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「Steamウィンターセール」で初セール&最安値の作品をまとめてみた。もっと“深掘り”したい人向けのおすすめインディー作品もピックアップ!
年末年始をどのゲームと一緒に過ごすかを考えている人のために,ウィンターセールで初セールとなったタイトルや,最安値を更新したものをチェックしてみた。
初セールのタイトルで注目度が高いのは,いずれも25%オフの「龍が如く7外伝 名を消した男」と「Fate/Samurai Remnant」だろう。どちらもSteam上で高い評価を受けており,様子を見ていた人にとっては丁度良い機会になりそうだ。
また,発売からしばらく経った「NieR:Automata」「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION」「Dead Space」「バイオハザード RE:4」などは,4000円以下と手頃な価格になっている。これらのタイトルをウィッシュリストで眠らせていた人は,そろそろ手を付けても良いかもしれない。
●最安値&初セールの人気タイトル
タイトル | 割引率 | 割引価格 | ストア |
---|---|---|---|
NieR:Automata | 60% | 2112円 | リンク |
Remnant II | 40% | 3300円 | リンク |
FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION | 60% | 3432円 | リンク |
Dead Space | 60% | 3480円 | リンク |
PAYDAY 3 | 25% | 3524円 | リンク |
ペルソナ5 ザ・ロイヤル | 50% | 3839円 | リンク |
バイオハザード RE:4 | 50% | 3995円 | リンク |
ホグワーツ・レガシー | 50% | 4389円 | リンク |
龍が如く7外伝 名を消した男 | 25% | 4455円 | リンク |
Wo Long: Fallen Dynasty | 43% | 4890円 | リンク |
オクトパストラベラー II | 30% | 5460円 | リンク |
Lords of the Fallen | 35% | 5524円 | リンク |
ELDEN RING | 40% | 5544円 | リンク |
魔界戦記ディスガイア7 | 20% | 6142円 | リンク |
Fate/Samurai Remnant | 25% | 7260円 | リンク |
●その他セール中の注目タイトル
タイトル | 割引率 | 割引価格 | ストア |
---|---|---|---|
モンスターハンターライズ | 60% | 1596円 | リンク |
Detroit: Become Human | 60% | 1596円 | リンク |
デイヴ・ザ・ダイバー | 20% | 1920円 | リンク |
テイルズ オブ アライズ | 50% | 2200円 | リンク |
マーベル ミッドナイト・サンズ | 67% | 2722円 | リンク |
レッド・デッド・リデンプション2 | 67% | 2843円 | リンク |
God of War | 50% | 3245円 | リンク |
サイバーパンク2077 | 50% | 4389円 | リンク |
零 〜月蝕の仮面〜 | 30% | 4466円 | リンク |
ディアブロ IV | 40% | 5880円 | リンク |
ライザのアトリエ3 〜終わりの錬金術士と秘密の鍵〜 | 30% | 6006円 | リンク |
Lies of P | 20% | 6688円 | リンク |
Starfield | 30% | 6776円 | リンク |
このあたりは,Steamと各パブリッシャのページを確認すれば把握できる内容だろう。というわけで,もうちょっとセールを“深掘り”したい人のために,この機会に遊んでほしいセール対象作品をいくつかピックアップして紹介していく。
「Steam」トップページ
Party Animals
