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[韓国ゲーム事情#628]「熱血江湖オンライン2」(仮題)開発着手
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印刷2006/12/11 14:22

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[韓国ゲーム事情#628]「熱血江湖オンライン2」(仮題)開発着手

Kimの韓国最新PCゲーム事情#628

「熱血江湖オンライン2」(仮題)の開発に着手,2年後のオープンβテスト実施を目標(2006/12/11)

Text by Kim Dong Wook特派員

写真左から
Jeon Jin Soo氏(KRG SOFT社長)
Yang Jae Hyun氏(熱血江湖カートゥーンニスト)
Jeon Geuk Jin氏(熱血江湖ストーリー作家)
Kwon I Hyung氏(mGame社長)
 mGameは,子会社であるKRG SOFTと「熱血江湖オンライン」の原作者達が,「熱血江湖」についての拡張ライセンス契約を締結したことを発表した。

 この契約を通じて,KRG SOFTは,オンラインゲームのみにとどまらず,熱血江湖を利用したすべての著作物/コンテンツの商品製作/販売権まで確保することになった。中でも注目すべきは,同契約内に「熱血江湖オンライン2」(仮題)のライセンスが含まれていることだろう。同作は,オープンβテストを2年後に実施することを目標にしているとのことだ。ただし現在のところ,“開発着手”という情報以外,同作に関する具体的な内容はまったく公開されていない。

 mGameのKwon I Hyung社長はこの発表にさいして,「今回の契約により,熱血江湖オンライン後継作の本格的な開発にとりかかるきっかけができただけでなく,オンラインゲームを含めた多様なキャラクタービジネスを推進できるようになりました。熱血江湖に関連した多彩なコンテンツを開発し,オンラインゲームから始まるOSMU(One Source Multi Use)商品の代表的なキャラクタービジネスに成長させていきたいです」とコメントしている。

 熱血江湖オンラインは,日本国内でも2006年7月26日からサービスが開始されているため,ご存じの読者も多いだろう。ただ,その原作コミックの韓国での人気までは,知られていないかもしれない。実は,韓国の有名な週刊コミック雑誌で10年以上連載が続いており,単行本も300万部以上の販売を記録した大物コミックなのだ。
 原作の持つ抜群の知名度は,韓国初のコミック武侠MMORPGというスローガンを立てた熱血江湖オンラインが,加入会員数500万人,最大同時接続者数9万人という人気タイトルになった一因といえるだろう。また同作は,中国で38万人,台湾で9万人,タイでは4万人の同時接続者数を記録しており,とくに中華圏で高い人気を集めている。
 mGameの関係者は,「アジア市場での成功を基盤として,2007年には欧州/北米市場を含めた全世界の市場進出を本格化する予定」と述べている。

  • 関連タイトル:

    熱血江湖2

  • 関連タイトル:

    熱血江湖オンライン

  • 関連タイトル:

    熱血江湖SOCCER(旧題 熱血江湖Strikers)

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