dynabook Satellite WXW グラフィック強化モデル
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NVIDIAによるノートPC向け新GPU(グラフィックスチップ)
「GeForce 8700M GT」の発表を受け,東芝は同GPUを搭載した新製品
「dynabook Satellite WXW グラフィック強化モデル」(以下Satellite WXW)を発表した。東芝の直販サイト
「東芝ダイレクトPC by Shop 1048」ではすでに受注を開始しており,価格はメインメモリ2GBモデル「PAWW79CLN20W」が23万4800円(税込),同1GBモデル「PAWW79CLN10W」が21万9800円(税込)となっている。
ロスト プラネット以外に,「リネージュII」の推奨も取得している。なお,両タイトルのゲームCD-ROMなどは付属しない
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メインメモリ以外のスペックに違いはないので,以下2モデルをまとめて見ていくことにするが,「Windows Vista Home Premium」を搭載するSatellite WXWは,カプコン製のアクションシューティング
「ロスト プラネット エクストリーム コンディション」(以下ロスト プラネット)推奨PCとなるほどの高いスペックが最大の特徴だ。GeForce 8700M GT(グラフィックスメモリ256MB,TurboCacheによりメインメモリ2GB時に最大1023MB)を搭載し,ロスト プラネットをDirectX 10モードで実行可能。CPUは「Core 2 Duo T7300/2GHz」(L2キャッシュ容量4MB)を搭載し,ReadyBoost/ReadyDrive用キャッシュメモリ「Intel Turbo Memory」(容量1GB)も内蔵する。HDD容量は120GB(回転数5400rpm)だ。
ディスプレイは17.1インチワイドタイプで,解像度は1680×1050ドット。サウンド周りでは,「harman/kardon」ブランドの4.1chスピーカーシステムを内蔵するほか,サウンドAPIとしては2chサウンドソースをマルチチャネルにアップミックスする「Dolby Pro Logic II」や,ヘッドフォンでバーチャルサラウンドサウンドを実現する「Dolby Headphone」,同じく2chスピーカーシステムでバーチャルサラウンドサウンドを実現する「Dolby Virtual Speaker」に対応するのも特徴といえる。
Satellite WXWの外部インタフェース一覧。上段が正面と背面,下段は左右側面となる。デジタルYCbCr&RGB(HDMI)出力を持つことや,USB 2.0が標準で6ポート用意されるあたりもポイントだ
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天板のイメージは落ち着いた印象
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ネットワーク周りだと,有線LANは1000BASE-T対応である一方,無線LANは「Intel Centrino Duo Processor Technology」対応モジュールで最も安価な「Intel PRO/Wireless 3945ABG」搭載で,さりげなくコストダウンされているあたりは少々気になる。とはいえ,代わりに(?)130万画素のWebカメラや指紋認証デバイス,6種類のメディアに対応したカードリーダーを搭載するなど,全体的に見れば,コストとスペックのバランスは良いほうだ。
大手メーカー製PCらしく,山ほどのアプリケーションがプリインストールされる。この点に閉口する人はいるかもしれないが,3D性能重視でノートPCを選択するのであれば,Satellite WXWは有力な選択肢の一つとなるだろう。(佐々山薫郁)
●dynabook Satellite WXW グラフィック強化モデルの主なスペック(※リリースより)
※画像をクリックすると別ウインドウで拡大表示します。拡大画像は縦2500px超という非常に大きなものなので,注意してください
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