ぐにゃんぐにゃんの体を持つ動物となって,さまざまな戦いに挑むパーティーアクションゲームだ。パッと見では可愛らしい姿を見せる動物たちだが,その戦いぶりは凶暴そのもの。飛び蹴りで顔面を蹴り飛ばし,スコップで後頭部をブッ叩き,クロスボウで胴体を撃ち抜く,見た目のわりにバイオレンスなバトルを勝ち抜こう。
対戦のルールは多彩で,シンプルに敵を奈落に叩き落とすものから,チームで協力してサッカー(?)をするものまで,バリエーションに富んだ遊びを楽しめる。
もちろんオンライン対戦にも対応しており,12月4日に配信されたアップデートでは日本語も実装された。年末年始にフレンドと盛り上がれるアクションゲームを探している人には,特にオススメの1本だ。
Darkest Dungeon 2
パーティを組んで幌馬車に乗り込み,複数のステージを攻略していくターン制のローグライクRPG。拠点を構えて1つのダンジョンに挑戦していった前作とは異なり,4人チームでゲームを開始して順番に仲間をアンロックしていくシステムが採用されているのが特徴だ。
バトル自体は前作からそのまま引き継がれているが,それ以外のマネジメント要素は刷新されている。そのうえで,ストレス要素を軸としたキャラクター同士の“関係性”によって特殊な効果が発生するシステムなど,本作独自の要素も多い。
先述の通り前作とはまったく異なるゲームなので,シリーズ初体験でもまったく問題はない。ローグライク系のゲームや,ギリギリの戦いに挑むターン制バトルを楽しめる人には,ぜひオススメしたい作品だ。
両手いっぱいに芋の花を
大地を汚染する呪いがまん延する地上を救うため,かつて錬金術師が作り上げたという,呪いに耐性を持つ「芋の種」を探す3Dダンジョン探索RPG。小さな島に派遣された調査団を指揮し,危険に満ちたダンジョンを攻略していこう。
最大の特徴は,ランダム要素が抑えられたバトルシステムだ。敵が実行するコマンドや対象が事前に提示されるので,プレイヤーはそれに対応する形で戦略を組み立てることになる。かなりプレイヤーに有利なシステムにも感じられるが,そのぶん敵の能力もかなり高いので,得られた情報をきちんと活用して戦わなければ簡単に負けてしまう。
一方で,レベル上げやリビルドなどは快適に行えるようになっており,いわゆる“意地悪な要素”はほとんど存在しない。じっくりダンジョンを歩き,出現する敵の情報を収集していくのが好きな人であれば,いつのまにかハマってしまう魅力のある作品だ。
Cobalt Core
宇宙船を指揮してタイムループからの脱出を目指す,デッキ構築型ローグライクカードゲームだ。本作を手掛けるRocket Rat Gamesの前作にあたる宇宙船建造&販売ゲーム「Sunshine Heavy Industries」と近い世界観を持ち,不思議なユーモアとSFチックなストーリーを楽しめる。
戦闘の基本は「Sley the Spire」などでお馴染みのカードバトルだが,本作には“軸移動”の概念が存在する。攻撃カードを使用すると「砲台」が存在する場所から攻撃が放たれるので,その直線上に敵船がなければダメージを与えられないのだ。
また,敵との間には障害物やドローンを設置できる空間が存在し,それを活用して攻撃を遮ることも可能だ。戦闘シーンが難しくなったぶん,船体(HP)以外のリソース管理要素はスパッと切り捨てられており,非常に遊びやすい。周回を楽しめるストーリーを重視したコンテンツも用意されているので,デッキ構築型ローグライクの入門としてもオススメだ。
ショベルナイト
8ビット時代を思わせるレトロ風グラフィックスが特徴の2DアクションRPG。プレイヤーは英雄「ショベルナイト」となり,離れ離れになった恋人の行方を探すため,行く手を阻むボクメツ騎士団の面々と戦うことになる。
外見こそ古めかしく感じられる本作だが,手触りはかなり現代風に調整されており,ノリノリの音楽も含めてモダンな出来栄えになっている。各ステージやボスの難度も絶妙で,2Dアクションゲーム好きならハマること請け合いだ。
本作のアーリーアクセスが始まったのは2014年だが,継続的にコンテンツ追加アップデートが行われ,2020年の正式リリース時点で5つの“別のゲーム”が収録された大ボリュームの作品となった。そのためか,実は大型イベント以外では意外とセール対象にならない。「気になってたけど,なんとなく買ってない」という人は,セールが開催されているうちに買ってしまおう。
