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朽ちた砕氷船の中で起こった惨劇とは。ホラーFPS「クリオスタシス 日本語版」の画像集を掲載
「クリオスタシス 日本語版」スクリーンショット
北極観測隊として北極を訪れていた気象学者「アレキサンダー ネステロフ」は,吹き荒れる吹雪の中,クレバスに落ちて遭難してしまう。悪天候の中を彷徨うアレキサンダーの前に,難破した原子力砕氷船「ノースウィンド号」が姿を現す。極寒の地で遭難した絶望感と恐怖心,そして好奇心がアレキサンダーを船内へと向かわせた。
しかし,凍てついた船内には数々の怪異がうごめいており,この巨大な原子力砕氷船の中で良くない何かが起こったのは明らかだった。巨大な船が難破した理由は? そして主人公は凍り付いたノースウィンド号から,無事に脱出できるのだろうか?
こんなストーリーで展開されるクリオスタシス。タイトルからも分かるとおり,本作は「Cryostasis: Sleep of Reason」の日本語版で,ゲームの内容については,6月29日に掲載した週刊連載 海外ゲーム四天王に詳しい。謎解きがメインとなるFPSなので,ストーリーの内容が十分に理解できるのとできないのとでは,面白さは段違い。先に英語版をプレイしていた筆者だが,今回あらためて日本語版をプレイしてみて「やっぱり日本語だと話の流れが理解できるなぁ」「なんと! そういうことだったのか!」というのを,つくづく味わうことになった。やっぱり日本語版はイイ!
主人公のアレキサンダーには,死んだ人の残留思念を感じ取る「メンタルエコー」という特殊能力があり,目の前に死体があれば,メンタルエコーで感じ取った思念を当人として追体験できる。そこで得た知識を生かし,危険を回避して死なないように行動することで未来を変え,先に進む道を切り開いていくわけだ。もちろん,悲痛な叫びを上げて無念の死を遂げた者の怨念も,それを感じ取れるアレキサンダーに襲いかかってくるから恐ろしや。物音しない凍り付いた船内で襲いかかってくる,そんなヤツらと遭遇すれば,イヤでも悲鳴を上げることになる。どれだけ気持ち悪いヤツらが登場するのかはスクリーンショットで確認してほしい。
また,本作は物理効果をリアルに見せる「NVIDIA PhysX」対応ゲームなので,PhysXに対応しているNVIDIA製グラフィックスカードを用いてPhysX効果を有効にすれば,氷,氷柱,霜,口から吐く白い息など,極寒の世界が一段とリアルに再現され,いろんなところが縮み上がること請け合いだ。
さらに,凍り付いた船内で機械類のスイッチを入れると室温が上昇し,壁などに付いた霜が溶けて雫となり,天井からぶらさがった氷柱は落ちて砕け散る。こんなふうに,温度変化で凍結した部屋の中が徐々に変化していく様子がきっちり再現されているのも見どころの一つ。このへんの変化は週刊連載 海外ゲーム四天王のほうにムービーが掲載してあるので,そちらも合わせてチェックしてほしい。
「クリオスタシス 日本語版」スクリーンショット
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