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[E3 2006#006]スタントや特殊効果より“フリーカメラモード”が嬉しい拡張パック「The Movies:Stunts&Effects」
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印刷2006/05/11 01:04

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[E3 2006#006]スタントや特殊効果より“フリーカメラモード”が嬉しい拡張パック「The Movies:Stunts&Effects」

 E3 2005では,映画制作&スタジオ運営シミュレーション「The Movies」についてお伝えしたが,E3 2006では,その初の(最後の?)拡張パックとなる「The Movies: Stunts & Effects」が展示される。

 本作は,2006年6月1日に欧米で発売予定。発売まで間のない新作タイトルは,E3では紹介されないことも多いが,2006年5月8日に行われたActivision Publishingのプレス発表会では,本作も1コンテンツとして紹介された。
 Stunts & Effectsというサブタイトルからも分かるとおり,今回の拡張パックは,「スタント撮影」と「特殊効果」に関する施設やシーンなどを追加するというもの。簡単に言うと,より過激なアクションと,より過激な演出が追加される拡張パックだ。



 今回新たに追加されるセットのシーンには,俳優に危険が伴うものが含まれている。そういったシーンに通常の俳優が挑むと,新要素「怪我」を負ってしまうことがあり,この場合は新施設「病院」で治療する必要が生じてしまう。
 そこで「スタントマン」の出番だ。スタントマン専用の施設で彼らを雇い入れ,スタント訓練用の施設でスキルを上げさせ,「オリジナル脚本室」の主演と助演を決める初期画面で,それぞれの出演俳優に対するスタントマンを設定する。こうしておくことで,ビルから飛び降りたり,自動車同士がクラッシュして中から人が飛び出したりといった,危険極まりないシーンが使用可能になるのである。



 もう一つの要素「エフェクト」は,特殊効果を使用するセットやシーンが数多く追加されるというもの。ビルが火事になったり,宇宙戦艦やUFOがビームを発射したり,ミニチュアの街を巨大怪獣が壊したりといった新たなシーンが追加される。



■カメラ位置が自由に!
 正直,これらの収録内容に関してピンと来ないThe Moviesファンは,結構多いのではなかろうか。確かに面白そうではあるが,それだけではあまりにも物足りないと感じてしまうことだろう。

 ところが今回の拡張パックには,もう一つ重要な新要素が追加される。それが“フリーカメラモード”こと「Free Cam」だ。
 上級用ムービーメーカーの撮影シーンには,カメラ視点とフリー視点を切り替えるアイコンが画面右にあるが,ここにもう一つのアイコンが追加され,クリックするとフリーカメラモードが起動する。

 これはFree Camの言葉どおり,プレイヤーが自由にカメラを操作して位置を決められるモード。これまでカメラアングルはシーンごとに固定だったが,この拡張パックでは好きな位置に好きなアングルでカメラを配置し,タイムテーブルに合わせてカメラを移動させながら撮影できるようになった。
 実際にThe Moviesをプレイした人なら分かると思うが,自分だけのオリジナル映画を撮りたいと思った場合,どう考えても必要だったモードである。

 この拡張パック,今回のプレス発表会では日本語版の発売予定については(当然ながら)アナウンスされておらず,非常に気になるところ。追って調査していくので,Moviesファンはお楽しみに。(Kawamura)

  • 関連タイトル:

    The Movies: Stunts & Effects

  • 関連タイトル:

    The Movies 日本語版

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