連載
週刊Steam広場 第55号:ヤドカリが主人公のソウルライク「Another Crab's Treasure」や,中世ヨーロッパを舞台にしたシティビルダー「Manor Lords」が発売に
週刊Steam広場では,Valveが運営するPCゲームのダウンロード販売サイト「Steam」で今週発売・発表された注目タイトルや,セール情報などをお届けします。
Another Crab's Treasure
さまざまな生き物が暮らす海底王国を舞台とするソウルライクなアクションゲーム。大切な殻を奪われてしまったヤドカリの主人公“クリル”が,殻を取り戻すため冒険に旅立つという内容で,落ちているフォークや空き缶を装備し,凶暴なカニや巨大なロブスターなど,危険な生物との弱肉強食の世界を生き抜いていく。
Manor Lords
中世ヨーロッパを舞台にしたシティビルダー。グリッドに縛られることなく自由に建物や道を配置・回転することが可能で,中心となる市場から地形に沿って住宅地や商業地,工業地区を建設し,交易路を整え,農業や産業を興して経済を成長させていく。RTSの要素もあり,兵士を育成し,街で集めた徴募兵や傭兵などと共に戦いに赴くことも重要になるそうだ。
蒐命のラスティル - とこしえの迷宮城 -
神戸電子専門学校のゲーム開発スタジオ「神電ゲームズ」が手掛けたローグライクアクションゲーム。巨大な城「迷宮城」が存在する不思議な世界を舞台に,プレイヤーは記憶を失った主人公「ラスティル」となって,妖精「コトリン」を相棒に迷宮城に挑む。登場するモンスターはすべて捕獲で,育成して戦わせることができるという。
Bellwright
中世ヨーロッパ風の世界「カルヴェニア王国」を舞台とするサバイバルアクション。序盤は小屋を拠点に食料などを確保し,周辺で手に入る建材などを利用して少しずつ強力な要塞を築いていく。さまざまな能力を持つNPCを仲間にすることも可能で,彼らをマネジメントしつつ,活動範囲を広げていく。
Rotwood
「Don't Starve」のKlei Entertainmentが手がける,最大4人で協力して遊べるハック&スラッシュ。プレイヤーは動物のヒーローを操作して,凶暴化した植物や昆虫を相手に戦うことになる。持ち帰った戦利品で新しい武器や防具を作ったり,拠点を発展させていくような要素もあるようだ。
サガ エメラルド ビヨンド
「連接領域」からつながる17の世界を舞台に,6人5組の主人公たちを操作して冒険を繰り広げていくファンタジーRPG。プレイヤーの判断によって物語が大きく変化し,どの世界へ行くか,そして,そこで何をするかでシナリオが分岐。それぞれの世界で展開する物語は,訪れるたびに形を変え,プレイヤーはそのつど,新たな判断を迫られるという。
Sweet Transit
鉄道の路線網を構築して人とモノの流れを効率化し,古風な田舎町を大きな都市へと発展させていくというシミュレーションゲーム。鉄道路線や駅の拡張のみが可能というシンプルなシステムになっており,産業のパイオニアとして地域と地域とを結び,蒸気機関から電化へと技術開発の道を進んでいくことになる。
百英雄伝
「幻想水滸伝」シリーズを手がけた開発メンバーによる,精神的続編タイトル。多くの種族,多くの価値観,多彩な文化を持つ国が集まる場所「オールラーン大陸」が舞台となり,神秘的な力を秘めた「魔導レンズ」を軸に物語が展開されていく。英雄たちの個性あふれる「英雄コンボ」,本拠街のカスタマイズ,多彩なミニゲームなど,見どころの多い作品になっている。
SAND LAND
漫画家・鳥山 明氏が2000年に短期連載した同名タイトルを原作とする劇場映画をゲーム化したタイトル。魔物と人間が共存する砂漠化した世界を舞台に,悪魔の王子ベルゼブブが,魔物のシーフ,人間の保安官ラオとトリオを組んで,砂漠のどこかに存在する“幻の泉”を探す冒険が描かれる。
Age of Water
陸地がすべて海に沈み,広大な海だけになった終末後の世界を舞台とするオンラインアドベンチャーゲーム。プレイヤーは1人の船長になり,オープンワールドを探索してほかのコロニーを見つけ,そこで暮らす人々に出会い,仕事を請け負って報酬を得たり,交易や入手したアーティファクトを売ったりしてお金を稼いでいくことになる。
Dead Island 2
ゾンビウィルスによって壊滅したロサンゼルスを舞台とする,オープンワールド型サバイバルゲーム。前作と同じく近接戦闘に重点を置いたゲームシステムになっており,ゾンビの部位が生々しく損傷していく「Flesh」と呼ばれる独自のレンダリングシステムが採用され,返り血を浴びながらゾンビを殴り倒していく爽快感が見どころの1つとなっている。
Rusty's Retirement
デスクトップの一部を使って遊べる放置系農業シミュレーションゲーム。本作では,収穫した作物でバイオ燃料を製造し,それらを必要とするロボットたちに販売することお金を獲得できる。お金を使って農場を拡大したり,新たなロボットを雇ったりして,自由に自分だけの農場を作り上げていくのが大きな目的の1つとなっている。
