フランス生まれの新作FPS「The Crossing」，最新ムービーが公開に

　フランスのデベロッパArkane Studiosが開発中のFPS，「The Crossing」の最新ムービートレイラーが公開された。収録時間は1分32秒で，Gametrailers.comのムービー紹介ページでストリーミング配信されているほか，同じページからWMV形式（36.1MB）とQuickTime形式（39.0MB）のファイルをダウンロードできる。

　Arkane Studiosといえば，一人称視点のファンタジーアクション「Dark Messiah of Might and Magic」のデベロッパ。The Crossingには，Dark Messiah〜と同様，ValveのSourceエンジンが採用されているということで，注目すべきタイトルとなりそうだ。

　ムービーでは，無政府状態となり，暴力が支配する荒廃したパリの街並みが描かれており，銃で武装した若者達や，中世ヨーロッパ風の鎧に身を包んだ男達，特殊部隊の隊員などの姿を確認できる。
　ムービーの途中，「初のクロスプレイヤーFPS」（The First CrossPlayer - FPS EVER!），「シングルプレイヤーとマルチプレイヤーを融合させる」（FUSING SINGLEPLAYER WITH MULTIPLAYER）といったキャッチコピーが表示されることから，複数人でのプレイにストーリー要素を盛り込んだ作品なのではないだろうか。マルチプレイのCo-opモードとの違いが気になるところだ。

　そのほか，「NPCをプレイヤーキャラクターとして操作できる，初のFPS」とのキャッチコピーが表示され，一瞬にしてビルの上層にいる別のキャラクターになり代わり，そのまま地上まで飛び降りる（しかも無傷で）シーンもあり，何を意味しているのか興味深い。

　なお，本作の公式サイトは今のところオープンしていないが，公式フォーラムでは，熱心なファンによる情報交換が行われている。