連載
男色ディーノのゲイムヒヒョー:其の拾四「光る雲を突き抜け九州へ」
前回,「金色のコルダ2 アンコール」で遊ぼうとしたら,ストーリーが「金色のコルダ2」の直後だということに気づき,クリアせずに放置していた金色のコルダ2を最初からプレイし直した律儀ゲイマーのディーノ選手。今回は無事,アンコールの話題になるかと思いきや……。
っていうのも,10月6日(土)熊本,7日(日)博多,8日(月祝)小倉と,九州へ巡業だからゲイムできないのよ(※編注:原稿は巡業前に書かれたものです)。ヤることヤってもいいんだけど,中途半端に手を出すとホラ,相手がその気になるっつーか,面倒くさいことになるっつーか,まぁ平たく言えば,プレイとプレイの間が空くと内容忘れちゃうじゃない? なのでアンコールは帰ってきてから手を出すとするわ。
その代わりって言ってはなんだけど,違うゲイムの話をしておくわね。今回は,バンダイナムコゲームスがプレイステーション2とWiiの両方にリリースした,「ドラゴンボールZ スパーキング!メテオ」。
コーエーマニアかつドラゴンボーラーな私だけど,実はゲイムのドラゴンボールはあまり信用してないクチなのよ。今までたくさんのドラゴンボール関連のゲイムがリリースされてきているけど,評価しているのはファミコンの「ドラゴンボール3 悟空伝」ぐらいのものなの。
なぜ悟空伝なのかというと,これには大いにノスタルジックポイントが加算されていているのよね。小学生のときのことなんだけど,熱が出ちゃって修学旅行に行けなかったもんだから,家で泣きながら悟空伝をプレイしたの。そしたら,案外こっちのほうが面白い感じで修学旅行なんてどうでもいいや! ……という思い出があるのよ。ウン,だから私には小学生の頃の友達が極端に少ないっていうかむしろいないのね,たぶん。どうでもいいけど今年30歳になったっていうのに,一度たりとも同窓会的なものに誘われたことがないわ。ま,あっても行かないがなグスン(編注:同年代の担当編集も同窓会に誘われた経験がないので,現在30歳前後の人は同窓会を行う習慣がないのだと半泣きになりながら決めつけます)。
という具合に悟空伝しか認めていない私だけれども,この間のゲイムショウでバンダイナムコゲームスブースに行ったとき,スパーキング!メテオのデモを見てしまったのね。普段の私ならスルーしていたに違いないこのタイトルに心惹かれてしまったのは,「原作に忠実な雰囲気をかもし出してる」空気をマイスカウターが感知してしまったから。
ま,正直な話,ゲイムとしてはあれこれ出ているドラゴンボールモノと変わんないんだけど(「あ,一応やってんだ」的な意見は無視),出てくるキャラクター数が半端じゃない。どれくらい半端じゃないかというと,ドラゴンボール最強キャラクター説も出ているアックマンが使えたり(まだ出せてないけどデモを見る限り),劇場版に出てきたストーリーをプレイできたりと,ぶっちゃけそこまで知らねえよ! って気にさせられるほど大量のキャラクターが出てくるわ。なんと総勢160人オーバー。それこそ初期の頃の「三國志」の武将数に迫る勢いよ。もういっそのこと,ドラゴンボールでストラテジーゲイムを作ってみてはどうかしら。……案外いけるかも。
まあいいや。スパーキング!メテオはドラゴンボールZをこよなく愛するならば,手を出してみてもいいんじゃないかしら。「悟空がピッコロを破って武道会に優勝するまでがドラゴンボールだ!」「いやいやドラゴンボールはベジータに勝つまでだ!」「何を言うかスーパーサイヤ人になってフリーザを倒すまでがドラゴンボールだ!」なんて人には向いてないかもしれないわね。なぜならあくまでアニメ版「ドラゴンボールZ」がベースだから。まあ,なんだかんだで知ったようにそんなイチャモンつける人に限って,マンガも結局最後まで読んでるんだけどね。
おっと,そういうわけで今週はここまで。巡業中にこれでもかっつーほどプレイし損ねてるゲイムをプレイして来るわフハハハハ! では今週はマンガ版ドラゴンボール(完全版)最後のセリフでお別れ! ヲタクくさいけど気にするな! ではまた来週!
「そのうちかならず勝ってみせるからなカカロット……ふん!」(ベジータ談)
ドラゴンボールZ スパーキング!メテオ
対応機種:プレイステーション2 / Wiiメーカー:バンダイナムコゲームス
発売日:2007年10月4日
価格:7140円(税込)
CEROレーティング:A
公式サイト:http://dbzs.jp/meteor/
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金色のコルダ2
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ドラゴンボールオンライン
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