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[韓国ゲーム事情#526]今度はオンラインバレーボールゲーム
オンラインバレーボールゲーム「Spike」が話題に(2006/4/18)
Text by Kim Dong Wook特派員
エクストリームバレーボールをコンセプトに,MARVEL QUESTが開発した「Spike」がそれだ。本作では,近日中にクローズドβテストが行われる。
Spikeは,正統なバレーボールではなく,アメリカなどで人気を集めている都市型スポーツ,エクストリームバレーボール(ストリートバレーボール)を題材にしたタイトル。オンラインで気軽に楽しめるバレーボールゲームとしては,世界初の試みかもしれない。
得点方法は,通常のバレーボールとはずいぶん異なっている。選手がボールをタッチ(サーブ,レシーブ,トスなど)するたびに1点ずつポイントが累積していき,最終的にスパイクを成功させると,最大20点の累積ポイントを一気に獲得できる。勝利条件は99点先取だが,プレイ時間はそう長くならないようだ。
なお,このルールの採用により,既存の多くのスポーツゲームのように,得点差が大きくなっても最後まで逆転の可能性が残る。そのため,プレイヤーは試合終了まで気を抜くことができない。
また,本作ではオンラインゲームの長所である,協力プレイを非常に重視している。レベルが低いチームでも,全員が協力プレイ用スキルを習得していれば,セッターポジションのプレイヤーがスキルを発動し,残り二人のプレイヤーもタイミングよくボールにタッチするだけで,パワフルなクイック攻撃やスパイクを決められる。
協力プレイ用のスキルは今後,本作のコミュニティ性強化にも大きく役立ちそうだ。
本作の開発にあたっているのは,16人のスタッフ。2004年10月に開発をスタートして以来,現在ではほぼオープンβテストが可能な水準まで出来上がってきているという。
気になるサービススケジュールは,同社の関係者によると「韓国内の大手パブリッシャはもちろん,日本や中国のパブリッシャともサービスについて協議中です。スケジュールは,近日中に公開できるでしょう」とのことだ。
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