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EA,「ニード・フォー・スピード プロストリート」に話題のGT-Rを収録と発表
また,Xbox 360版のデモ(英語版)も本日からXbox マーケットプレイスで配信が始まり,こちらにはProtoと呼ばれていた頃のGT-Rが登場する。もちろん,我々にとって気になるのはPC版のNFSPSなわけだが,こちらもデモ版が11月上旬にリリースされるとアナウンスされており,期待してよさそうだ。詳しい期日などが決まったら即座にお知らせする予定です。
Nissan GT-Rは,かつて日産自動車のフラグシップカー「スカイラインGT-R」の名前で高い人気を誇っていたが,排ガス規制のため2002年に生産終了。Nissan GT-Rはその名を引き継ぐ車として開発された。開発に当たって日産自動車は極端な秘密主義を取り,外部に出てくる情報はごくわずか。そのためもあって,ファンや評論家の間で話題になったという経緯がある。あえて“スカイライン”をはずして自社の名前を冠したNissan GT-Rは,GT-Rシリーズの新しい出発であることを人々に強く印象づけるものだ……というようなことを自動車好きの人々が教えてくれたが,筆者はかろうじてブルドーザーと戦車が見分けられる程度の車好きなので,そういった話はこれくらいにしておこう。
パーティー会場にデモ展示されていたNFSPS |
実をいうと,もしかしたら実車が見られるのではないか,という淡すぎる希望もあったりなかったりしたのだが,さすがにパーティー会場にまで実車が持ち込まれるわけはなく,「バーチャルの(つまりゲーム内の)GT-Rで我慢して」とEAの広報担当に慰められたりしたことは,恥ずかしいので秘密にしておいてもらいたい。
EA Black BoxでNFSPSの開発に当たる,John Doyle氏 |
ほかの車種と同様,実際にサーキットを走らせてのデータ採取が行われ,その再現度は非常に高いはずと語るDoyle氏。もっとも,クラッシュテストだけはさすがにしなかったとのことで,まあ,当然といえば当然であろう。第一印象は「とても速そうな車だ」とのことで,一般公開される前に一番乗りできたのが非常に嬉しかったと語る。
前作までは警察を相手に街中を走り回るのがメインだったニード・フォー・スピードシリーズだが,今回からはちゃんとしたレースを勝ち抜いて世界のトップを目指すという,ある意味,よくあるゲーム性に移った。とはいえ,おなじみのストリートレースカルチャーっぽさも随所に残っており,また次世代機(そしてPC)ならではのハイレベルなグラフィックスも魅力的と,シリーズの伝統はしっかり受け継いでいる印象。
公開予定のPC版デモにNissan GT-Rが収録されるかどうかは分からないが,製品版では間違いなく登場してくるので,「実車はさすがに買えん!」という人(私もである)は,ぜひNFSPSでリアルに再現されたGT-Rを乗り回そう。なんだったら,ぶっ壊してもいいんですよ。
- 関連タイトル:
ニード・フォー・スピード プロストリート
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