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[TGS 2006#09]NHN Japanブースで行われた「メテオスオンライン」「AngelLoveOnline」のサービス提供に関する発表会レポート
東京ゲームショウ2006のNHN Japanブースで,今回の提携に関する発表会が行われたので,その模様をお届けしよう。
最初に,NHN Japan取締役副社長の森川亮氏がステージに登場。「現在,日本でサービスされているオンラインゲームの多くは韓国で開発されたタイトルですが,私達としては,日本の優れたタイトルも提供していきたいと考えていました。
メテオスオンラインは,ニンテンドーDS用のヒットタイトルで,女性の人気も高いメテオスのオンライン版です。ハンゲームには女性会員が多いので,支持を受けることでしょう」と述べた。
次に,キューエンタテインメントの代表取締役CEOを務める内海州人氏がステージに上がって挨拶した後,同氏とNHN Japanのゲームアライアンス事業部 事業部長を務める瓜生貴士氏によるトークセッションが行われ,メテオスオンラインがハンゲームで提供されるにいたるまでの経緯などが明かされた。
両氏はもともと,以前勤めていた会社の上司(内海氏)と部下(瓜生氏)という間柄で,以前から「世間があっと驚くようなオンラインゲームを提供しよう」といった言葉が交わされてきたとのこと。そのような二人の会話が,今回の提携の発端になっているわけだ。
とはいえ,知り合いだからという理由でハンゲームでの提供が決まったわけではもちろんない。NHN Japan社内で厳しい審査が行われており,瓜生氏がダメ出ししたこともあったそうだ。このことについて内海氏は,「かつて部下だった人からダメ出しされ,複雑な思いを味わった」と述べ,苦笑していた。
また瓜生氏は,メテオスオンラインの提供を決めた理由について,「ハンゲームのサービス会社として,従来のコンテンツではリーチできないお客様を集められるコンテンツが欲しかった」と説明した。
本作はチーム戦を意識した作りになっており,「2 on 2」「3 on 3」などのモードを搭載している。また,対戦相手の状況が逐次表示されるようになっており,アイテムを使ったときに対戦相手に与えた影響を即座に確認できる。本作には,さまざまなアイテムが登場するので,ムービーを見ているだけでも,非常にテンポよくゲームが進行している印象を受けた。
その後,本作の特徴の一つである,プレイヤーキャラクターのカスタマイズ性の高さが紹介された。それぞれのキャラクターには,アイテムを装着する部位が10か所用意されており,装着したアイテムの種類により,キャラクターの動きと声がさまざまに変化する。
その例として,ヒップホップ風のアイテムを装着した様子が示されたのだが,確かにキャラクターの歩き方が「それらしい感じ」に変化しているようで,なかなかユニークだった。
サービス開始時期について,内海氏と平井氏は「2006年内には開始したい」と述べ,瓜生氏からも念を押されていた。本作に期待している人は,プレイできるようになる日を楽しみにしよう。
本作の国内サービスが最初に発表されたときには明らかにされていなかったが(関連記事),キューエンタテインメントが本作の日本国内配信権を持っている。メテオスオンラインと共に,NHN Japan側にハンゲームでのサービス提供を打診したということなのだろう。
瓜生氏も当初から,そのコミカルな絵柄が気に入り,「早くプレイさせて」と内海氏に要望していたそうだ。
4Gamerにも,ChinaJoy 2006での本作のレポート記事と,ムービー紹介記事を掲載しているので,それらを確認してどのようなゲームかをイメージしてほしい。
ハンゲームでの提供が決まったメテオスオンラインとAngelLoveOnline。両タイトルについては,まだ明らかにされていない点も多いので,続報を楽しみにしてほしい。(山)
- 関連タイトル:
メテオスオンライン
- 関連タイトル:
AngelLoveONLINE
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