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[韓国ゲーム事情#653]「Nemo Castle」が2007年中に日本上陸
“非暴力”をコンセプトとするオンラインアクションゲーム「Nemo Castle」,2007年中に日本サービス開始へ(2007/1/26)
Text by Kim Dong Wook特派員
両社の間で結ばれているNDA(守秘義務契約)により,現時点ではその会社の名前を明らかにできないそうだが,2月中旬頃には正式発表を行うという。
今回の契約では,通常のパブリッシングとは異なる形態が採用されるとのことで,その点についてもゲーム関係者の注目を集めている。また,コンシューマ機や携帯ゲーム機への移植についても,準備が進められている模様だ。契約金の規模は,総額250万米ドルほどになると見られている。
本作は,コミカルで可愛らしいキャラクターや,ほのぼのとしたグラフィックスが目を引くカジュアルゲームで,陣地を奪い合って楽しむ,韓国の伝統的な遊びがモチーフとなっている。
Nemo Castleのコンセプトは“非暴力”。自分のキャラクターを動かすと,通過したマスが自分の陣地になり,マスを囲むように移動すると,囲まれたすべてのマスを獲得できる。このとき,相手のキャラクターやモンスターがいるマスを囲むと,そのキャラクターに対してダメージを与えられる仕組みだ。敵に対して直接攻撃をするわけではないので,ゲームに暴力性が内在すると懸念を抱く人々にも,好評を博しているという。
同社のKim Min Goo取締役は本作について,オリジナリティが高く,近年目につくような,過去のヒット作を模倣したゲームではないと説明。そのことに加え,PC以外のプラットフォームにも容易に展開できるように設計されていることが,海外のゲーム会社に評価されていると自信を持っている。
また,今後もプレイヤー達の意見を積極的に反映させつつ,“非暴力”というコンセプトを維持していきたいとコメントした。
なお現在韓国では,2006年12月から本作のプレオープンβテストが実施されている。
今回4Gamerでは,NEMOPLANETから本作のプロモーションムービーを入手したので,紹介しよう。ムービーのダウンロードは「こちら」(3分43秒:13.1MB,WMV)からどうぞ。
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