Backrooms Break
ネット上の都市伝説である「バックルーム」をモチーフにしたタイトル。バックルームといえばウォーキング系のシミュレータが多い中,本作はタイトルどおり“破壊”がテーマとなっており,ハンマーや銃で豪快に壁をぶっ壊し,出現するエンティティと呼ばれる怪物たちを撃破していく。
Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord
現在アーリーアクセスが実施されている「Wizardry」第1作のフル3Dリマスター版。5月23日に正式リリースされることが決まり,日本語にも対応するという。Apple II版のゲーム性はそのまま,グラフィックスやパーティ編成,ダンジョンでの移動,呪文の発動,戦闘の操作性といった部分が遊びやすく改良されており,コントローラでも楽しめるのが特徴だ。
ドラマ「フォールアウト」でゲームに興味を持った人へ――大型アップデートが行われた「Fallout 4」で危険な魅力にあふれた荒野へと旅立とう
配信間もなく話題となり,ゲームシリーズのプレイヤーを急増させるほどの評判となったドラマ版「フォールアウト」を視聴し,自分自身でも危険な魅力にあふれた荒野(ウェイストランド)を旅したいと思った人は少なくないはず。そんな人たちにオススメしたいのが,新世代機向けのアップグレードも行われたばかりの「Fallout 4」だ。
Steamの返金ポリシーが一部変更される。予約購入により発売日以前にプレイした時間も“2時間以内”の対象に
Valveは本日(2024年4月24日),Steamストアの返金ポリシーを一部更新した。これにより,予約購入タイトルをリリース前にプレイできる「アドバンスドアクセス」を対象とした規約の変更が行われている。
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- 編集部:Igarashi
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[プレイレポ]「Frostpunk 2」ベータ版インプレッション。対立する派閥を取りまとめ,凍土の都市を存続させるサバイバルシム
11 bit studiosが2024年7月25日に発売を予定している「Frostpunk 2」は,極寒の氷河期で生存可能な環境を作り上げる都市運営サバイバルシムの続編だ。本作は,前作に比べ少し豊かになった社会が舞台で,法律やコミュニティの概念が追加されている。本稿では,本作のベータ版をプレイしたレポートをお届けする。
「ボーダーランズ3」のミニゲームが,腸内細菌の謎解明に貢献。プレイヤー450万人が「Nature Biotechnology」の共著者に
「ボーダーランズ3」に実装されたミニゲーム「ボーダーランズ・サイエンス」のプレイデータは,ヒトの健康に深く関わる微生物の進化の謎解明に使われ,最先端の医学研究に貢献を果たした。その成果は科学誌「Nature Biotechnology」に掲載され,世界中の450万人のプレイヤーも,共著者に名を連ねたのだ。
犬のお世話でお金を稼ぐ「Dog Walking Simulator」,Steamストアページを公開。散歩をしつつ裏社会の秘密を暴く
Roni Gamesは,PC用ゲーム「Dog Walking Simulator」のSteamストアページを公開した。対応言語は英語のみで,日本語には非対応。本作は,飼い主の代わりに愛犬の世話を代行する「ドッグウォーカー」となって,お金を稼いでいくシミュレーションゲームだ。
人気ホラーゲームシリーズ最新作「最恐 -青鬼-」,Steamで本日発売。青鬼ゲーミングPCがもらえる「最恐青鬼DIEジェスト動画投稿祭」を開催中
LiTMUSは本日,PCゲーム「最恐 -青鬼-」をSteamで発売した。本作は,「青鬼」シリーズの最新作となる,一人称視点の3Dホラーアクションゲームだ。執拗に追いかけてくる青鬼を避けながら,謎多き洋館を探索していく。なお,ニコニコ動画では投稿企画「最恐青鬼DIEジェスト動画投稿祭」を開催中だ。
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- LiTMUS
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WW2を描いたRTS「Men of War II」の発売日が5月16日に決定。史実を元にしたキャンペーンや,最大で5対5のマルチプレイを楽しめる
Fulqrum Publishingは本日(2024年4月24日),第二次世界大戦を描いたリアルタイムストラテジー「Men of War II」の発売日が,の日本時間の5月16日に決定したと発表した。史実を元にしたキャンペーンや,歴史に基づいた400種類近いユニットが特徴で,まるで映画のような展開を楽しめるという。
