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流行りのCo-opモードも実装! オンラインFPS「AVA」の今後について運営スタッフにアレコレ聞いてきた
押し寄せる暴徒の群れをなぎ倒せ! 「Prison Break:生存(Survival)」
9月16日に実装された「生存(Suevival)」は,アップデートトリロジー1番目の要素で,次々と押し寄せる捕虜を倒し続け,何体倒せるか,何分生き延びられるかを競うモードだ。大量の暴徒を片っ端から撃ちまくる楽しさは,ストイックな対戦では味わえないだろう。
ハイスコアを出すコツは,仲間との協力もさることながら,やはり集中力を持続されせることだという。後半になると,出現する暴徒の数がどんどん増えていき,リロード中などのちょっとしたスキに攻撃され,そのまま味方が総崩れしてしまう,とのこと。
ちなみに,韓国でのランキングトップのKill数は1万1000ほど。参考までに日本サービス運営スタッフが記録したスコアを聞いてみたところ,2000くらいだという。韓国プレイヤー恐るべしといったところか。
今回お話を聞いた,Gameonオンライン事業本部 Alliance of Valiant Arms プロデューサーの井上洋一郎氏 |
そもそも「Prison Break」はFPSのコアユーザー以外の層を対象にして開発されたもの。FPS初心者にありがちな「わけが分からないまま倒されたからやめた」という状況を回避するため,FPS=対戦という図式を取り払い,NPC相手のCo-opモードでFPS独特の操作に慣れ,協力して敵を倒す楽しさを知ってもらおうという狙いがある。
もっともNPC相手とはいえ,各ミッションのクリアタイムやKill数によるランキングが公式サイトに掲載されるため,編成や連携を突き詰めて,上位を目指すという楽しみ方もできる。
ヘリコプターまでたどり着き基地から脱出せよ!「Prison Break:脱出(Escape)」
リアルタイムな状況判断と連係プレイがカギとなるため,井上氏はボイスチャットの使用を推奨している。ラジオチャットなどで簡易的な通信はできるものの,やはりキーボード操作と同時に意思を伝えられるボイスチャットは欠かせないだろう。
戦車を規定ポイントまで護衛せよ! 護衛モードの新マップ「Scorpion」
護衛モードに寄せられる意見に「上級者と対戦するとすぐにやられてしまう」というものが多かったという。プレイヤーの腕を競うFPSではある程度は仕方ないが,戦車を護衛して指定ポイントまで進むモードなのに,戦車を少しも進めることなく負けた,という状況などがかなり多いそうだ。そこで,追加される新マップは,建物など遮蔽物の配置や護衛ルートを極力シンプルにしているという。交戦ポイントが分かりやすいため,どこを重点的に護るか,監視するかなどの判断が容易になっている。これらは,「何をすればいいか分からない」という状況をなくすための配慮だ。このマップで護衛モードの基本を覚えて,ほかのマップにも挑戦してほしい。
トリロジー実装後もさらに続くAVAのアップデート
AVAは対戦がメインとなるゲームなだけに,各種の大会に力を入れていくという。春に行った前回の大会が好評を博しており,次回の開催を計画しているそうだ。アーケードの格闘ゲームなどで日頃から行われている,上級者同士のプレイを観戦し,そして自分もそこに参加するように,気軽に競い合える環境を作るのが目標だという。プレイヤー主導で行われている大小さまざまな大会も大歓迎で,公式サイトで気軽に登録,告知できるような,運営としてサポートする体制を整えていく予定だ。
さて,プレイヤーならご存じのとおり,2009年6月24日に実施されたアップデートにバグがあり,各プレイヤーの所持ユーロ(ゲーム内通貨)が2倍になるという事態が発生した。それに対しゲームオンは,7月3日にプレイヤー全員から誤って追加したユーロを回収したのち,課金者のみに返還した。この対応はプレイヤーに不評で,多くのプレイヤーがAVAから離れてしまったという。
「Alliance of Valiant Arms」公式サイト
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