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「ふしぎ大戦」「スパイ大…戦?」と新規リプレイ3本。「ハーツ オブ アイアンII」の書籍「この世界大戦がすごい!!」明日発売
この本は,当サイトの週刊連載記事「ハーツ オブ アイアンII 世界ふしぎ大戦」と「DOOMSDAY スパイ大…戦?」の抜粋再編集版を核としつつ,書き下ろしのリプレイ記事1本と,著者のアトリエサード 徳岡正肇氏が国際通信社のボードゲーム雑誌「コマンドマガジン」のために書いたリプレイ記事2本,MOD制作の手ほどき記事1本を併せて収録する。
書き下ろしリプレイ記事では,「ハーツ オブ アイアンII ドゥームズデイ アルマゲドン」を用い,日本を担当して1941年にアメリカと開戦するという難関に挑む。連載で示された徳岡氏の手腕とセンスが,相も変わらず存分に発揮され,たかだかゲームのプレイであるにもかかわらず「第二次世界大戦とは果たして何だったのか?」と考え込まざるを得ない内容となっている。キーワードは,日本人移民とレーベンスラウム(生存圏)だ。
一方「コマンドマガジン」誌掲載のリプレイ2篇は,ゲームプレイヤーとしての“素”をのぞかせつつ,俯瞰的/概括的な記述を心がけた当サイトでの連載とは趣を異にし,東側の一兵士,一市民の視点から,このゲームで陥りがちな(というか引き起こしがちな),とんでもない成り行きを見守るという仕立てだ。いやまあ,なんというか,ポーランドは滅びないのである。あくまで「我らある限り」において,だが……。
MOD制作については,このゲームの各種イベントスクリプトが,初めから自由なMOD制作を想定してただのテキストで書かれているといった基本事項を説明しつつ,「DOOMSDAY」キャンペーンを雛形に,アメリカの核攻撃で分裂状態に陥ったソ連の各共和国による内戦シナリオを組み立てていくというもの。「DOOMSDAY」キャンペーン,さらには「ARMAGEDDON」「ABYSS」の両キャンペーンと,ハチャメチャの度合いを増していくオマケシナリオのひそみに倣った,ブラックかつ荒唐無稽な遊び方の提案というわけだ。
また,地味ながら国/地域別の基本攻略方針や,マニュアルにも載っていない天候/地形別戦闘修正などの付録を交え,さらにボードゲーム界では言わずと知れた重鎮・鈴木銀一郎氏のコラムや,「コマンドマガジン」誌スタッフの宮永忠将氏による,関連ボードゲーム紹介も収録されている。
そうそう,コアな人気を誇る漫画「ヘルシング」の平野耕太氏も「ハーツ オブ アイアンII」の愛好者だ。その平野氏のイラストコラムも見開き2ページで掲載されているので,お見逃しなく。
「この世界大戦がすごい!!
ハーツ オブ アイアン2 プレイレポート」
著者:徳岡正肇版元:ソフトバンククリエイティブ
発行:2007年9月15日
※発売日は地域によって異なる場合があります
価格:1890円(税込)
ISBN:978-4797344165
ソフトバンククリエイティブの情報/購入ページは「こちら」
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Hearts of Iron 2: Doomsday(C)Paradox Entertainment AB and Panvision AB. Hearts of Iron is a trademark of Paradox Entertainment AB. Related logos, characters, names, and distinctive likenesses thereof are trademarks of Paradox Entertainment AB unless otherwise noted. All Rights Reserved.
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