Road 96
抑圧的な独裁者が支配する国家「ペトリア」を舞台に,国境越えを目指してヒッチハイクを続ける少年となり,さまざまな出会いを経験していくアドベンチャーゲームだ。
主人公が出会う人々はいずれも個性的で,それぞれが異なる理由で旅を続けている。断片的な交流の中で,ペトリアの現状を知り,自らが進むべき道を探し出すのだ。
面白いのは,プレイヤーがどんな行動をとっても経過した時間はそのまま反映されるということ。主人公が国境を越えた場合はもちろん,逮捕されてしまったり,何らかの理由で倒れたりしても,新たな若者が主人公となって国境を目指すことになる。
それまでのプレイで出会った人々は,かつての主人公たちとの交流を覚えており,それによって考え方が変化していく。最終的には,それが国の行く末までもを揺るがしていくのだ。1人の力は小さくとも,それぞれの考えや想いが繋がって形をなす,本作ならではの群像劇を体験してみてほしい。
Curious Expedition 2
19世紀の探検家となり,未知の世界にこぎだすローグライクアドベンチャーゲームだ。限られた物資をやりくりしながら未開の島を探索し,そこに隠された価値ある財宝や知識を持ち帰ろう。
未開の地を歩くのは極めて危険で,移動すればするほど「正気度」が減っていく。それを解消するには物資や休息が必要だが,持ち込める物資には限りがあり,安全に休める場所も限られている。さらに,時間をかけすぎると“霧”がマップの周囲から迫り,探検隊を飲み込んでしまう。
島内には原住民も存在し,仲良くなれば物資交換や寝床の提供に応じてくれるが,機嫌を損ねると攻撃を受けてしまうこともあり得る。神殿で見つけた輝く財宝を奪取すれば素晴らしい戦果となるが,原住民にはよく思われないだろう。探索状況や退路をよく考慮したうえで行動を決めなければいけない。
ランダムイベントの中には,当時の旅行記で見られるようなトンデモ展開も大量に詰め込まれており,「そんなことも起こるの!?」と何度も驚かされることになる。リアルな探索感とファンタジックな展開がまぜこぜになった独特な世界に興味を惹かれた人は,本作でロマン溢れる探検に挑戦してみよう。
DRAINUS
「ロードス島戦記ーディードリット・イン・ワンダーラビリンスー」などを開発したTeam Ladybugによる横スクロールシューティングゲーム。プレイヤーは敵から新鋭戦闘機「ドレイナス」を奪った主人公となり,圧政をしく銀河帝国打倒を目指す戦いに身を投じることになる。
ドレイナスは「リフレクター」と呼ばれる武装を持ち,これを起動している間は敵の攻撃を吸収できる。吸収後には自動で反撃を放ってくれるだけでなく,そこで獲得したエネルギーを使って機体をアップグレードすることも可能だ。攻略を通じて自分だけの最強ビルドを組み上げよう。
本作は“誰でもクリアできるシューティングゲーム”をコンセプトとしており,3段階で選べる難度調整や,攻撃を受けてもパワーアップの回数まで耐えられる体力設定など,ゲームを遊びやすくする工夫が随所に見られる。それだけに,シューティングゲーム初心者の入門として最適な作品だ。
Roboquest
ポスト・アポカリプスな世界で人間を助けるロボットとなり,武器や資源が眠る遺跡を攻略していくローグライトFPSだ。2020年から約3年間にわたってアーリーアクセスが行われていたタイトルで,2023年11月7日に正式リリースを迎えている。
攻略に挑むロボットにはいくつかの種類があり,それぞれ固有のアビリティを持っている。そして,各アビリティはいずれも強力なだけでなく,敵を撃破してレベルアップすればどんどん強化されていく。
さらに,道中で入手できる武器にはランダムなモディファイア(特殊効果)が付与されており,武器種によってもまったく異なる戦略を楽しめる。アビリティ&武器種&特殊効果によるシナジーを発揮すれば,暴力的なまでのパワーで敵を蹂躙することも可能だ。
中心的な回復手段を“短時間で消滅するドロップアイテム”に設定することで,どんどん前に出ることを推奨するゲーム性も相まって,爽快感抜群のプレイフィールを味わえる。サクッと気持ちよく遊べるFPSを求めている人にはぴったりの1本になるだろう。
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