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「Apple M4」シリーズ搭載の「Mac mini」が登場。大幅な小型化で手のひらサイズを実現
11月8日の発売を予定し,製品ラインナップと税込価格は以下のとおり。
●Apple M4 Pro搭載モデル
- メインメモリ容量:24GB,内蔵ストレージ容量512GB,21万8800円から
- メインメモリ容量:16GB,内蔵ストレージ容量256GB,9万4800円から
- メインメモリ容量:16GB,内蔵ストレージ容量512GB,12万4800円から
- メインメモリ容量:24GB,内蔵ストレージ容量512GB,15万4800円から
Mac miniの発表に合わせて発表となったApple M4 Proは,最大14コアのCPUと最大20コアのGPUを組み合わせたSoCだ。
Appleによると,2023年1月に登場した「Apple M2 Pro」と比較して,CPUコアは1.6倍,GPUコアが1.5倍と大幅な性能向上を実現したという。加えて,前世代の「Apple M3 Pro」と比べて,メモリ帯域幅が1.75倍に広がっている。これにより,3D画像のレンダリング速度が高速化するほか,DTMソフトウェアでも多くのより多くのプラグインを扱えるようになるとのことだ。なお,標準搭載のApple M4 Proは,CPUが12コア,GPUが16コアのモデルとなる。
一方のApple M4は,すでに「iMac」や「iPad Pro」,「iPad Air」(関連記事)の2024年モデルに採用されているSoCだ。新型Mac miniに搭載するのは,CPUとGPUがどちらも10コアのモデルで,2022年登場の「Apple M2」と比べて,1.6倍のCPU性能と1.4倍のGPU性能を備える。
いずれもAI処理用のNPU(Neural network Processing Unit)を内蔵しており,Apple独自のAI機能「Apple Intelligence」を利用できるのもポイントだ。
SoCの刷新により,インタフェース類も最新世代へと切り替わった。いずれのモデルも前面にUSB 3.0 Type-C×2,3.5mmミニピンヘッドフォン端子×1を,背面にHDMI出力,Gigabit Ethernet対応有線LANポートを備える。
さらに,Apple M4 Pro搭載モデルは,Thunderbolt 5×3,Apple M4搭載モデルでは,Thunderbolt 4×3を備えており,6K解像度のディスプレイを複数台接続可能だ。
AppleのMac mini製品情報ページ
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