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印刷2007/11/30 15:12

レビュー

WTCCのほか数多くのレースが楽しめるリアルレースシム

RACE 07: Official WTCC Game
日本語マニュアル付 英語版

Text by UHAUHA

»  「WTCC」(世界ツーリングカー選手権)を題材とした,リアルレースシミュレータ「RACE」シリーズに最新作が登場した。市販車をベースにしたツーリングカーのほかにも,さまざまなマシンでレースが楽しめる本作の2007年最新データ版を,4Gamerの専属ドライバーことUHAUHA氏がハンドリングする。


世界ツーリングカー選手権を再現したコテコテのレースシム最新作が登場


世界ツーリングカー選手権(WTCC)を再現した本作は,2007年最新データを収録し,2007年チャンピオンシップを楽しめる。前作「RACE - The Official WTCC Game」のデータも引き継がれており,2006年版のコースを2007年版マシンで走ることも可能だ
画像集#001のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
 レースカーの挙動を忠実に再現したレースシミュレータ(レースシム)は,最近すっかり新作を目にすることが少なくなったジャンルだ。そんな中,GTRシリーズといった良質のレースシムを開発し続けているデベロッパ,SimBin Studiosが放つ最新レースシムが,ズーから11月30日に発売される「RACE 07: Official WTCC Game 日本語マニュアル付 英語版」だ。

 本作はタイトルから分かる通り,ヨーロッパで人気のモータースポーツ,世界ツーリングカー選手権「WTCC」(World Touring Car Championship)を題材にした,同社の「RACE - The Official WTCC Game」に続くシリーズ第二弾である。

画像集#002のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
決勝レースは2レース制。2007年 WTCCのレギュレーションに沿っているため,第1レースはローリングスタート,第2レースはスタンディングスタートとなる
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プレイ視点はフード視点,コクピット視点,ノーズ視点のほかにアクション視点が追加された。コクピット視点のセンター視点版といった感じでプレイしやすい

 基本的なシステム周りは前作から変更がなく,主な変更点は以下の二つ。

・WTCC 2007年のデータの追加
・ほかのレースカテゴリマシンとサーキットデータの追加

 というわけで,今回は新たにフィーチャーされた部分を中心に見ていくことにする。ゲームシステムの評価については「こちら」にある前作のレビューを参照してほしい。

こだわるならば運転席に座った状態のコクピット視点が最高だ。ヘルメットバイザーから覗くイメージで雰囲気も抜群。ルーフのないマシンでは水滴を手で拭い払う
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 本作は,前作と同様ゲーム配信システム「Steam」でも購入でき,ゲーム自体はズーから発売されるパッケージと同様だ。しかし,本作では各種マシンセッティング項目のほか,リアリティを調整するためのゲーム&環境設定など,コテコテのレースシムらしく非常に細かい設定が可能だが,すべて英語表記なうえに専門用語ばかり。「これは何の設定だ?」なんて途方に暮れることも多い。
 そんなときは,70ページにおよぶ気合いの入った日本語マニュアルに素直に頼ろう。WTCCの大会ルールやキャンバー,ダンパー,アンダーステアなどレースシム用語のほか,各種設定項目などが細かく解説されているので,レースシム初心者でも安心だ。

 なお,本作はインストール時にオフライン版(起動時にDVD-ROMが必要)とオンライン版(起動時にSteamの認証が必要)のどちらかをインストールするか選択する仕様だ。シングルプレイのみを楽しむのならばオフライン版を,シングルプレイのほかに世界中のプレイヤーとのマルチプレイも楽しみたいならばオンライン版を……といった具合に,目的に合わせてインストールできる。
 ただ,オートアップデートチェックでゲームを常に最新状態にしておけたり,拡張データパックなどを期間限定で無料配布したりなんてこともあるため,Steamがよっぽど苦手だという人以外は,オンライン版を選択するのがベターだろう。

 なお念のため書いておくと,本作はWindows XP以外のOSでは動作保証されておらず,Windows Vistaについても“動作保証は致しません”とのことなので,Windows Vistaのみを利用している人は注意してほしい。

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WTCC 2007年/2006年シーズンに登場するコースのほかに,実在する多くのコースが収録されている。まったく異なる走りを求められるリバース(逆走)コースが面白い
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収録車種は前作に含まれていたもののほか,フォーミュラーカーやライトウエイトスポーツカーも収録される。純粋なレーシングカーの挙動を存分に楽しめる
画像集#007のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
収録車種の細かいスペックも見られるので,モータースポーツファンなら必見。WTCCマシンはドライバーデータまで参照できる。さすがはFIA公認といったところか


