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[韓国ゲーム事情#842]DRAGONFLY,「Kingdom Under Fire Online」を開発中
DRAGONFLY,開発中の「Kingdom Under Fire Online - Avalanche」の情報を公開(2008/1/29)
これは,先ほど別のニュースでお伝えした「Kingdom Under Fire II」とは異なる作品である。
Kingdom Under Fire Onlineのジャンルは,アクションシューティングで,広い視野を確保できる三人称視点と,ゲームの世界に没頭しやすい一人称視点を切り替えながら楽しめるという。
DRAGONFLYは,過去に「KARMA ONLINE」や「SPCIEAL FORCE」といった人気FPSを開発してきた実績があるため,業界内での注目度がここにきて高まってきている。
世界観はもちろん,Kingdom Under Fireシリーズを踏襲。人間と魔族の戦いを描いたストーリーを,PvPで楽しめるという。
なお,本作には戦士,弓手,魔術師といったクラスが存在するものの,キャラクターを成長させるためにモンスターを狩ったりする必要はない。プレイヤーは,固有の武器とスキルが設定されたキャラクターでPvPをプレイしながら,合成システムで生産できるオリジナルの武器や防具を装備させたり,スキルを強化していくことで,キャラクターの個性を際立たせていくことになるのだ。
また,キャラクターは人間か魔族のどちらかの陣営に所属することになる。両陣営は常に対立しているため,必然的に戦闘を強いられるというわけである。これにより,プレイヤーは陣営に所属している実感と,ゲーム内でほかのプレイヤーと協力する動機も得られるのである。
PvPのアリーナモードは,1人vs.1人から16人vs.16まで対応しており,勝利するためには戦略や協力プレイが不可欠であるそうだ。
ちなみに,両陣営には攻撃型NPCなども存在する。プレイヤー同士の戦闘中に,NPCが攻撃をしかけてくることもあるので,戦闘時の緊張感はより強くなるだろう。
今後は,チームプレイを円滑に進めるための攻撃補助型クラスや,爆破戦をはじめとしたさまざまなゲームモードも追加される予定。
一方,DRAGONFLYのPark Chul Woo社長は,「私達は『Kingdom Under Fire Online - Avalanche』の開発を通じて,コンシューマゲームをPCオンラインゲーム化するためのノウハウを着実に蓄積しています。数年のうちには,コンシューマゲーム王国である日本市場にも進出し,日本のゲーマー達から認められたいです」と語っている。
- 関連タイトル:
Kingdom Under Fire Online: Age of Storm
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