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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第527回「攻略!『Winning Post 9』」
今週は「Winning Post 9」(PC / PlayStation 4 / Nintendo Switch)の攻略記事です。10年以上ヤっているこの連載で,攻略するのはひょっとしたら初めてじゃないでしょうか。私はそれくらいの熱量でこのソフトに臨んでいると思っていただければ。
そりゃそうよ。ウイポはなぁ! 遊びじゃねぇんだ!! なので先に断っておくと,今回の記事は偏ってます。そういう回なのです今回は。
まず根本的なところだけど,このWinning Post 9は競馬シミュレーションゲイムよ。1991年からスタートし,実際に当時活躍していた競走馬と競ったり,手に入れて自分の馬にしたり……という楽しみ方をするゲイム。そういう世界で,馬主として名声を高めていくのが目的ね。
うん,この説明だけだと過去のシリーズ作品とあまり変わらないような気がするんだけど,そんなことはないのよね。何が違うかと言うと,ズバリ「ライバル対決」に焦点を当てた作りになっている点。これによって,競馬の一年がよりドラマチックに描かれているの。
だから,毎年「Winning Post 8」の新年度版をプレイしてきた人が,それと同じノリでプレイをしてみたら,ちょっとテンポが悪く感じるかもしれない。でも,それとは別の新作ゲイムとしてプレイしてみたら人との関わり,ライバル対決の演出がより濃くなっているから,馬がより可愛く感じられると思うのよね。私は面白いと思うわよ。実際,取り憑かれたようにプレイし続けているし。
先週,アメリカに行ってはいたけれど,アメリカ人と会話する時間よりも多く,ウイポの秘書と会話していたわ。その程度には面白い。では,前置きはこの辺にして私なりの攻略情報,イッてみましょうか!
というわけで,セーブ&ロードスタイルの攻略であることを先に述べておくわね。そうは言っても,あくまで情報なんで,やり直さない派も参考にはなると思うわ。
まず,ゲイム開始直後に選ぶ所有馬は,レオダーバン。理由としては,序盤に三冠を獲るにはこの馬しかないから。今回のウイポでレースに勝つうえで重視すべきは,闘志と騎手に尽きるわね。もちろん,調子や疲労も勝負を分けるポイントではあるけど,セーブ&ロードを繰り返した末,今回はとくに闘志が重要だという結論にたどり着いたわ。一馬身〜二馬身程度の負けだったら,闘志を一段階上げることでひっくり返すことができる場合が多いのよ。最初のレースを制していれば闘志が上がるから,皐月賞も勝てる可能性が上がるの。
まとめましょう。序盤のタチ回りとして,最初の馬はレオダーバンを選ぶ。そして,最初の絆コマンドで出会う人物は問答無用で騎手。できれば村田昌也騎手がいい。理由は,風車鞭のスキル持ちだから。ま,騎手に関しては新たに出会いさえすれば誰でもいいかもね。
で,最初に選ぶレースは弥生賞。3レースの中で一番勝ちやすい印象。ここで勝っておくと,闘志も上がるし能力も上がるわよ。逆に,絶対に選んじゃいけないのが若葉ステークス。現時点では勝てないトウカイテイオーが出てくるから避けましょう。スプリングステークスも,日程を考えると避けたほうが無難ね。ゲイムの目標としては,まずこれらのレースで上位に入って,皐月賞優先出場権を得ることだけども,セーブ&リセッターとしてはここは確実に勝っておきたいところ。前述のとおり,ここで闘志と能力を上げておかないと,皐月賞を勝つことができなくなるからね。
なので,レースの3週前にはセーブしておく。レースの3週前であれば,調教だったり騎手だったりをいじることで枠順が変わることがあるわ。枠順が変わるということはレース展開が変わるということでもあるわけで,当然結果も変わる。なので3週前。
そして,忘れないように主戦騎手を先ほど出会った騎手に変えておく。あとは,レース当日に全作戦を試す。得意な脚質じゃない作戦を選んでも,勝てるときは勝てるわよ。実際に私の場合も,皐月賞にて大逃げを選んでクビ差逃げ切りに成功したから。
同じように,日本ダービーもトライ&エラーの繰り返しで勝つまで続けること。まあ,皐月賞に勝てれば能力はさらに上がって日本ダービーも獲りやすくなるはず。だから,最初の皐月賞を勝つ。これが最序盤の勝負のキモじゃないかしらね。日本ダービーまで頑張って勝ち続けたら,あとはもう楽になるはずよ。
今回のウイポって,能力差は絶対的なものじゃないの。実名の有名馬が相手でも,ライバル対決を制しさえすればコンスタントに能力が上がって,以降は勝ちやすくなる……という印象。私,メイショウドトウでテイエムオペラオーを無冠に終わらせたときには脳汁出たわ。……あ,解説しておくと,現実にはメイショウドトウはG1で5戦連続テイエムオペラオーに負けて2着に甘んじたという史実があるのね。それをゲイムではひっくり返したというわけ。なので,そこそこの馬でも勝ち癖がつくと,けっこうG1戦線で活躍できる感じ。
……!!!!