[プレイレポ]ドミニオンライクのデッキ構築ゲー「ハートオブクラウン」の新デジタル版が登場! 何度でも繰り返し遊べる名作を楽しもう
国内インディーゲームスタジオ illuCalab. (いるからぼ)は2024年4月24日,PC向けデッキ構築型ゲーム「ハートオブクラウン オンライン」の早期アクセス版をSteamでリリースした。この記事では,何度でも遊べるこのゲームの魅力について,プレイレポートという形でお送りしていく。
独特なアートワークが光る「Synergy」,アーリーアクセス版を5月22日にリリース。未知の惑星で共生を目指すシミュレーション
Goblinz Publishingは,Leikir Studioが開発する町作りシム「Synergy」のアーリーアクセス版を,日本時間2024年5月22日にリリースする。未知の惑星にやってきた集団を率いて,過酷な環境の中,住民たちの幸福と繁栄を目指す本作。メビウスにインスパイアされたというグラフィックスも魅力的な作品だ。
ローグライトやカードゲーム,論理パズルの要素が融合。推理ADV「探偵死神は誘う」,Steamで5月25日に配信
PLAYISMは本日,個人開発者の静彼海(SHIZU KANO UMI)氏が手がけるPC用ソフト「探偵死神は誘う」を2024年5月25日に配信すると発表した。本作は,ローグライトやカードゲーム,論理パズルの要素が融合した推理ADVだ。プレイヤーは容疑者の証言と状況証拠を洗い出し,推理して犯人を見つける。
「Barotrauma」,さまざまな新要素の追加やシステムの変更を行う大型アップデート「Blood in the Water」を本日配信
Daedalic Entertainmentは本日,「Barotrauma」に,さまざまな新要素の追加やシステムの変更を行う大型アップデート「Blood in the Water」を配信した。今回のアップデートでは,難度が大きく上がる変更が多数実装された代わりに,キャンペーンの難度設定がより詳細に行えるようになっている。
チェルノブイリ原発事故の清掃にあたった名もなきヒーローたちを描く「Chornobyl Liquidators」,6月6日のリリース決定
ポーランドのLive Motion Gamesは,Frozen Wayと共同で開発する「Chornobyl Liquidators」を,2024年6月6日にリリースすると発表した。2020年に「Chernobyl Liquidators Simulator」というタイトルで制作が発表された本作は,原発事故の処理に駆り出された清掃員たちの姿を描くシミュレーションゲームだ。
「QUESTER」武装品図鑑&ロック機能などを追加する大型アップデート実施決定。前日譚「QUESTER | OSAKA」に新クエスター参戦
サウザンドゲームズは本日,萩原一至氏が原案を手がけるハクスラRPG「QUESTER」の正式リリース1周年を記念した,大型アップデートを実施すると発表した。アップデートでは,新たなイベントやクリーチャー,武装品,武装品図鑑,ロック機能などが追加されるほか,NEW GAME+の仕様が変更となる。
舞台は1984年のディストピア世界。サイコスリラー「KARMA: The Dark World」の最新トレイラー公開
Wired Productionsは本日(2024年4月24日),一人称サイコスリラー「KARMA: The Dark World」の最新トレイラーを公開した。本作の舞台はディストピア世界として描かれる1984年の東ドイツで,プレイヤーはこの世界を統制する企業の思想局に所属するエージェントとして,ある事象の調査を行う。
“シングルプレイのパーティベースソウルライク”「Deathbound」のPS5/Xbox Series X|S向けリリースが決定
ブラジルのTrialforge Studioが開発中のアクションRPG「Deathbound」のPS5/Xbox Series X|S向けリリースが決定し,トレイラーが公開された。“シングルプレイのパーティベースソウルライク”とアピールする本作の特徴は,主人公が倒れた戦士たちのスキルを吸収し,それを切り替えながら戦うシステムだ。
心の病を抱えた主人公が体験する恐怖とは。サイコホラーADV「LUTO」日本語版のリリースが決定。体験版をSteamで配信開始
Astrolabe Gamesは本日,Broken Bird Gamesが開発するサイコホラーゲーム「LUTO」の日本語版のリリースが決定したと発表した。本作は,1人称視点のホラーアドベンチャーだ。プレイヤーは,愛する人を失った主人公となり,家の中をさ迷いながら,そこからの脱出に挑戦する。
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