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ハロー!Steam広場 第116回:鬼は鬼でも殺人鬼。4対1で繰り広げる狂気の鬼ごっこホラー「Dead by Daylight」
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印刷2016/07/05 12:00

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ハロー!Steam広場 第116回:鬼は鬼でも殺人鬼。4対1で繰り広げる狂気の鬼ごっこホラー「Dead by Daylight」

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「すちーむ」ってなぁに?というよい子のみんな集まれー! 「ハロー! Steam広場」は,PCゲームのダウンロード販売サイトSteamでリリースされた気になるタイトルやニュースを,筆者が独断と偏見でピックアップして紹介する,とっても有意義なコーナーだ。毎週欠かさずチェックすれば,友達のPCを修理してあげたときに,こっそりSteamをインストールしておく宣教Steamerにジョブチェンジできるかも。

 ハロー!Steam広場 第116回は,「Dead by Daylight」をメインに紹介しよう。サバイバー側となったプレイヤーは4人で協力して,こちらよりも足が速い殺人鬼プレイヤーから逃げ回ることになる。このほか,小説「モロー博士の島」をベースにしたホラーFPS「Heathen Game」もあるので,お見逃しなく。



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4人の一般人プレイヤーが,1人の殺人鬼プレイヤーから逃げ延びる,鬼ごっこホラーゲーム「Dead by Daylight」


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 今回はカナダのBehaviour Interactiveが手掛ける「Dead by Daylight」を紹介しよう。

 まめにSteamストアをチェックしている人ならば,おそらくタイトル名くらいはご存知かと思われるが,本作は4人のサバイバーが1人の殺人鬼から逃げ回る,非対称型の対戦ホラーゲームだ。
 サバイバー側は三人称視点になっており,マップ内にある5つの発電機を修理して,開いた脱出ゲートから逃げればクリアとなる。それに対して,一人称視点の殺人鬼側は,サバイバ−の立てる音を頼りに彼らを追い詰め,脱出される前に1人でも多くを血祭りにあげていくのだ。

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 このゲームのマッチングシステムは,殺人鬼側がロビーを作って,そこに4人のサバイバーが参加するという仕組みになっている。殺人鬼側は,罠を仕掛けるTrapper,チェーンソーで追い回すHillbilly,そしてステルス能力を持つWraithという,それぞれ見た目や性能の異なる3人の中から1人を選んで,サバイバーがロビーにやってくるのを待つといった感じだ。
 ちなみに,サバイバー側にもそれぞれ能力の異なる4人のキャラクターが男女2人ずつ用意されている。ほかのプレイヤーとのキャラ被りも可なので,自分のプレイスタイルにあったキャラを選ぼう。

この先待ち受ける過酷な運命も知らず,殺人鬼の狩場に来てしまったサバイバー達。ちなみにこれは,殺人鬼としてマッチに参加した時のロビー画面である。なお,サバイバー側にはどの殺人鬼がやってくるのか見えていない
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 一人称視点でのプレイとなる殺人鬼側は視界こそ狭いものの,その視界から得られる情報自体はサバイバー側よりも多い。まず殺人鬼側には,サバイバー側の目標である発電機の場所が常に見えているので,その辺りを巡回していればサバイバーに遭遇する確率も高くなる。
 また,サバイバーの立てる音も視覚的に表示されるため,そういった情報を活用してうまく追い込んでいけば,とっ捕まえることもそう難しくはないはずだ。

サバイバーが音を立てると,視覚的に表示される。急いでその場所に向かえば,まだうろうろしている可能性は高い
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サバイバーをダウンさせたら担ぎあげて,近くの吊るし台まで運ぼう。吊るされたサバイバーは徐々に体力が減っていき,体力が底を尽きるとあの世へと送還される
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ほかのサバイバーが吊るされている仲間を救出にくる可能性もあるので,しばらくは近くで見張っているのも1つの手だ
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 視界的なアドバンテージを得ているサバイバー側にとっては,殺人鬼にとって有益な情報となってしまう“”を立てないように動きまわることが重要である。とくに注意すべきなのは,発電機の修理中に発生するスキルチェック(タイミングよくボタンを押すQTE)だ。これに失敗してしまうと大きな故障音が鳴り響き,殺人鬼に自分の居場所を知らせてしまうことになる。

修理中も殺人鬼が近づいていないかと周囲を確かめる必要があるので,突然発生するスキルチェックをパスするのはあんがい難しい
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殺人鬼の接近は鼓動音で察知できる。ドクンドクンという音が大きくなってきたら周囲をよく確認しよう
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 基本的にサバイバーよりも殺人鬼の足のほうが速いので,至近距離で見つかった場合,逃げ切るのは至難の業だ。直接的な攻撃手段のないサバイバー側にとっては,倒せる障害物や,乗り越えられる窓が唯一の武器になるので,どこに何があるのかは念入りに調べておきたいところ。

いざとなったらロッカーに隠れるのもあり
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なお,勘のいいプレイヤーには効かない模様
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 すべての生存者が脱出すると,その時点でマッチは終了となり,それぞれの行動に基づいたポイントが手に入る。勝ち負けではなくポイントだけで考えるのならば,殺人鬼側は2人ほど殺しておけば,脱出に成功したプレイヤーと同じくらいのポイントがもらえるので,必ずしもすべてのプレイヤーを捕まえる必要はないわけだ。
 このポイントは,各キャラクターごとに用意されているBLOODWEBで使用でき,BLOODWEB上にあるスキルを開放することで,キャラクターの基礎能力が強化される仕組みになっている。

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 6月末時点で27万本以上のセールスを記録しており,なかなかの盛り上がりを見せている本作。コミュニティ内ではゲームバランスに対する議論が活発に行われており,今後のアップデート次第で,さらに磨きの掛かったゲームになりそうな雰囲気だ。殺人鬼との鬼ごっこに興じてみたい人はぜひ遊んでみてほしい。


「Dead by Daylight」Steamストア(1980円)



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小説「モロー博士の島」をベースにしたホラーFPS「Heathen Game」


 「こんなゲームをリリースしたい」という開発者に対して,ユーザーが賛成か反対かを投票できるサービスがGREENLIGHTだ。今回はフランスのインディーズ系デベロッパ,Frog Factoryが手掛ける「Heathen Game」を紹介しよう。

 CRYENGINEを使って開発が行われている本作は,イギリスの著作家H.G.ウェルズの小説「モロー博士の島」の世界観をベースにしたホラーFPSだ。物語の舞台となる孤島は,モロー博士の研究によって生み出された半人半獣の生物が棲みついており,主人公もその1人である。

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 半人半獣の研究は,モロー博士が亡くなった後も密かに続けられていたが,やがて半人半獣達は暴走を始め,島を占拠してしまう。唯一自我を保っていた主人公は,彼らから島を取り戻すべく奮闘することになるわけだ。

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 プレイスタイルは自由で,DOOMのように銃をぶっ放しながら進むか,ステルスを駆使して静かに進むかは,プレイヤー次第。公開されているプレイムービーを見る限りでは,半獣であることを活かした近接戦もこなせるようだ。


 そんな本作はすでにGREENLIGHTを通過しており,開発が順調に進めば2017年内にもリリース予定となっている。近日中に新しいプレイムービーが公開されるようなので,興味のある人はフォローボタンを押しておこう。

「Heathen Game」GREENLIGHTページ

  • 関連タイトル:

    Steam

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    Dead by Daylight

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