Matrix，WWIIを舞台にしたMMO「Battleground Europe」でイベント開催

　アメリカのパブリッシャ/デベロッパ，Matrix Gamesはアメリカ時間6月8日，第二次世界大戦MMO，「Battleground Europe: World War II Online」をサービス中のPlaynetと共同で，同ゲームでのイベントを開催すると発表した。
　正式サービス開始6周年を記念して行われるこのイベントは，PCゲーマーなら誰でも，7日間のトライアルアカウントを作成して，クライアントをダウンロード（順番が逆でも問題はないが），このイベントのために作られた「遠すぎて多すぎた橋」という作戦に参加できるものだ。ただし，対象となるのは新規プレイヤーのみとなる。

　時は1944年，戦争をさっさと終わらせようとする連合軍はドイツ国境の大河，ラインへ向かって進撃を続けている。ドイツ軍はそれを食い止めるためライン川にかかる無数の橋を拠点に連合軍に戦いを挑むのである。という作戦内容だ。
　「World War II Online」は2001年にPlaynetからリリースされた大規模オンラインFPS。一つのサーバーに数千人のプレイヤーが集合して戦うというほかになかなか例を見ないゲームだ。35万平方�劼寮鐓譴砲鰐�600の町と2万9000もの建物，そして400万本の木が生え，連合軍と枢軸軍に分かれた兵士達がそこを舞台に戦いを繰り広げるのである。
　発売以来，細かいバージョンアップが繰り返されているが，2005年には大規模アップデート，Battleground Europe: World War II Onlineが発売されており，それを記念した30日間無料キャンペーン（ゲームは月額課金）が行われていたが，残念ながら2007年3月に終了。
　というわけで，今回の遠すぎて多すぎた橋イベントは，Battleground Europe: World War II Onlineの世界に参加するよいチャンスだろう。詳しくは，公式サイトを参照してほしい。（松本隆一）