ゲイムの超序盤のことしか書いていないのに,文字数がけっこういってる!! 分かった。ここからは箇条書きで最初の数年のポイントを書くとしましょう。
●初年度の夏セリはツルマルガールを競り落とすか悩みどころ。即戦力ではないが,産駒のツルマルボーイ狙いを良しとするなら。冬セリではダンツシアトルを。ライバル対決で成長させれば元は取れる。
●施設増築はお金節約のためにしなくてもいいけど,強いて言うならば観光が良いかと。「どうせセーブ&ロードでいい結果出すから調教施設は後回しでいいんじゃね?」ってプレイスタイルだから,能力を上げる施設はスルーして直接収入になる施設をチョイス。あとは,毎年生まれた馬を売ってお金にするブリーダー業で身を立てるので,繁殖牝馬の数に応じて厩舎は増築する方向で。
●したがって,積極的に繁殖牝馬セリを利用する。子供を売るのが目的ならお守りがなくて評価額が高い馬がねらい目。無理して強い仔を配合しようとしなくてもよし。
●2年目の夏セリはスルーして冬セリまでに14億は確保しておきたい。ここで出てくるヒシアマゾンは絶対に競り落とすべし。12〜13億かかるけども,それ以上に賞金で稼げるうえに子供も高く売れる。
●闘志を上げる烏丸 尊の絆コマンド「賞賛の言葉」は惜しまず使おう。勝っていればどんどん手に入る。
●軌道に乗ってきたら,種牡馬の施設を最大にする。というのも,種牡馬施設が最大になれば海外種牡馬の種付けができるようになるから。海外種牡馬の種付けができれば,自家生産馬で強い馬が出る可能性が格段に上がる。
●レオダーバンをはじめ,引退して種牡馬になってシンジケートが組まれるならば,そのほうがお金になるから断らない。序盤の持ち馬で大種牡馬になりそうな馬はいないし。
主にはこんなところかしらね。ちなみに私は13年目でとりあえずのエンディングを迎えました。もちろんエンディングからも続けてヤっているけどね。いや,作業感がたまらなく楽しいのよ。一応のゲイムの目的はあるけど,それを超えて続けてしまう魅力がこのゲイムにはあるわ。シミュレーションゲイム,かくあるべし。
シミュレーション好きで未プレイならばぜひ。競馬に興味なくても楽しいはずよ。実際に私もスーパーファミコンでプレイした初代「Winning Post」から競馬に興味を持ったクチだからね。
そんなこんなで今回は攻略の名のもとに,珍しく自分のプレイを読者に押し付けてみました。きっと今回のウイポも,1年間ずっとダラダラとプレイしてしまうんでしょうね。ともかく,今回の連載は変なノリですまんかった。来週はきっと違うゲイムをちゃんといつもどおりに語る……はず。それではまた来週。
今週のハマりゲイム
PlayStation 4:「エースコンバット7 スカイズ・アンノウン」
Nintendo Switch:「Winning Post 9」
iOS:「ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト」
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