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「ゲームオンフェスティバル 2012」で行われた「AVA」の大会と,新ポータル「Pmang」のメディア向けプレゼンをレポート。「ArcheAge」や「ロードス島戦記」など新作のムービーも公開
そのほか会場では,同社のゲームポータル「ゲームチュー」が,2012年6月7日に「Pmang」と名前を変え,内容もリニューアルされると発表された。
本記事では,AVAのステージイベントと,会場でメディア向けに実施されたPmangのプレゼンテーションの模様をお伝えしよう。
「RED STONE」ステージイベント記事
「C9 [Continent of the Ninth]」ステージイベント記事
「AVA」の国際大会護衛部門は,日本のDeToNatorが実力を発揮し優勝!
実況/解説は,FPS実況解説者のmejikaさん(左)と,AVA運営プロデューサー 井上洋一郎氏(右)が担当した |
護衛部門では,以下の3チームがリーグ戦を戦った。なお,AVAの護衛部門で国際戦大会が行われるのは,今回が初とのこと。
Darkよっぴー選手
上海紅茶館選手
UnLucky.選手
Mchik選手
Det.Rauru選手
[Heat]BoA選手
[Heat]HOON選手
[Heat]LK選手
[Heat]DIVE選手
[Heat]Bold選手
0skill.Yu選手
0skill.Syr選手
0skill.qAk選手
0skill.oki選手
0skill.Lov選手
1回戦の日本代表対香港代表戦は,DeToNatorが先攻。DeToNatorは国内大会で培った裏取りやタイムコントロールのテクニックを駆使して香港0skillを翻弄し,わずか6分半前後で戦車を最終防衛ラインまで到達させる。
さらに攻守を入れ替えた後半戦ではDeToNatorのDarkよっぴー選手が活躍し,0skillはなかなか戦車を前進させることができない状態に。単純な撃ち合いでは勝る場面があった0skillだが,結局,戦車を第1防衛ラインまで到達させられず,DeToNatorの勝利となった。
2回戦の香港代表対韓国代表戦は,韓国ClanHeatが先攻。ClanHeatは韓国AVA爆破部門では2位という実力の持ち主で極めて殲滅力が高いが,0skillも負けてはおらず堅い守備を見せる。結果,ClanHeatの戦車は11分弱で最終防衛ラインに到達した。
しかし後半戦では,0skillのメンバーが停止した戦車の修理に固執して,逐一ClanHeatに倒されるという初歩的なミスを連発。残り時間2分30秒でようやく第1防衛ラインを越えるも,第2防衛ラインに到達できないまま時間切れとなり,ClanHeatが勝利を収めた。
国際大会初の護衛部門での優勝に,DeToNatorに選手達は喜びをあらわにしていた |
さらに後半戦では,ClanHeatの戦車が第3防衛ラインに到達する前に時間切れとなり,AVA初の国際大会防衛部門は,日本のDeToNatorが優勝を飾った。
もう一方の爆破部門では,以下の3クランが7ラウンド先取したほうの勝ちというルールで,リーグ戦を戦った。
Camisado選手
callman選手
鈴木みそ選手
粛清の嵐選手
A.F.O選手
vdk*選手
sB*選手
F0rman*選手
Oh.God選手
eNyo*選手
aLieNo.Six選手
aLieNo.Yao選手
aLieNo.Bow選手
aLieNo.Ree選手
aLieNo.Zhi選手
1回戦の日本代表対台湾代表戦は,Kopernixが先攻し,前半戦を3対3で終える。攻守を入れ替えた後半戦の11ラウンド目,台湾aLieNが6対4とリーチを迎えた中,Kopernixは,まず5人対3人という人数差を作り出し,慎重にラウンドをゲット。しかし流れを変えることはできず,12ラウンド目でaLieNがラウンドを取得し,勝利した。
2回戦の韓国代表対台湾代表戦は,韓国Astrickが先攻。aLieNは,3ラウンド目や5ラウンド目にに1on1の状態を制しラウンドを取得するなど,随所で粘り強さを見せる。しかし,試合全般で総合力の上回るAstrickが,最終的に7対3で勝利となった。
爆破部門で優勝した韓国Astrickの選手達。今回も世界王者の風格を見せ付けた |
互いにマッチポイントで迎えた最終ラウンドは両クランとも慎重なスタートとなったが,残り時間1分30秒を切った辺りからAstrickが得意の猛ラッシュであっという間に3人対一人の状況を作り出し,そのまま優勝を決めた。
Astrickと言えば,長らく韓国AVA爆破部門の王座に君臨するクランであり,これまでも何度か来日して日本のトップクランとの戦いを披露している。当初,Astrickに手も足も出なかった国内トップクランが,負けたとはいえ,こうしていい勝負ができるまでになった背景には,ここ数年の10〜20代を中心としたオンラインFPSの隆盛が挙げられるだろう。その盛り上がりの牽引役となったAVAの今後にも,期待したいところだ。
ゲームポータル「ゲームチュー」が「Pmang」へとリニューアルに
ゲームオン 新倉敬二郎氏 |
新倉氏いわく,ゲームオン設立10周年となる2011年にリニューアルの実施を予定していたが,東日本大震災などの影響で延期されていたそうだ。
このリニューアルは,PCだけでなくスマートフォンなどのモバイル端末を含めたオンラインゲームビジネスを展開するべく企画されたものだ。またゲームオンの属するNeowizグループがプラットフォーム事業統一とも目的が合致していたことから,今回の実現に至ったと,新倉氏は語る。したがって今後,日本/韓国/北米/アジア諸国で展開しているNeowizグループのプラットフォームは,Pmangで統一されることとなる。
新倉氏は今回のリニューアルのメリットとして,まず韓国/北米における豊富な開発リソースを利用できるようになることを挙げる。もちろんその中にはモバイル向けコンテンツも多数あるとのことだ。ゲームオンではこれまで3つのiOS向けタイトルをリリースしているが,今後はNeowizグループの豊富なタイトルを遊べるようになるというわけである。
またPmangでは,PCオンラインタイトルにも引き続き注力していくとのことで,具体的なタイトルとしてNeowiz開発のオンラインRPG「清風明月(仮)」,ゲームオン開発のPCブラウザゲーム「ロードス島戦記 -伝説の継承者-」,サードパーティ開発の「KRITIKA」「ArcheAge」(いずれも仮称)をサービス予定であることが紹介された。
ちなみに現在のゲームチューユーザーは,2012年6月7日からそのままPmangユーザーへと移行し,アカウントなども引き続き利用可能だ。そのあと2012年中は,Pmangにはプラットフォームとしてのさまざまな機能が追加されていく予定となっており,そのロードマップは追って発表される。最後に新倉氏は,今後のPmangの展開に期待してほしいと意気込みを見せていた。
会場で公開されたムービー
- 関連タイトル:
Alliance of Valiant Arms
- 関連タイトル:
S4 League
- 関連タイトル:
ロードス島戦記 -伝説の継承者-
- 関連タイトル:
KRITIKA
- 関連タイトル:
ArcheAge
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