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「ゲームマーレ」,事業戦略記者発表会を開催。同社が目指すものとは?
ゲームマーレ(GAME MARE)の“MARE”とは,ラテン語で“海”を表す言葉。さまざまな魅力的な表情を持ち,何度も訪れたくなるような“(ゲームの)海”を提供したいという思いで付けられた名だという。
光澤氏によれば,そんな同社の事業戦略は大きくわけて四つ,「運営サービス」「オリジナル」「IP(知的財産)のオンライン化」「グローバル」だ。
■市場ニーズにあった運営サービス
■提供タイトル第一弾は,横スクロールアクション「エコマジ!」
まず,そのタイトルの市場性,ゲーム性,日本向けローカライズの可否などを含む技術性などを調査し,ニーズに合うタイトルを選択。その後,ゲーム評価システムでローカライズするかタイトルの選択をやり直すかを判断するとのこと。
続いて発表されたのは,提供タイトル第一弾となる「エコマジ!」。本作は,すでに韓国で「Master of Fantasy」(マスターオブファンタジー)というタイトルで正式サービスが行われている。主に,オンラインゲームの初心者や女性をターゲットとしており,簡単な操作による爽快な戦闘や,可愛らしいキャラクターで着せ替えが楽しめるという,2D横スクロールアクションゲームだ。すでにローカライズ作業も開始されており,4月中旬にクローズドβテストが実施される予定とのこと。
ローカライズにあたり,キャラクターのアバターを日本人プレイヤー向けに一新しているという。なお,本作は基本料金無料のアイテム課金制でサービス予定だ。
■日本のゲーム開発力と韓国のネットワーク技術を融合
■シナジー効果によるオリジナル作品の開発
「エコマジ!」の紹介に続いて,さまざまなゲームで共有できるプログラムとして共通プラットフォームを用意し,次期開発ゲームの投入リスクを軽減させる,“ブランドプラットフォーム”戦略が発表された。光澤氏によると,具体的には,“アバター”“チャット”などの,多くのゲームで利用されるシステムを一つのモジュールとして用意するのだという。開発会社は,共通化されたモジュールを用いることにより,フレンド登録情報や課金システムといったユーザー情報の共有化が容易になり,プレイヤーには,ゲームごとにキャラクターを作成するのではなく,一つのキャラクター(アバター)を利用して,さまざまなゲームを楽しめるといった恩恵が受けられるという。
■さまざまな企業との連携による
■IP(知的財産)のオンライン化とグローバル展開
続いて光澤氏は,ゲームマーレのIP(知的財産)のオンライン化と,グローバル展開の紹介に移った。これは,ゲームマーレが中心となって収益を共有化し,他社ゲームメーカーなどのIPを素材としたオンラインゲームを,各社サポートの元,グローバルに展開していこうというものだ。これについては現在,数社と協議中とのこと。
- 関連タイトル:
エコマジ!〜Ecole du magister〜
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(C)2007 GAMEMARE Inc./BUDDYBUDDY CO.,LTD./Sidus.