世界中のプレイヤーを相手にラップタイムを競うWORLD RANKINGが熱い


レースシムでFomula BMWとは珍しい。マシンスペックが均一でマシンセッティングとドライバーの腕が頼りとなり,熱い接近戦が繰り広げられる。少しでも無理をすると他車を巻き込んで大クラッシュとなる
画像集#008のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
 用意されているレースモードも前作と同じで,レースカー,サーキットを選択して練習走行,予選,決勝2レースのレースウィークを楽しめる「RACE EVENT」,2007年WTCCチャンピオンシップシーズンを戦える「CHAMPIONSHIP」が用意されており,このほか現実のレーサーのタイムへの挑戦や練習走行ができる「ADDITIONAL EVENTS」が用意される。

 RACE EVENTでは,トラクションコントロールやアンチロックブレーキなどが使用できるドライバーズ・エイドの設定,ライバル車の速さ,ダメージレベルなどを「NOVICE」(初心者),「SEMI-PRO」(中級者),「PROFESSIONAL」(上級者)で設定して楽しめるほか,「CUSTOM」(カスタム)で好みの設定でのレースを楽しむことも可能だ。

 CHAMPIONSHIPでは“2007年チャンピオンシップ”を楽しめるほか,独自にチャンピオンシップを作成することも可能だ。ちなみに今年からWTCCでは第1レースがローリングスタート,第2レースがスタンディングスタートに変更されており,これもしっかり再現されている。また,ウエイトハンデも,若干の変更を受けた2007年レギュレーションに準じたものになっているので,WTCCファンも安心だ。

画像集#009のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
前作では拡張データパックとして販売されたCaterham(スーパー7)も本作では標準で収録されている。比較的扱いやすい車なので腕を上げるのに最適かもしれない
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マカオのリバースコースを疾走するMINIクーパー達。コンパクトな車でも狭い市街地コースでは追い抜くのも大変だ。コツンと当てて抜いていくのはアリかなぁ

 ほかには「MULTIPLAY」にてLANとインターネットを利用したマルチプレイがサポートされており,日々多くのホストが立ち上がっている。対戦者捜しに困ることはないので,一覧リストから好みのホストに飛び込んで世界中のプレイヤーに挑戦してみるのがいいだろう。ちなみにIPアドレス指定のダイレクト接続はできないのも前作同様だが,友人と対戦するならパスワード付きホストを立てればよく,それほど困らないだろう。

 またマルチプレイ用として新たに「WORLD RANKING」というレースモードが追加された。これはタイムアタックの行われているサーバーに接続して,30分という制限時間内で世界中のプレイヤーを相手にラップタイムを競うモードだ。もちろん,このモードで記録したタイムはランキングに記録され,トップタイムをマークするとRACE07公式サイトのトップページに表示される。
 純粋なレースという形ではないものの,見えない世界のライバル相手にセッティングを詰めてタイムを刻み,その結果が多くの人の目に止まるデータとして残るせいか,強烈に燃えるモードだ。腕に自信のある人は,ぜひ挑戦してほしい。

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2007年11月30日時点,マルチプレイでは多くのホストが立てられており,対戦者にはまず困らない。とはいえ,時間帯によっては参加者が少ないこともあるようだ
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収録されているすべてのコースにおいて,周辺にある建物や看板などの再現度(実地をじかに見たわけではないけど)も非常に高い。路面の傾斜やうねりも再現されている

 本作では新たなレースカテゴリの車種と走行サーキットがフィーチャーされている。まずメインのWTCCについては,前作の「WTCC 2006年」「WTCC 1987年」に加え,「WTCC 2007年」のシーズンデータが追加された。もちろん,参戦しているチーム,レースカー,ドライバー,コースがFIA(国際自動車連盟)の公認のもと,すべて実名で登場する。
 また,前作収録されていた「MINI チャレンジカップ」のほか,前作の拡張データパックとしてSteamで期間限定で無料配布され,現在では有料で販売されている「RACE - The Official WTCC Game: Caterham」も収録されている。
 さらに本作で新たにオープンホイールのF3000,Formula BMW,スーパーバイクエンジンを搭載したライトウエイトスポーツカー Radical SR3/SR4が登場し,全9カテゴリのレースカーの走りを楽しめるという太っ腹仕様だ。

