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印刷2016/10/19 15:00

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「Prey」のアニメ風最新トレイラーが公開。米ソが地球外生物の共同研究を行い,ケネディ大統領が暗殺事件から生き延びた世界で何が起こったか

 Bethesda Softworksは,2017年内に発売予定の1人称視点アクションアドベンチャー「Prey」PC / PS4 / Xbox One)のアニメ風最新トレイラーを公開した。
 この映像は,未来の医療研究企業TranStar Corporationの極秘資料の一部という設定で,ゲームの舞台となる2030年代に至るまでの架空の歴史が描かれている。


 その始まりは1958年。ソビエト連邦が打ち上げた電波測定衛星「Vorona 1」の通信が途絶え,その原因を究明するべく送り込まれた宇宙飛行士が「Typhon」と名付けられた宇宙生命体に襲われるという事件が発生した。手に負えないと考えたソビエトは,1963年にケネディ米大統領に助けを求め,米ソによる共同研究「Kletka」プログラムがスタートする。

 しかし,その協力体制は長く続かず,暗殺事件を生き延びたケネディ大統領がKletkaプログラムを独占。その後,20年以上にわたり,米国は宇宙ステーションを拡大させて,本格的な研究を行った。

 1998年には,研究者がTyphonに殺害される事件が発生して,プロジェクトが中断。長らく見捨てられていた宇宙ステーションはTranStarに引き渡され,最新鋭の研究施設「Talos I」と命名されることになる。地球外生命体の研究は莫大な投資によって5年も経たないうちに実を結び,Typhonの能力が人類にも利用できるという成果が出始めた矢先,再びTalos IはTyphonに乗っ取られてしまうことになる。

画像集 No.002のサムネイル画像 / 「Prey」のアニメ風最新トレイラーが公開。米ソが地球外生物の共同研究を行い,ケネディ大統領が暗殺事件から生き延びた世界で何が起こったか

 こちらの記事で紹介しているムービーでは,本作の主人公であるモーガン・ユウが,目の充血を気にしているような素振りを見せていた。どうやら彼はTranSterの行っていた人体実験の被験者で,それによって開花し始めた能力を買われ,Talos I内部の状況把握のために派遣されることになるようだ。

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 どこか「バイオショック」を連想させるようなアール・デコ風のアートワークが散りばめられている本作。開発元のArkane Studiosは,ゲームのアートスタイルに「ネオデコ」と名付けている。アクションだけでなく,そういったディテールまでじっくりと楽しめる作品になるようで,期待できそうだ。

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