゃ久しぶりに現地へ。だから厳密に言えば,コロナとか関係なく「幕張メッセに戻ってきた」という感覚でしたね。

 まず初日,会場がものすごい熱気でした。文字通り,気温が。最初は「こんな感じだったよなぁ,TGS」って思ってたけど,1時間くらい経ったところで「あれ? こんな感じだったっけ,TGS?」って思い直してしまうほど暑かった。
 ただ,さすがに初日の暑さは想定外だったようで,2日目以降は対策がなされていました。まずはそういった対応ができる大きいイベントはさすがだなーと。私が現地にいたのはビジネスデイの初日と一般公開日の初日。4日間のうち,1日目と3日目ですね。1日目はゲイムライターとして,そして3日目は写真撮影会の被写体としての参加となりました。

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 TGS 2023の開幕直後,まず真っ先に向かったのはセガ/アトラスブースの「龍が如く7外伝 名を消した男」PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)と「龍が如く8」PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)の試遊。その感想は記事を書いているので,ぜひ読んでみてくださいな。

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 「桐生一馬は癌を患っている」。先日の発表会でその事実を知った男色ディーノ選手にある一報が届いた。TGSのセガブースで「龍が如く8」を試遊できる。この知らせを聞いたディーノ選手は,誰よりも早くお見舞い(プレイ)に行かねばなるまいと,セガブースに向かったのであった。

[2023/09/21 15:41]

 で,総合して思ったのは,「龍が如く」という作品はセガにとってもただの人気IPではなく,世間とゲイムをつなぐ役割を果たしてるんだなぁと感じました。というのもゲイムってけっこう特殊な業界で,スキルを持った人が多く集まって,1つの作品を数年かけて作るという,すごいことをしているのにそれがあまり伝わらない世界なんですよね。ゲイムに興味がある人にしか,場合によってはそのタイトルに興味のある人にしか伝わらない。
 でも「龍が如く」は,興味のない人を振り向かせる手法を取っている。題材の選び方にしても,有名人の起用にしても。例えば有名人を起用することで,普段はゲイムを取り上げないメディアが取材に来るんですよ。ぶっちゃけ,そのメディアを通じて「龍が如く」を知った人が「龍が如く」の顧客になるかと言えば,多くの場合はそうならないと思う。ただ,情報として多くの人の脳裏の片隅に刷り込むことが大切なんです。
 怖い人同士の喧嘩を見て「龍が如くかよ!」っていうツッコミが世の中的に成立すれば,それはもうゲイムというジャンルを飛び越えて文化になってるんですよ。「龍が如く」ってそういうゲイムなのかなーって思います。そこまで我慢強く育てたんでしょうね。会場のブースを見て,そんなことを感じました。あとはブースの片隅にあった「Football Manager 2024」PC / Mac / PS5 / Xbox Series X|S / Switch),久しぶりの日本語対応ということで楽しみです。

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 3日目には,4Gamerブースで被写体として活動しました。そこで起こった事件は担当スタッフがしっかりまとめているので,ご参照を。

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 先日お伝えしたとおり,4Gamerは東京ゲームショウ2023に出展し,「X68000 Z」でのスコアアタック大会を開催したり,フォトスポットなどを設置したりしていた。本稿で主にフォトスポットで起きた事件について,当事者の談話を紹介していきたい。

[2023/09/26 08:00]

 いや,違うんですよ。別に恨み節をぶつけるつもりはないんです。ただ,人が集まって生み出すエネルギーってすごいなーと思ったって話なんです。ホラ,普段のTGSだったら「どこかのブースに行かなきゃ」って移動したりするものだけど,なぜだか私には冷静に会場を見渡す時間があったんですよ。あれだけの来場者数だったはずなのに,どういう次元の歪みが発生したのか目の前に人がいない。かといって移動するわけにはいかない,そんな時間帯がありましてね。そこでチャクラが開いたと言いますか,TGSを客観的に見ることができたわけです。

「……なんかごめん。」(担当スタッフ)
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 結果,オンラインと現地の違いがハッキリと頭の中で整理できました。オンラインのTGSは,自分が目的とする情報に一直線で向かえるんです。一方,現地でのTGSは目に,耳に,鼻に,肌に余計なものが入ってくる。その余計なものを楽しむのが,現地でのTGSなんですね。確信しました。
 TGSで得られる情報も大切なんですが,もうそういう情報を扱うTGSの時代は終わった,と。極端な話,情報だけで言えば4Gamerのような情報サイトを見てりゃ済むわけですよ。そこにまとまってるわけで。ゲイム好きの人の目的となるコンテンツも必要だけど,「通りすがりの人がスマホで撮りたくなるもの」をどれだけ用意できるか。TGSは……いや,TGSもそういう時代になったんだなって思った。だって,結果的に世の中の多くの目に触れるのは,専門メディアよりも一般の方のSNSなんだもん。

 ケツ論的にはなるんだけど,TGS 2023には新ハードだとかっていう世間に訴えるゲイム的な情報は,とくにありませんでした。もちろん,ゲイムに興味持っている人にとっての大きな情報はあったんだけど。ただ,そんな中でも幕張メッセに行った人のほとんどは感じたと思うんです。「TGSって,こんな感じだったな」と。もっと言うと「TGSは楽しい」って。幕張に行って,そこに欲しいものは情報じゃない。体験なんだ,と。
 もちろん,今までもそうだったんだろうけど,再確認したんです。あのすし詰めの幕張メッセで,なぜか目の前に誰も人がいない4Gamerブースに立っていたときに。差し当たり,私って普通に生きてたらできないシュールな体験をしてるなぁ。そう思ったTGS 2023でした。ではまた来年……も……この生き地獄はあるのか?

今週のハマりゲイム
PlayStation 5:「FINAL FANTASY XVI
PlayStation 5:「セーリング エラ
PlayStation 5:「eFootball 2024
Nintendo Switch:「ピクミン4
Nintendo Switch:「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム
Nintendo Switch:「Winning Post 10
iOS:「Pokémon Sleep
iOS:「ヴァイキングライズ
iOS:「ロードモバイル
iOS:「ウイニングイレブン カードコレクション

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,9月30日(土)17:00より,京都・KBSホール大会「SAKI AKAI 10TH ANNIVERSARY & FINAL COUNT DOWN IN KYOTO!!」を,翌10月1日(日)に大阪・大阪市港区民センター大会「God Bless DDT 2023 TOUR in OSAKA」を,そして10月4日(水)に東京・新宿FACE大会「God Bless DDT 2023 TOUR in SHINJUKU」を開催します。この3大会でフェロモンズは解散となるわけですが,ディーノ選手は「最後だから……京都と大阪で思い出を作ってきます」と語っていました。
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