 収録サーキットについても,WTCC 2007年に登場したアンダーストープ(スウェーデン),ザンドフォールト(オランダ),ポー(フランス)を含め,WTCC 2007年/2006年シーズンの舞台となった全サーキットを収録。
 また,フォーミュラーカーやスポーツカーを収録したためか,クリチバ オーバル,バレンシア ロングといったレイアウトの異なるコース,そしてWTCCシーズンには登場しないエストリル(ポルトガル),イモラ(イタリア)といった有名サーキットなど世界中に実在するサーキットが収録されている。さらに,モンツァ(イタリア)やマカオ(中国)などの“逆走コース”も含めると,計32種類のコースを走れることになり,上級者とて全サーキットを極めるのは相当大変なはずだ。

画像集#013のサムネイル/今オススメのリアルレースシム「RACE07 - The Official WTCC Game」のレビューを掲載
30分間コースを走り回り,ラップタイムを競うWORLD RANKING。11月20日に稼働したばかりで参加者が少ない今が,トップタイムをマークするチャンスかも?
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WORLD RANKINGは単独走行なので,自分のラインでコースを攻められるのが良いところ。それにしてもトップとのタイム差が大きすぎるので,セッティングの見直しだ


挙動特性が異なるさまざまなレースカーを乗り回せるのが大きな魅力


ピーキーだけど扱いやすく,きびきびとした走りの楽しめるライトウエイトスポーツカー Radical。RS3に慣れたらRS4にステップアップするのがいいだろう。WTCCマシンやフォーミュラーマシンとは違った走りが楽しめるので個人的にお勧めのマシンである
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 挙動は,前作にも収録されていた車種については何ら変わりはない。とくにメインであるWTCC 2007年マシンについては,個人的には2006年マシンと比べて若干アンダーステア傾向が強くなったなと感じられた部分はあったものの,とりわけ驚くような挙動変化は感じられなかったというのが正直なところだ。実際,WTCC 2007年と2006年のマシンスペック自体に大きな変更はないため,挙動が劇的に変わられても困ってしまうわけだが。

 やはり走らせていて非常にチャレンジのし甲斐があるのが,F3000,Formula BMW,Radical SR3/SR4といった,純粋なレーシングカーである。エアロダイナミクスにより路面に車体が押しつけられている感じが良く再現されており,圧倒的な加速力とスピード感が素晴らしい。
 WTCCに登場するコースでも,WTCCマシンよりも深くブレーキングを我慢できるし,コーナーを抜けるときもグリップを感じながらアクセルとステアリングを操作し,テールスライドをカウンターを当ててリアをコントロールしながら立ち上がる……こんな走りができるようになると心底,熱くなれる。

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本作に収録された車種の中で,乗りこなすのが難しいのがF3000マシンだろう。とくにマカオやポーの市街地コースでは有り余るパワーのお陰でさらに難度がアップする
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ほかのレースカテゴリのマシンが多く収録されたせいか,陰が薄くなってしまったWTCCマシンだが,FF車/FR車ともに扱いやすく,レースシム初心者でも乗りこなせるはずだ

 F3000,Formula BMW,Radicalで走ってもらいたいのが,マカオやポーといった市街地コースだ。ただでさえピーキーなマシン特性なのに,コース幅が狭く,路面の起伏の影響で,一瞬のコントロールミスでガードレールへと吸い込まれる。タイヤが剥き出しのオープンホイールマシンにとって,軽い接触は大きなダメージへ直結してしまう。
 トラクションコントロールなどのドライバーズ・エイドを利用しても,ラフなアクセル操作は禁物で,アクセルを踏み込むたびに言いようのない緊張感に襲われるのがある意味たまらないのだ。この緊張感はキーボードやゲームパッドではなく,ぜひステアリングコントローラでピーキーなマシンをコントロールする楽しさを味わってほしいところである。

