ニュース
[GC 2006#86]異色RTS「Heavy Duty」&海戦アクション「PT-BOAT」。Akellaブースレポート
■Heavy Duty
本作は,一般的なRTSのように部隊全体をコントロールできるのは当然として,一つのユニットだけをアクションゲームの要領で,直接操作できるようになっているのが特徴。飛行ユニットを直接コントロールしてもらったが,操縦中の画面はフライトシムのような感じで,画面真ん中の照準に敵機を合わせて攻撃を行っていた。
また,複数のユニットを同時に搭載して運べる,戦艦タイプのユニットも追加されていた。戦闘の状況に合わせて搭載するユニットを選択するといった戦略的な幅も広がったようだ。
マップ上に配置されているオブジェクトすべてが破壊可能という点も面白い。一見なんの関係もなさそうな建物を攻撃し,その結果,道を塞いで相手の進軍を遅らせるといった戦い方も可能だ。通常のRTSとは一味違った戦術を編み出せそうである。
なお,ヨーロッパでの発売は,2007年の春頃が予定されている。
■PT-BOAT
戦いの舞台は黒海,バルト海,北海の3か所で,ミッションごとに与えられる船を操縦して目的達成を目指す。船の操縦をAIに任せ,攻撃だけに集中するといった戦い方も可能だ。
各船は,攻撃された場所により受ける影響(損害)が異なり,エンジン部分へのダメージが大きくなれば,止まってしまうこともある。単純にダメージが累積されていき,一定値に達した場合に破壊されるという計算方法ではないのだ。つまり当たりどころが悪ければ,あまり攻撃を受けていないにもかかわらず,沈むこともあるというわけ。
また現在,ソ連軍とドイツ軍のみしか扱えないが,今後,日本軍やアメリカ軍などを追加する予定もあるとのこと。使用できる船や場所が増えれば,単純にゲームのボリュームが増すことになる。現在発表されているリリースには一切書かれていないが,大和などの参戦を期待しつつ続報を待とう。
- 関連タイトル:
Heavy Duty
- 関連タイトル:
PT-BOAT
- この記事のURL:
キーワード
COPYRIGHT(C)1993-2006 AKELLA
(C)AKELLA 2006