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11月10日発売,工画堂「パレドゥレーヌ」の最新画面とゲームシステム
ゲームの基本的な進行はターン制で,全48ターンから成る。プレイは1年間なので,1ターンは7〜8日ほど……というよりも,4ターンで1か月と考えたほうが分かりやすいだろう。そうしたわけでターン内の行動には,
■自由行動
■税率変更(4ターンに1度)
■予算投資(4ターンに1度)
■騎士配置
■騎士運用
■報告
という風に,4ターンに1回だけ発生する項目があるのだ。
「自由行動」フェイズには,政務の準備をしたり,服やアクセサリを閲覧したりできる。メイン画面の右上に配されたパレットで,左上にある「政務」ボタンをクリックすると次のフェイズに移行する。通常のターンなら「騎士配置」で,月初のターンであれば「税率変更」フェイズである。
「税率変更」フェイズは月初のみ,つまり4ターンに1回だけめぐって来る。税率は3段階に設定でき,重税を課せばもちろん税収は増えるものの,領民が不満を持つのは必然である。続いて,同じく1か月に1度のみの「予算投資」フェイズでは,5分野用意された事業に投資を行い,収益を強化できる。
プロットに応じた騎士の行動や,情勢の変化によるイベントの発生がプレイヤーに示されるのが「報告」フェイズだ。配下の騎士を使って,自派が有利になるよう政治宣伝を行ったり,「挑戦」コマンドを使って,配下の騎士に決闘を挑ませたりといったプロットの結果が,ここで報告される。ちなみに決闘は申し込んだターンの次のターンに処理され,勝利すれば相手領主は自派を支持するようになる。
また,領地が持つ「情報」パラメータの値が低いと,ほかのパラメータが見られないなど,国家運営ゲームとして合理的かつ芸の細かいギミックも盛り込まれているのだ。
サウンドトラックCD(5.p.bから11月25日に発売)やノベライズ作品(コナミデジタルエンタテインメントから12月に発売予定)のリリースも決まった本作。工画堂スタジオ初の女性向けタイトルかつ,あまり前例を聞かない国家運営シム&恋愛ゲームということで,いったいどんなプレイ感覚で,どの水準のプレイバランス調整が行われるのか,非常に楽しみではある。発売予定日は11月10日と,もう少し先のことではあるが,順次続報をお届けしていきたいと思う。(Guevarista)
- 関連タイトル:
パレドゥレーヌ
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