ムービー
[GC 2006#112]めったに見られない「Enemy Territory:Quake Wars」の直撮りプレイムービー(高解像度版)を4GamerにUp
2005年のE3で突然発表された「Enemy Territory: Quake Wars」は,ETの高いプレイアビリティはそのままに,その舞台をQuakeの世界に移したものだった。ドイツ軍とアメリカ軍の戦いを凶悪なエイリアンStrogg(ストログ)と地球防衛軍(Global Defence Force)との戦いに置き換え,それをDOOM 3のグラフィックスエンジンで表現したものだ。
とはいえ,制作発表以来,出てくる情報は非常に少なく,スクリーンショットやムービーが限られたサイトからわずかに発表される程度だった。その年のQuakeConでもほとんど触れられることがなかったと記憶している。
そんな状況がやや変わったのは2006年のE3からだ。E3開催直前に行なわれたプレスカンファレンスでは,そのルールや兵科の詳細などが,またパブリッシャであるActivisionのブースでは,来場者に実際にマルチプレイ対戦を行なわせてくれたのだ。しかし,相変わらず情報についてのガードは固く,いずれも撮影は厳禁。公式サイトにも掲載されているプロモーションムービーの撮影だけが許されていた。
これまで明らかになったルールやゲーム内容については稿を譲るが,したがって,今回GCで撮影したプレイムービーは,おそらく日本のゲームメディアとしては初のものとなるだろう。
お伝えしたように,これはGC会場のActivisonブースで行なわれていた来場者による対戦イベントを撮影したものだ。プレイしているのは4Gamer取材班ではなく,対戦を盛り上げるために加わっていたSplash Damageのスタッフであり,「だから」というのも悲しいが,さまざまな兵器を使いこなし,スピーディな展開を見せてくれる。新技術である「メガテクスチャ」を活用した美しい地形描写は,これがDOOM 3と同じエンジンを使用しているのかと思わせるほどだ。
内容としては以前掲載したものと同じだが,高画質でエンコードし,さらに収録時間もずっと長く,トータルで約15分にも及ぶ。前回掲載したムービーを見た人も,併せてダウンロードしてほしい。(松本隆一)
■プレイムービー1のダウンロードは「こちら」(4分35秒:195MB,WMV)
■プレイムービー2のダウンロードは「こちら」(4分38秒:204MB,WMV)
■プレイムービー3のダウンロードは「こちら」(4分08秒:182MB,WMV)
- 関連タイトル:
エネミー・テリトリー クエイク・ウォーズ 英語版日本語マニュアル付
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