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SteelSeries,60%サイズの10キーレスキーボード「Apex Pro Mini」を発売。新型スイッチでさらなる高速入力と低遅延を実現
ワイヤレスモデルの「Apex Pro Mini Wireless」と,USB接続型ワイヤードモデルの「Apex Pro Mini」の2製品をラインナップしている。直販価格は順に279.99ドル(約3万8100円),219.99ドル(約3万円)である。国内市場では,2022年夏以降に発売予定とのことだ。
SteelSeriesによると,新しいOmniPoint 2.0スイッチは,一般的なメカニカルキースイッチと比べて,アクチュエーションポイントは10倍浅い最小0.2mmを実現しており,キー内部での入力遅延も11倍短いのが特徴であるという。
また,1つのキーに複数のアクチュエーションポイントを割り当てる機能が加わり,浅く押したときと深く押し込んだときで別々のキーを入力できるようにもなったのも見どころだ。
キーボードそのものに話を戻そう。冒頭でも触れたとおり,Apex Pro Miniシリーズは10キーレスキーボードよりもさらにキーを減らしたキーボードで,ファンクションキーや矢印キーも省略している。キーボード天板にキースイッチを載せたフローティングデザインで,天板のサイズもぎりぎりまで詰めているのでボディの幅は公称293mm,奥行きは103mmという小ささだ。
ワイヤレスモデルのApex Pro Mini Wirelessは,独自のワイヤレス通信機能「Quantum 2.0 Wireless」を採用しており,独自方式の低遅延接続と,Bluetooth 5.0接続の両方を使用できる。
安価なワイヤードモデルでさえ約3万円という高価な製品なので,かなり人を選ぶ面はあるが,入力の速さを重視するeスポーツゲーマーには響くところのある製品ではなかろうか。
SteelSeriesのApex Pro Mini Wireless製品情報ページ
SteelSeriesのApex Pro Mini製品情報ページ
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