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CPLが開発する対戦専用FPS,「Severity」の詳細が明らかに
海外ゲーム情報サイトFiringSquadに掲載された,開発メンバーTom Mustaine氏への電話インタビューによると,現在10人いる開発チームは,CPLと同じくアメリカ テキサス州のダラスに拠点を置いており,今後さらに人員を増やして20名程度にしたいと考えているとのこと。
オンラインのゲームトーナメントに特化したゲームを開発する計画はあったのだが,Mustaine氏がRitual Entertainmentを退社したことをきっかけに,「Severity」というプロジェクト名が決定したという。
Severityには,id Softwareが2000年に発売した「Quake 3 Arena」の,ネットワークやグラフィックス技術が使用される。今となってはクラシックとも感じる技術を使用するというのは,古いPCを使っているゲーマーでもプレイできるように配慮した結果とのこと。ベースはQuake 3 Arenaだが,もちろん,Severityの開発チームが独自に改良を加えるということだ。
また本作は,PC以外にもXbox 360でのリリースも予定されており,両者の間での対戦をもサポートすることになりそうだ。
ゲームトーナメントの主催団体であるCPLが開発するだけあり,ゲームのリリース後は,CPLの公式トーナメントなどでも採用されることとなる。そして実際の試合を,プレイヤー以外の人が観戦して楽しめるようにしたいと考えているあたりが,いかにもCPLらしいといえる。その一つとして挙げられているのが,Spectatorsモード(観戦モード)の充実だろう。試合の模様を観戦している人達が楽しめるように,ゲームのコメンテータにあたる人がカメラの視点を随時切り替えて表示させられるシステムが搭載されるという。
ゲームはまだ開発の初期段階で,2007年12月に行われるCPLのウインター・チャンピオンシップの開催時期あたりにPC向けのデモ版を発表し,2008年の中頃にフルゲームをリリースしたいと考えているようだ。(朝倉哲也)
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