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南北戦争を題材にした「Forge of Freedom」,この夏登場
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印刷2006/07/25 16:53

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南北戦争を題材にした「Forge of Freedom」,この夏登場

 マイペースでコアユーザー向けのシミュレーションを販売し続けるニューヨークのパブリッシャ,Matrix Gamesはアメリカ時間の7月25日,「Forge of Freedom」を2006年夏から秋までに発売すると発表した。価格は未定。
 Forge of Freedomのテーマは「アメリカ南北戦争」で,プレイヤーは南部連合(南軍)もしくは連邦軍(北軍)の司令官となって,戦闘や経済,外交などを切り盛りしつつ勝利を目指す。開発元はWestern Civilization Softwareで,ここはナポレオニックを扱った「Crown of Glory」でウォーゲームファンから高い評判を得たデベロッパ。Forge of Freedomは,そのCrown of Gloryのゲームエンジンを使用しているが,外交や経済などのシステム面で改良が加えられ,より複雑で面白いものになっているとのことだ。
 列車による移動,潜水艦による船舶への攻撃,そして海上封鎖など,南北戦争では,戦争の歴史におけるエポックメイキングな出来事がいくつも起こっており,それらもゲームの重要な要素として取り入れられている。将軍や知事,政治家など実在の人物が1000人以上用意され,戦史に沿ってゲームに登場してくるなど,データもかなり豊富なようだ。

 南北戦争という,軍事史的には面白いがゲームとしてはやや馴染みの薄いテーマを扱い,ゲームシステムもオーソドックスなターン制を採用。さらには,下にあるようにゲーム画面も比較的地味な雰囲気ではあるものの,こうした新作がコンスタントにリリースされる欧米のPCゲーム状況は,ちょっとうらやましいと思う。続報が入り次第,お伝えしよう。(松本隆一)

  • 関連タイトル:

    Forge of Freedom: The American Civil War

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