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エムゲームの新作オンラインFPS,「OPERATION7」は戦場のリアリティを追求
以前の記事でもお伝えしたように,OPERATION7は韓国のデベロッパ,Park E.S.Mが開発を進めているタイトルで,韓国ではMGameがサービスを担当する予定。現在はオープンβテストの段階であるようだ。
新規タイトルとしてエムゲームは,以下の四つの特徴を挙げている。まずはWeapon Assemble System(武器組立システム)で,これは要するに銃のカスタマイズだ。バレル,スコープ,ハンドガード,そして銃床など,それぞれの武器は6種類のパーツに分解可能で,豊富に用意されたそれらのパーツから自分の戦闘スタイルにあったものを選んで組み合わせられるという仕掛けである。詳しい内容は今のところ分からないが,もし戦闘中にカスタマイズ可能なら,プレイの幅がさらに広がるのではないだろうか。
用意されているのは「エイム」「リーン」,そして「ダッシュ」など。エイムとはつまりアイアンサイトのことで,これを使うことによって精密射撃が可能になり,また狙撃時には息を止めることによって手ブレを抑えるといった動きも可能だ。
リーンとは,物陰や障害物から半身を出しての射撃のこと。またスタミナを消費してのダッシュは説明するまでもないだろうが,さらにナイフ一発で敵を倒したり,銃床による打撃,つまりメリーアタックも可能になっている。まあ,FPSプレイヤーにとってはいずれもなじみ深いものだろうが,こうした特殊動作を使って有利に戦いを進めていくという寸法である。
面白いのは,手入れを怠ると銃がジャム(排莢不良)を起こすという設定。なんというか,FPSとしてはちょっと珍しい仕様で,手入れを怠ると武器が使えなくなる場合もあるとのこと。銃のメンテナンスを戦場で行うのか,それともロビーで専門のショップに持ち込んだりするのか,はたまたアイテムを消費するのかなど,具体的な方法はまだ分からないが,戦士たるもの普段から鉄砲に油をくれてやるぐらいは常識というわけだ。
また,「リアルな戦場」も特徴の一つで,本作では実在の地域をモデルにしたマップが用意されている。どうやら日本のマップには,渋谷の有名な場所が出てくるらしい。リアリティを生み出すためにサウンドにもこだわっており,現地で採録した音がマップの背後に流れ,3D マルチサウンド機能によって音の発生位置まで特定できるとのこと。足音や銃声など,700種類以上の効果音が戦場の臨場感を高めるのだ。
最後は,「キャラクターカスタマイジングシステム」。OPERATION7では,それぞれのキャラクターが七つのスロットを持っており,7カテゴリーの装備が可能だ。ジャケット,ズボンなどのウェア類のほか,ヘルメットやゴーグル,カバン(!)などのアイテムを組み合わせて,個性的なオリジナルキャラクターが作成可能だ。見てくれだけでなく,マップに合わせて最適な迷彩服を選び,状況を有利にすることもできる。こうしたアイテム類がどれだけ豊富に用意されるのかがゲームのキーとなるだろう。
背景となるストーリーや,どういったゲームモードが用意されているのかなどについては明らかにされていないが,独自開発のエンジンを使ったというグラフィックスや,プレイヤーの位置によって変化する効果音など,とことん戦場のリアリティを追求したというこのOPERATION7。エムゲームはこの夏のオープンβテストを予定しており,今後増えてくるはずの情報に期待しよう。
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