［G★2007＃34］韓国の人気スポーツ“足球”をテーマにした「GongBak」がプレイアブル出展

　「G★2007」で，韓国の携帯電話事業者であるSK TELECOMのブースに，韓国で人気の高い球技“足球”（ジョック）を題材にしたカジュアルスポーツゲーム，「GongBak」がプレイアブル出展されていた。

　まず，簡単に足球について紹介しよう。これはすなわち中国語でいうサッカー……ではなくて，足と頭を使って相手のコートへボールをけり返すという韓国では非常にポピュラーな球技だ。セパタクローに似たイメージだが，足球はワンバウンドさせてから蹴っても大丈夫。テニスができるほどの広さの場所ならプレイできるといった感じで，気軽に遊べるスポーツとなっている。

　そんな足球をテーマにしたGongBakは，3対3で対戦が可能になっており，11点先取のマッチポイント制になっている。実際にプレイしたところ，操作は非常に簡単なものだった。足で蹴り返すということで，なんだか難しいそう？　と思うかもしれないが，テニスゲームのような感覚でプレイできるので，その手のタイトルをプレイしたことがある人ならすぐにコツを掴めるだろう。


　また，ワンバウンドで打ち返しても大丈夫なので，慌てず一呼吸をおいて打てる。これなら，ちょっとアクションが苦手という人でも楽しめるし，ボタンの長押しでパワー溜めて打ち込むと，相手が立っていられなくるような振動や，床を破壊するほどの強力なアタック攻撃ができるので，爽快感もなかなかのものである。ただし，狙いすぎると低い弾道になってネットに引っかかることも。狙うときに気をつける必要があるのは，どんな球技系のスポーツゲームでも同じというわけだ。

　現在，韓国ではFinalβテストが行われているとのこと。日本での展開については教えてもらえなかったが，今年行われたGCでは「こちら」の記事のように，日本でのサービスについても前向きに語られていた。なんらかの動きを期待したいところだ。