レインコンディションとなると,ドライバーズ・エイドを利用しても,扱いやすいマシンとてFF車ならばアンダーステアに襲われるし,FR車なら容赦なくリアが滑り出す
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 レースシムマニアのお楽しみでもあるマシンセッティングに触れておくと,前作ではカーセッティングの基本データとして全車共通のデフォルトセッティングだけが用意されており,基本的に車種に合わせてイチからセッティングを出していくという,上級者とて苦労するような状況だった。
 本作ではドライ,ウェット両方のセッティングデータが各車,各サーキットごとに用意されており,このセッティングを使うだけで比較的満足のいくタイムが出せるのが非常に助かる。正直,前作の苦労はなんだったの? って感じである。

 さらに細かく自分の走りにあったセッティングを突き詰めていけば,OPPONENT SKLILL 100%,つまり本物のプロレーサーをも食えるタイムを出すのも夢ではない。これでもかと言わんばかりに用意されたセッティング項目を調整しては,テスト走行でタイムを詰めていく。これぞレースシムの醍醐味という部分を存分に楽しんでほしい。

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レースシムの真骨頂というべきセッティング項目は,タイムアップに必須。細かく調整が可能なので,一項目を調節したらテスト走行して効果を確認しよう
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本作では各コース,各マシンごとに比較的走りやすいセッティングデータが用意されている。このデータを基準にセッティングを詰めていくのがベストだろう
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ザンドフォールト,ポー,アンダーストープなど,WTCC 2007年に登場したコースも完全再現。2006年のコースも収録しており,昨年と今年のマシンで走り比べられる


レースシム初心者から上級者までプレイしておいて損はない逸品


サーキットでは縁石いっぱいまで使ってアウト・イン・アウトでコーナーを抜ける。タイヤのグリップを感じながらアクセルコントロールして,タイムロスを少なくするのがポイントだ。こういった走りを楽しめるのも,よくできたドライブモデルのお陰である
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 こんな感じなので,本作は前作のデータ拡張版,強化版といった印象は拭えない。本作で初めてRACEシリーズに挑戦するという人にとっては非常にお得なのは間違いないが,前作を持っている人や,とくに最近になってCaterham拡張データパックを買ってしまったなんて人は,涙目になっているかもしれない。
 とはいえ,WTCC 2007年データや追加要素などを総合的に見ていくと,それほどガッカリする内容ではなく,前作を持っていても本作を買う価値は大いにあると思う。もちろん,前作購入者のために割安感のあるアップデート版も用意してほしかったというのが正直なところだが……。

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コーションフラッグもレギュレーションどおりなので,イエローフラッグ区間で追い越しをかけるとペナルティを受ける。前方で起きたクラッシュにも注意しよう
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WTCC 2007年に登場する市街地コース,ポー。マカオとは違いショートカットしたくなる縁石が多い。滑りやすくマシンが跳ねやすいので縁石の使い方も難しい

リアリズム設定も自分の腕や好みで細かく調整可能。カスタム設定を使えば,すべての項目を自由に設定してレースを楽しめる。これもレースシムならではの要素だ
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 基本的に硬派なレースシムなので,この手のジャンルが好きな人以外にはハードルの高さが感じられるかもしれない。しかし,WTCCマシンはレースカーの中でも比較的走らせやすく,テール・トゥ・ノーズ,サイド・バイ・サイドの熱いバトルが楽しめ,レースカーのリアルな動きを体験できる。レースシムをやったことがないという人も,本作に挑戦すればレースシムの面白さを味わえるだろう。
 まずは「こちら」にある体験版で完成度の高さを確認してもらいたい。パッケージ版の日本語マニュアルの出来映えも,体験版用日本語マニュアルからチラリと確認できるはずだ。

 最後に余談だが,ほかのレースカテゴリに比べると,日本での人気は今一つなWTCCであるが,来年のWTCC 2008年チャンピオンシップ 第10戦(10月26日)は,岡山国際サーキット(旧TIサーキット英田)で開催されることが決定している。もちろん,WTCCでは日本初開催となり,これで少しは知名度も上がるかなぁなんて思いつつ,RACE 08には岡山国際サーキットも収録されるのかなぁ,されるよね? と今から勝手に心配している筆者である。

本作には多くのレースカテゴリが収録されているが,どのカテゴリもマシン差は無に等しいものばかり。そのため,テール・トゥ・ノーズ,サイド・バイ・サイドの熱いバトルを楽しめるのが嬉しいところだ
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RACE 07: Official WTCC Game 日本語マニュアル付 英語版

- 83
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ジャンル
  • シミュレーション
  • シングルプレイ
  • レース
発売元 ズー
発売日 2007/11/30
価格 6090円(税込)

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