あの男が地獄に帰ってきた。ズー，「Painkiller：Overdose」のダウンロード販売を3月28日から開始

　「PREY -プレイ- 日本語版」や「スプリーム コマンダー ゴールド エディション 日本語マニュアル付英語版」をリリースしたかと思えば，「フロントライン：フュエル・オブ・ウォー」や「エンパイアアースIII 日本語版」の発売を決めたりなど何かとご活発で，まさに「洋ゲーファンのアラモの砦」と世間の人約3人ぐらいに言われているズーは，3月28日，「Painkiller: Overdose 日本語マニュアル付英語版」（以下 Overdose）を発売する。パッケージ版でなくダウンロードのみの販売で，価格は4800円（税込）が予定されている。

　ご存じのようにOverdoseは，2004年にリリースされたぶっ放し系ホラーFPS「Painkiller」のMODとして有志の手によって制作されていたもの（最初の名前は「Code Name: Over Dose」）。だが，その出来のよさに目を付けた，パブリッシャのDreamCatcher InteractiveとJoWooDが資金的/人的支援を行い，続編としてリリースしたという過去がある。あちらでは2007年10月頃にリリースされており，その日本語マニュアル付き英語版が発売されるというわけだ。


　40種類にのぼる新たなクリーチャー，6種類の新兵器，そして前作からつながるストーリーに沿った16種類の新マップなど，ゲームのボリュームは十分。Painkillerが好きでたまらないという人達が作っているので，気合の入り方もなかなか。今となってはいささか古めの描画エンジン（それだけに，ロースペックのPCでもよく動く）「PAIN」を使いまくって前作に輪をかけたおどろおどろしい世界を作り上げているのだ。
　堂々オールカラー，全52ページという（pdf形式のファイルなので，プリンタがモノクロだとモノクロになってしまうという弱点はあるが），思わず一体何が書いてあるんだろうかと知りたくなってくるような日本語マニュアルが添付されるので，英語が苦手な人でも安心だ。詳しくは公式サイトの告知ページを。